結婚式招待状のメッセージは、添えて返信をしていますか?確かに招待状は出席・欠席を伝えるためにありますが、これから結婚式を迎える新郎新婦にお祝いの気持ちを伝えると、より相手の印象に残るものになります。
新郎新婦にとっては大切な結婚式ですから、結婚式招待状のメッセージには、二人への祝福や応援の言葉を添えたいもの。「けれども、結婚式にはたくさんのマナーがあるから、ちょっとひと言も悩む…。」そう考える人々も多いです。
確かに新郎新婦ご本人ではなく、ご両親が読む場合も考えられます。今回は結婚式招待状のメッセージを添える時、新郎新婦の立場に立って、どのような言葉掛けが嬉しいものか、返信マナーと共にお伝えします。
本記事を参考に新郎新婦の晴れの舞台、心からのお祝いを結婚式招待状のメッセージに込めて下さい!
結婚式の招待状にメッセージで返信☆
嬉しい7つの例文
結婚式招待状のメッセージ:仕事関係
結婚式招待状のメッセージで、最も気遣いたい相手は仕事の関係者ではないでしょうか。仕事関係に限らず、知人や遠い親戚など、遠い関係性であるなら、基本的な返信マナーを守りつつ、さりげないお祝いの言葉も添えられると理想的です。
【 結婚式招待状のメッセージ:仕事関係 】
「ご結婚おめでとうございます
お招きいただきまして、ありがとうございます
お二人の門出に立ち合わせていただくこと、
とても嬉しく思っております
慶んで出席させていただきます」
「喜んで」を慶事の場合には「慶んで(よろこんで)」の漢字を使うのがベターです。
結婚式招待状のメッセージ:友人へ
友人へのメッセージはマナーはもちろん、心からのお祝いの気持ちが伝わることが先決です。結婚式招待状のメッセージには、結婚式準備で忙しい新郎新婦を慮る言葉を添えると、好印象です。
【 結婚式招待状のメッセージ:友人へ 】
「ご結婚おめでとうございます!
○○さんの可愛い花嫁姿が楽しみです
ご招待、ありがとうございます!
式の準備でお忙しいことと思いますが、
どうぞお体を大切にお過ごしください」
親戚や友人でも親友とは違い、「出席か欠席か」心配しているかもしれないので、返信ハガキを送りつつ、招待状を頂いたらまず電話やメールで、すぐにでも返事をしてあげるのも、喜ばれる心遣いです。
結婚式招待状のメッセージ:親友へ
親友の場合には、ずい分くだけた印象の文面で送る人々も多く、新郎新婦や親族も気にしない場合がほとんどです。それよりも、一緒に喜んでいる気持ちを伝えてあげると、相手も嬉しいものです。
【 結婚式招待状のメッセージ:親友へ 】
「ご結婚、おめでとう!
いよいよカウントダウンですね!
二人は結ばれると思っていたよ
もちろん喜んで出席させていただきます
花嫁のブーケは私に投げてね」
ちょっとふざけて「ブーケは私に投げてね」なんて送っても良いです。親友の場合には、事前に連絡していて出席・欠席を伝えているケースが多いのですが、返信ハガキは返すのがマナーです。
結婚式招待状のメッセージ:挙式、披露宴どちらか出席
挙式と披露宴の両方を招待されながら、仕事などの事情でどちらかのみの出席になった場合には、「残念ながら」や「あいにく」など、「行きたいのですが(致し方なく)…」のニュアンスがある言葉を添えて、返信すると誠意が伝わります。
【 結婚式招待状のメッセージ:挙式、披露宴どちらか出席 】
「ご結婚おめでとうございます
残念ながら挙式には間に合いませんが
披露宴には出席させていただきます
お二人の幸せな姿を楽しみにしています」
結婚式招待状のメッセージ:欠席の場合
最も結婚式招待状のメッセージに悩むのが、この欠席の場合ではないでしょうか。海外出張や臨月、弔事など、致し方ない理由であれば、可能な限り正直に伝えるのが、最近の傾向です。
けれども、昔ながらの習慣では弔事や喪中の場合には、新郎新婦を気遣わせない、もしくは不幸を持ち込まないために、それとなくぼかす事がマナーとも言われています。新郎新婦との関係性により判断して下さい。
【 結婚式招待状のメッセージ:欠席の場合 】
「この度は ご結婚おめでとうございます
誠に残念ながら、海外出張が入っており
欠席させていただきます
お二人の幸せな門出となりますことを、
心からお祈りしております」
返信ハガキだけではなく、当日は祝電を送ったり、後日結婚祝いを贈るなど、細やかな心遣いを見せることで、新郎新婦も理解してくれます。
結婚式招待状のメッセージ:夫婦で片方のみ出席の場合
夫婦共にご招待されるケースも多いです。けれども特にまだ子どもが幼い場合など、なかなか夫婦共に参列することが難しい事も多いので、片方だけの参列も、理由を伝えれば問題ありません。
【 結婚式招待状のメッセージ:夫婦で片方のみ出席 】
「この度は ご結婚おめでとうございます
あいにく産後間もないため 妻は出席できませんが
私はお二人の門出に立ち会えることを
楽しみにしております」
夫婦片方が参列しているため、具体的な理由を伝えても、新郎新婦が「がっかりした…。」という体験談はほとんどありません。
結婚式招待状のメッセージ:少しの心遣いマナー
結婚式招待状のメッセージは、基本的には出席・欠席が分かれば良いのかもしれませんが、様ざまな心遣いやマナーがあります。「ひと言メッセージを」の欄があるものもありますが、なくてもひと言、気の利いた言葉を添えたいもの。
【 一般的に使われる文章 】
「お二人のこれからの日々が、
幸せ多きものでありますことを、
心からお祈りいたします」
などの祝福の結婚式招待状のメッセージは、あらゆる関係性で使えるひと言ですが、会社の同僚やより身近な関係性なら、こんな言葉も心強いです。
【 仕事の同僚など身近な場合 】
「これからは、仕事に家庭にと
両立の日々が始まりますが
皆で応援しています」
いかがでしたでしょうか。文中、例文には句読点である「。」が入っていないのですが、結婚式招待状のメッセージでは、これも心遣いのひとつです。結婚式招待状のメッセージでは、「。」で切らないことで「縁を切らない」と言う意味合いが込められています。
また、返信ハガキに書かれた自分への敬語「様」や「御」などは二重線や寿の言葉で上から消します。書き損じの場合にも基本マナーとしては、修正液などは使わずに、二重線や寿で上から消すのが、一般的です。
さらに返信ハガキの文字は黒いインクで書く事も、結婚式招待状のメッセージマナーのひとつです。ボールペンを使うよりも、黒いインクの万年筆などで書くのが理想的。
最近では返信ハガキに驚くほどの美しいイラストを添える人々もいて、忙しい新郎新婦の癒しにもなっています。本記事を参考に新郎新婦が喜ぶ結婚式招待状のメッセージを送りましょう!
まとめ
結婚式の招待状をもらったら☆心遣いが見えるメッセージ
・仕事関係ならマナーを守りつつ、さりげないお祝いの言葉を
・友人へ、結婚式準備で忙しい新郎新婦を慮る言葉を添える
・親友ならば、多少くだけても一緒に喜んでいる気持ちを表現
・挙式か披露宴片方出席なら、「残念ながら」や「あいにく」などを
・欠席なら祝電を送ったり、後日結婚祝いを贈るなどの心遣いを
・夫婦片方が出席する際の返信には、具体的な理由を伝えても
・出欠の連絡と共に、ひと言でも気の利いた言葉を添える