面接の仕方、基礎知識☆意外と見落としやすいマナー

面接の仕方、基礎知識☆意外と見落としやすいマナー
面接の仕方は入室時のノックから退室まで、もっと言えば前日の準備まで、限りなくたくさんのマナーがありますよね。そんななかで、出来るだけ「完璧に」こなそうとすると、反対に当日になってテンパッてしまう事も多いはず。

忘れ物はないか、会場までの交通手段は問題ないか…に始まり、服装のチェックや受け応えのシミュレーションなど、面接の仕方を細かく確認すると、キリがなくなってしまいそうです。

ただ、面接の仕方には確かに数多くのマナーや決まり事はありますが、大切なポイントは、面接官に好印象を持ってもらうこと。社会人として働いた時に、相手に不快な印象を与えないような人柄であることが、大切ですよね。

そこで今回は、ややこしくなってしまいがちな面接の仕方を、好印象を与えるポイントに注力してお伝えします。まずはここから、マスターしてみてください。

 

面接の仕方、基礎知識☆
意外と見落としやすいマナー

 

前日に万全に準備できる、身だしなみ

多くのチェックポイントで溢れる面接の仕方、当日の事柄ですとついついテンパッてしまいがちですが、 前日に準備できるものなら、落ち着いてこなせるはず。落ち着いてできる前日の準備は、しっかりと押さえてしまうとポイントアップ!

【 面接の仕方☆身だしなみ 】

★ まず、買ったばかりのスーツなら「しつけ糸」がそのままになっていないかをチェック。使用しているならば、ボタンが取れたり、取れれかかっていないかを見てください。

・ さらに、靴下に穴は開いていないか、ストッキングが伝線していないかも確認し、必要であれば、新しいものをキチンと準備しておくと安心。

女性は万が一に備えて、予備のストッキングをバッグに入れておくのも、前日に備えたいチェックポイントです。

 

髪型は意外に大事!男性の場合

第一印象でその人のイメージを左右する、大きな要素が髪型。実際の効果よりも、意外と軽視されがちですが、特に男性は髪型による印象は高いのです。髪形でキッチリ好感度を目指してください。

【 面接の仕方☆男性の髪型 】

★ 短めで清潔感のある髪型に整えているか。もちろん、長髪や金髪、奇抜な髪型は好ましくありません。「業界を狙って。」と言う方もいますが、まずは清潔感が大事です。

・ 寝ぐせがついていないかは皆が気を付けるところなのですが、整髪料をつけすぎていないかも意識してセットすることをおすすめします。

 

女性の髪形チェック

面接の仕方では準備段階の髪型チェックは不可欠。女性の場合は、おしゃれではなく、清潔感、スッキリ感、上品さ、を基準に髪型を選んでください。

【 面接の仕方☆女性の髪型 】

★ ロングヘアの場合はまとめたり、ピンで留めるなど、スッキリ見せる対策は思う以上に入念にチェック!

・ メイクは健康的なナチュラルメイクが基本。派手なメイクはNGですが、ノーメイクもNGです。

意外に見落とす女性が多いのが、ネイル。自分で思う以上に地味なベージュやヌードピンクなどの一色で仕上げてください。派手なネイルのままではないかはもちろん、反対に、マニキュアを取れかけたままになっているのも、印象が良くありません。

 

しっかり守る、到着時間

面接の仕方以前に、特に日本では時間厳守は鉄則!新しい場所へ出向くことが多い面接だけに、事前に交通網や道をチェックして、間違えたり迷って、思いもよらぬロスタイムを起こさないようにするのも準備のひとつです。

【 面接の仕方☆到着時間 】

★ ただ、早すぎてもマナー違反。面接当日には約束の時間の5分前には受付に到着、10分前から後を目安に到着してください。

・ 移動時間を計算して、会場に向かうのが正解。ただし、もし交通機関の遅れなどで遅刻しそうな時は、必ず先方に連絡を入れて指示を仰ぐと、風向きが変わるかもしれません。

 

建物に入る前の注意点

建物に入る前には、面接中に余計な雑音が鳴らないよう、スマホや携帯の電源はOFF!身だしなみチェックも全て済ませてから、社内に入るのが安心です。

【 面接の仕方☆会社前 】

★ 面接中に音が鳴るのはもちろんNGですが、例え面接が始まる前でも、電話の音が鳴り響いたり、メールやLINEの着信音が頻繁に鳴るのは非常に迷惑!

・ 「マナーモードなら大丈夫では?」と思われるかもしれませんが、静かな屋内では意外とバイブ音は聞こえてしまうものです。

あらあじめ電源を切っておくのが面接でのマナー。メールのチェックなどは面接が無事終了し、屋外に出た時に行うようにしてください。また、オフィスや友人・知人の家などを訪問する時は、玄関の外でコートを脱ぐのが正式なマナーです。

 

面接の仕方、相手の話を聞く

面接の仕方の大原則は、相手の話を最後まで聞いて、質問の内容に沿って答えること。そしてその際には、相手への配慮ができている言葉遣いであることも必要!

また「面接官の話を聞かない」態度も当然NGですので、以下の状態にならないように注意してください。

【 面接の仕方☆最中のNGマナー 】

・ 面接官の話が終わる前に、遮るように話し出す

・ 質問された内容と合っていない内容を話す。

・ 聞かれていない内容まで勝手に話す。

普段友達同士で話をしている時などには、よくありがちな事柄…。相手の話を慎重に聴く、「傾聴」の訓練をしておくと良いかもしれません。

 

いかがでしたでしょうか、今回はたくさんの事柄がありすぎて、複雑になってしまいがちな面接の仕方を、一連の流れのなかから、重要なポイントを挙げてお伝えしました。面接ですからアピールを重要視しがちなのですが、まず「聴く」ことが大切。

面接官は、最低限のマナーを守ることができる人を見分けるとともに、周りとのコミュニケーションも問題なく行えそうな人材、そして一緒に仕事をしていくのに相応しい人間か、ということも問われるのです。

このように考えて行くと、実は面接の仕方のテクニックではなく、日ごろからの人柄が問われるとも言えるのですが、面接の仕方を確認して行くなかで、反対に人とのコミュニケーションで必要な事柄を学ぶようにもなるはず。

面接をきっかけにしながら、社会人として人に敬意を表し、誰とでも丁寧に対応できるようになってみてはいかがでしょうか。

まとめ

面接時の、一連のマナー

・前日には身だしなみをチェック
・男性ならまずは清潔感
・女性なら「上品さ」のある髪型
・到着時間は10分前~5分前が適切
・会社に入る前にスマホの電源をOFF
・面接時は相手の話を「傾聴」する


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