結婚式の招待状が届くと、とっても嬉しい気持ちになりますよね!
でも女性ならば、当日どんなお呼ばれ服で行こうかとっても迷うものですよね。ヘアアレンジはどうしよう?ネイルは?着るドレスはどういうものなら失礼じゃないの?
洋装は意外に気をつけなくてはならないことも多く、お友達と装いがかぶってしまうなんてことも・・・。そんなことが気になったら、着物で結婚式に行くことを検討してみてはいかがですか?
着物は着るのが大変だとか、食事が苦しくて入らなかったり、トイレが上手に出来るかが心配・・・って思っていませんか?
もちろん、気軽に着られるようになるには慣れることが必要ですが、昔の人はみんな普通に着ていたもの。実際着てみたら、そんなに大変じゃないかもしれませんよ。洋装にはない華やかさで、着物での列席は、結婚式に華を添えてくれるでしょう。
着方のマナーやヘアスタイルなど、気になるポイントを7つ伝授します!
結婚式は着物で行こう☆
髪形や着方のマナーを詳しく伝授!
未婚女性なら、大振袖を着よう
未婚女性ならば、成人式の時に作ってもらった大振袖をぜひ着てみて下さい。
大振袖とは、袖の長さが約115cm(三尺三寸)あるものを言います。大振袖の着物はとても華やかで、せっかく作ってもらった振袖を着るまたとないチャンスです。
でも、大振袖は本振袖ともいわれるもので、結婚式で花嫁が着ることもある和装になります。仲の良い友達の結婚式であれば、大振袖を着たいのだけれど大丈夫か?色目は問題ないか?と花嫁に相談してみるのが安心ですね。
準礼装である中振袖もおすすめ
中振袖は、振袖の長さが約105cm(二尺八寸)で、未婚の女性が着る着物では準礼装にあたります。
花嫁が振袖を着る予定がある場合は、ゲストは少し格を下げて中振袖を着るケースもあります。
でも成人式の時に来た大振袖は持っていても、中振袖は持っていないケースもあるので、花嫁と色目がかぶったり、華やか過ぎないようにヘアやメイクを含めてまとめて花嫁より控えめになるように配慮すれば大丈夫でしょう。
心配であれば、花嫁に相談してみましょう。
新婦とかぶらないようにが鉄則
和装であっても洋装であっても、大事なのは花嫁を引き立てるということ。
花嫁と衣装がかぶってしまったり、花嫁よりも華やかで目立ってしまっては、せっかくのお祝いの気持ちでのおめかしも本末転倒になってしまいます。
以前は、白は花嫁の色として避けるよう言われていましたが、最近ではドレスが白ではなくシャンパンゴールドだったり、お色直しが和装だったりカラードレスだったりと、心配な要素も多くなっています。
相談できる間柄であれば、花嫁に相談してみるのが安心です。
訪問着で座っている時も華やかに
振袖は未婚女性だけが着るものですが、訪問着は未婚既婚を問わずにだれでも着ることが出来る着物です。
訪問着は、紋をつければ色留袖と同格になるほど格のある着物で、上前から下前まで模様がつながっているのが特徴です。胸元にまで模様が入っているので、結婚披露宴などで着席していても模様が華やかに見えるのでおすすめです。
格もあり華やかなので、結婚式以外にも同窓会やお見合い、お茶会など幅広い場所で華やかに着ることが出来ます。
結婚式でダウンスタイルはNG
最近の成人式などでは、振袖にダウンスタイルや、洋髪をしている若者もいますが、基本的に結婚式でのダウンスタイルはNGです。
例えばダウンスタイルであっても、そのダウンスタイルこそが結婚式の着こなしのポイントになるのであれば別かもしれませんが、どうしてもダウンスタイル=何も手を加えていないというイメージになりがちです。
せめてハーフアップや、コサージュやアクセサリーで華やかになるようにアレンジしてみましょう。
アップスタイルで華やかアレンジ
結婚式に着物を着るならば、やはりヘアスタイルもきちんとしたいですよね。
アップスタイルは、華やかであって、きちんと感もしっかりあるのでおすすめのスタイルです。アップした毛先を華やかに散らしたり、コサージュや髪飾りを添えれば、おめかし感がぐっとアップしますね。
ただ、あまり派手にしすぎて花嫁よりも目立ってしまわないように注意が必要です。着物によってはハーフアップも可愛らしいですが、アップスタイルの華やかさにはかないませんね。
カットしたてできちんと感アップ
髪の毛の長さによっては、アレンジしたりまとめたりをするのが難しい場合もあります。
その場合であっても、何もしなくていい・・・のではなく、やはりきちんと感を出すのが大切です。一番簡単な方法は、結婚式直前に美容院に行き、切りたてのヘアで行くということです。
カットから1ヶ月経ったショートヘアやボブは、どうしてもボサボサしてまとまりが無くなってしまいます。美容院でカットしてもらい、ワックス等できちんと感を出してもらうだけでも印象は大きく変わります。
いかがでしょうか。結婚式に着る着物時に一番大切なのは花嫁を引き立てるということでしたよね。
もともと結婚式のゲストは、結婚する新郎新婦を引き立てるために列席する訳ですが、引き立てるためにおめかしを考えていても、ついつい自分のおめかしだけに傾いていってしまうなんてことも。
結婚式で新婦と同じ色目の振袖でかぶってしまった!なんてことになったら、せっかくのお祝いの気持ちで行く結婚式が本末転倒の結果になってしまいます。
大切な結婚式、着物やヘアアレンジを上手にして新婦を引き立てるおめかしが出来たらいいですね。
まとめ
結婚式は着物で行こう☆髪形や着方のマナーを詳しく伝授!
・未婚女性なら、大振袖を着よう
・準礼装である中振袖もおすすめ
・新婦とかぶらないようにが鉄則
・訪問着で座っている時も華やかに
・結婚式でダウンスタイルはNG
・アップスタイルで華やかアレンジ
・カットしたてできちんと感アップ