結婚式の受付へのお礼・不快にさせない為の6つのポイント

結婚式の受付へのお礼・不快にさせない為の6つのポイント

結婚式の日に受付をしてくれる友達にお礼をしないといけないことは解っていても、いつ、誰が、いくら、どうやって渡すのかご存知でしょうか。それと友達なのにお金でお礼するのはどうなのかといった疑問もあります。

結婚式の準備は料理のことから引き出物、貸衣装、ご来賓の席順など、することがいっぱいあって結婚式で受付をしてくれる友達へのお礼のことは後回しになりがちですが、そこをちゃんとやっておかないと、せっかく気持ちよく引き受けてくれたのに不快な思いをさせてしまうかも知れません。

そこで今回は、受付で必要な人数から手配の仕方、金額の相場や渡し方を含め、結婚式の受付けへのお礼の仕方についてお伝えします。正しいお礼のしかたで感謝の気持ちを伝えてください。

 

結婚式の受付へのお礼・不快にさせない為の
6つのポイント

 

受付に必要な人数は何人?

結婚式の受付は意外と大変です。たとえば、結婚披露宴の時間が昼の12時からだとすると結婚式はその1時間前の午前11時。ということは、受付を頼んだ人は少なくとも午前10時には会場に入っていなくてはいけません。

それと、受付が始まったらご来賓の方からご祝儀をお預かりし、芳名帳にお名前や住所を記入していただく基本的な仕事の他にも、ご両家の控え室の場所やご披露宴会場、さらにはトイレの場所まで聞かれて大忙しです。

したがって、両家からそれぞれ2人ずつ、合計4人で受付をしていただくのが一番いい形です。また、受付の人は一般のご来賓の方より早く会場に到着しなくてはいけないので、なるべく自宅が会場に近い方を選ぶようにしてください。余裕を持った人選で受付の人にあまり負担をかけないように心掛けましょう。

 

お礼は現金それとも品物?

結婚式の受付へのお礼は、ポチ袋に現金を入れて渡すケースがほとんどですが、もちろん品物でも失礼にあたるというわけではありません。ですが、ただでさえ結婚式の準備で忙しい時にお礼の品物を選びに行く暇があるのかということや受付の人全員が喜んでくれるプレゼントを探すのも大変なこと、それに渡されたほうも手荷物が増えることを考えると、現金でお礼するというのが正解なようです。

 

受付の人へのお礼の相場と注意点

結婚式の受付の人へのお礼の金額は3000円から5000円が相場ですが、押さえておきたい注意点が2つあります。一つは4000円という金額は考えないことです。4は「死」を意味するということで縁起が悪いこともありますが、結婚式のようなお祝いの席では奇数を使うのがマナーです。

なぜなら、奇数=喜数だからです。二つ目はお金は新札を使うこと。あらかじめ銀行である程度の金額を両替しておきましょう。小さなポチ袋に入れるときは向きを同じ方向に揃えて3つ折りにして入れてください。

 

両家で金額の摺り合わせをしておくこと

結婚式の受付へのお礼は、両家で新郎側と新婦側それぞれ担当を別けて負担するのが通例ですが、もしも新郎側、新婦側で金額が違っていたら、あとで気まずいことになりかねません。お礼する金額はあらかじめ両家で摺り合わせをして同じ額になるように注意してください。

 

お礼の渡し方について

渡すタイミングは結婚披露宴がお開きになったあとでもかまいませんが、式のあとはご来賓のお見送りや二次会、ハネムーンの準備などで新郎新婦は引き続き忙しいので、できれば、結婚式の前の空いた時間に渡すのがベストです。

本来であれば新郎新婦からそれぞれ直接手渡すのが理想的ですが、その時間はお二人とも結婚式の着付けで忙しいので、お二人に代わって両家のご両親が渡すようにしてください。

 

その他受付の人を不快にさせないためのポイント

受付をお願いした方にさらに披露宴でのスピーチや余興をお願いするのは控えるようにしてください。受付が終わったあとはゆっくり披露宴を楽しんでいただく心配りが必要です。また、結婚式当日は遠方から車や電車でお見えになるお客様もたくさんいらっしゃいますので、結婚式の受付の方へのお礼の他にもお車代を差し上げるために同じ金額を入れたポチ袋を多めに用意しておきましょう。表書きは「寿」、「お礼」、「お車代」です。

 

いかがでしたでしょうか。

ここまで、結婚式の受付へのお礼のしかたについてお伝えしましたが注意すべき点をまとめてみましょう。まず、お願いする人数が少ないと受付を待つお客様で長蛇の列なんてことにもなりかねないし、第一受付の人が忙しすぎて大変です。

それと一番注意したいのは渡すタイミングです。受付が始まったらすぐにお礼を渡すことを考えないと、結婚式が始まると自分達のことで頭がいっぱいになって、あとで「あ、渡すの忘れてた」ということもありえます。

結婚式は二人にとっての晴れの門出、たいへんおめでたい席ですが、同時にお二人の社会人としての対応力が問われる場でもあります。ですから結婚式にご出席いただいたお客様に満足していただくこと、さらにスピーチや余興、カメラ係、今回特集しました受付をお願いした親しい人を不快にさせない心配りが必要なのです。ちゃんとお礼をしておかないと、今度受付を頼まれるのはあなたの番かも知れませんよ。親しき仲にも礼儀ありです。

 

まとめ

相手を不快にしない結婚式の受付へのお礼の仕方

・受付は両家からそれぞれ2人ずつ、合計4人がちょうど良いです
・相手を不快にしないお礼は現金でお礼が良いです
・結婚式の受付へのお礼の相場は3000円から5000円。
4000円という金額はやめましょう。新札を使いましょう
・お礼する金額を両家で同じにしておくことが肝心です
・結婚式の受付へのお礼は受付が始まったらすぐに渡しましょう
・受付の人を不快にさせないために余興やスピーチをお願いしないようにしましょう


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