名刺作りのマナー☆ビジネスでも通用する7つの基本

名刺作りのマナー☆ビジネスでも通用する7つの基本
名刺作りのマナー、意識していない方も多いですよね。ひと昔前とは違い、近年では副業をする方々も多く、しかも子育て真っ只中のママ達さえ、自己紹介のための名刺を作る時代。名刺作りのマナー、実は印象を決定付ける、大切な要素です。

現代、名刺は自分をアピールするツール。他とは違うデザインも多くなりました。最近では顔を覚えてもらうために、似顔絵がデザインされている名刺も、個人用に限らず、企業でも多くなっています。

さらに名刺作りのマナーに倣うことで、印象操作だけではなく、高齢の方々にも読みやすい、などの配慮も自然にできるのです。

皆が気軽に名刺を作る現代、自分らしいオリジナル名刺でありながらも、名刺作りのマナーにも倣った、第一印象の良いものを作りたいですよね。そこで今回は、印象の良い名刺を作るための、名刺作りのマナーをお伝えします。

 

名刺作りのマナー☆
ビジネスでも通用する7つの基本

 

記載内容を決める

冒頭でもお伝えした通り、名刺は自分をアピールできるツール。相手に自分を知ってもらうために何を記載するのか、考えてからデザインしたいもの。紙面が狭いので、よく考えを練っておくことは重要です。

【 名刺作りのマナー:記載内容 】

★ 相手が欲しい情報は何かをよく考えて、記載漏れがないようにしてください。

・ 具体的には、名前・ふりがな・住所・電話番号・メールアドレス・会社名・所属部署が基本。何かが漏れていないか、誤字脱字がないか、しっかりチェック!

さらに短い言葉で簡潔に、どのような事業内容かが分かりやすく書かれていると、印象に残りやすい名刺作りのマナーとなります。

 

正しいサイズの名刺を作る

サイズの点で冒険をする人は少ないのですが、アピールが行き過ぎると「持ち歩き難い」名刺になりがち。

【 名刺作りのマナー:サイズは大事 】

★ 日本での名刺のサイズは、55mm×91mm。このサイズが名刺のマナーです。

・ 印刷屋さんに注文すれば、必然的にこのサイズで作ってくれますが、規格外を希望する方も増えました。

規格外を希望する場合には、名刺入れに入るサイズを念頭に入れ、二つ折りや三つ折名刺などはいかがでしょうか。

 

使用するシーンに合わせた名刺

名刺作りのマナーでは、使用するシーンを考えることも大切。言い換えるとそのシーンで相手が知りたいことは何か、を意識したものを用意してください。

【 名刺作りのマナー:TPO 】

・ 商談であれば、あまり凝り過ぎずシンプルで誠実さが伝わるようなデザイン。

・ 営業で使用する場合は、顔写真や似顔絵を掲載して覚えてもらえる名刺。

・ 異業種交流会では、業種のイメージが伝わりやすいものにする。

…などなど。

名刺作りのマナーのひとつとして、相手が知りたいと思う情報を、一目でダイレクトに伝えられるようなデザインにすることもポイントです。

 

文字の書体やサイズ

文字の書体、つまりデザイン様式はたくさんあります。これはセンスが求められるところ!恐らく大体が明朝体かゴシック体のどちらかではないでしょうか。

【 名刺作りのマナー:文字 】

★ 「POP体」という書体もありますが、ビジネスシーンでは明朝体かゴシック体が無難。カジュアルな書体を選ぶなら、それなりの業種・理由で決定してください。

・ 文字のサイズも、情報量が多いと文字サイズが小さくなりがち…。どの情報を優先させるかよく考えて、大きくするものと小さくするものを決めるのがポイント!

もちろん、誰が見ても見えにくくならない文字サイズへの配慮は必須です。フォントサイズが5.5pt以下にならない、と言うのが基本の名刺作りのマナーですが、業種や渡す相手を想定して、「読みやすい」大きさを心がけてください。

 

余白を十分に取る

名刺作りのマナーでは、小さいスペースをいかに上手に使って見やすくするかが重要。そのためには余白を十分に取る必要があるのです。

【 名刺作りのマナー:余白 】

★ 適度な余白によって、パッと見た時の印象をアップさせることができます。

・ 名刺を渡されてぎっしり文字が書かれていたら、自分でも読む気が失せるのではないでしょうか。

どうしてももっと情報を載せたいと思うならば、裏面を活用することをお勧めします。あくまで表面は相手の注意を引き付けることに専念するのが、名刺作りのマナーです。

 

デザインに一貫性を持たせる

会社のイメージに合わせた配色で、一貫性を持たせることも、イメージ作りには大切。

【 名刺作りのマナー:一貫性 】

★ インパクトを与えることに重きを置きすぎて、闇雲にカラフルにするなど、一貫性を失わないように注意してください。大抵、色使いはシンプルな方が好まれます。

 

関係のないものは無用

デコることの流行っている近年、若い方々や特定の業種になると、「名刺デコ」も時折見受けます。ただ、その業種内では違和感はなくても、これは他業種間では大きく悪目立ちする結果にもなり兼ねません。

【 名刺作りのマナー;名刺は飾らない 】

★ ビジネスシーンで使う名刺は、今後の関係をつなげるために必要なもの。無関係なシールなどは逆効果になります。

・ ビジネスシーンでの名刺は、自分だけでなく会社の名前を背負っていることを忘れないでください。フリーランスだとしても、業種のイメージ全体に影響します。

 

いかがでしたでしょうか、副業や自己紹介にも、オリジナルの名刺を活用するための、基本的な名刺作りのマナーをお伝えしました。今はアピールするツールとして、名刺が活躍しています。

ネット上では、気軽に名刺が作れるサイトもたくさん!テンプレートも用意されていますので、簡単に作れます。それもどれも格安で手軽に注文できるのも、魅力のひとつではないでしょうか。

さらに、業者に頼むには100枚単位ですが、自分で印刷するなら必要な枚数で済みますし、数種類作っておいてシーンで使い分けることもできる、便利なツールなのです!とはいえ、基本の名刺作りのマナーを押さえないと、逆効果になることも…。

自分で好きに作れるだけではなく、それだけリスクも存在するのです。名刺作りのマナーを押さえて、パッと見て好印象を持ってもらえる名刺を作っちゃいましょう!

まとめ

ビジネスで通用する名刺作りのマナー

・基本情報が漏れていないかを確認する
・55mm×91mmのサイズで作る
・情報がダイレクトに伝わるようなデザインにする
・文字の書体やサイズにも配慮する
・適度に余白を作って、見やすくする
・一貫性のあるデザインで統一する
・関係のシールを貼るのはNGマナー


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