美味しいフレンチを味わうために知りたい5つの基礎マナー

美味しいフレンチを味わうために知りたい5つの基礎マナー
フランス料理を食べに誘われたけれど、フレンチのマナーを知らなくて焦ってしまうことってありますよね。社会人なら知っておきたいマナーの一つと言えるでしょう。フレンチの服装マナーは、正装が基本です。カジュアルな服装はタブーですので気をつけましょう。フレンチのマナーは男性ならスーツ、女性ならスーツやワンピースがおすすめです。

そらから、フレンチにはナイフやフォークがたくさんあります。分かりやすくいうと、端から順番に使っていくと、間違いはありません。ナイフやフォークといったフレンチのマナーを身につけて、よりフレンチを楽しみたいものです。では、他にどのようなフレンチのマナーに気をつければよいのでしょうか。

そこで今回は、初めてでも、知っておくとフレンチをより楽しめる、フレンチの基本的なマナーについてお伝えします。

 

美味しいフレンチを味わうために知りたい
5つの基礎マナー

 

席についてからのナプキンのマナー

フレンチの食事マナーで、席についてからまず目にするのが、ナプキンです。席に座ってすぐに広げたくなりますよね。ですが、ナプキンはキャストが揃ってから手に取り、広げましょう。ナプキンの広げる時の注意点は、折り目を手前にして、膝に広げますグラスやフォークを汚さないために、ナプキンで口や指をこまめに拭きます。汚れを目立たさないために、ナプキンの裏でふきましょう

お手洗いなどで席をはずすときは、ナプキンを椅子の上に置きます。また、フレンチのマナーは、料理を食べ終えたときに、ナプキンを綺麗にたたまずに置くのがマナーです。綺麗にたたむと、「おいしくなかった」という意思表示になってしまうので、気をつけましょう

 

魚料理を食べる時のマナー

フレンチのマナーで、魚料理では、カラトリーに気をつけましょう。カラトリーとは、フレンチなどに使うナイフ、フォーク、スプーンなどの総称です。魚料理には魚用のカラトリーを使うのが、フレンチのマナーです。

魚料理には、先が少しとがったフィッシュナイフ左手にもち、一箇所だけ切込みが入っているフィッシュスプーンを右手に持って使います。フィッシュスプーンは、ソースも一緒にすくうことができます。フレンチのマナーとして、魚をフォークで指して食べても、マナー違反ではありません。しかし、スプーンにとって食べるほうがスマートで好まれます。

 

肉料理を食べる時のマナー

肉料理のフレンチマナーは、食べ方です。ステーキなら、フォークで肉を押さえ、ナイフで一口ずつ切りながら食べ進めていきます全部切ってから食べるのは、フレンチのマナー違反です。気をつけましょう。左端から切って食べます

肉の串焼きもフレンチ料理によく出てきます。串焼きの場合のフレンチのマナーは、左手のフォークで肉を押さえて、右手で串を持って引き抜きます串焼きは、熱いうちに引き抜かないと、引きにくくなりますので、注意しましょう。串が熱ければ、ナプキンを使っても大丈夫ですので、気をつけて引き抜いてください。

スペアリブなどの骨付き肉は、基本はフォークとナイフを使いますが、フィンガーボールがあるときは、指を使っても問題ありませんある程度肉を食べて、骨に肉がまだ付いているなら、指で持って食べます最後にフィンガーボールで、指を洗います。バシャバシャ洗わずに、指先の汚れをとるだけにしましょう

 

フィンガーボールのマナー

フレンチのマナーでよく聞くのが、このフィンガーボールです。先ほどの肉料理の章で少し出てきましたが、丸いお椀のような器に水が入っていますかになどの甲羅を使った料理や先ほどの骨付き肉、アスパラなどの長い食材を使った料理のときに用意されます

指先の第2関節くらいまで入れ、片手ずつ洗います。水しぶきを立てずに、スマートにすると、フレンチのマナーとしてふさわしいでしょう。

 

スープのマナー

日本では、ズズッと音を立てて食べてもかまいません。しかし、フレンチのマナーでは、音を立ててはいけません。フレンチではスープは食べるものとされています。音を出さないで食べるにはどうすればよいのか分からない方も多いことでしょう。

スープをすくったスプーンを口にあてます。口とスープに隙間がないように流します隙間から空気が入らずにすれば、音がせずにスープが食べられます。英国式では手前からすくいますが、フランス式では奥から手前にすくいます。日本では、英国式が良く使われています。

 

いかがでしたでしょうか。フレンチのマナーでは、食器の使い方、魚、肉料理の食べ方などありました。他にも、席をはずす時にはナイフとフォークをハの字に置き、食べ終わりにはナイフとフォークを縦に並べて置きます。フレンチ料理にはバリエーションが豊かな分、マナーもたくさんあります。マナーばかりに気を使い、せっかくのおいしいフレンチ料理が、台無しにならないようにしましょう。男性は女性をエスコートし、レディーファーストを心がけましょう。フレンチのマナーは男性が女性の椅子を引くことから始まっています

服装や立ち振る舞いなどフレンチのマナーのポイントを、あらかじめ覚えておくと、よりフレンチを楽しめるでしょう。普段味わえない時間を、楽しめるために、ぜひ、役立ててください。

まとめ

美味しいフレンチを味わうために知りたいマナーとは

・席についてからのナプキンのマナーは人数が揃ってから、膝に広げる
・魚料理を食べる時は、魚専用のナイフとフォークを使って食べる
・肉料理を食べる時は、ナイフとフォークをつかい、左端から一口ずつ切って食べる。
・フィンガーボールのマナーは、片手ずつ、指先だけを洗う
・スープは、音を立てずに、スプーンを口に近づけて、音を立てずに食べる


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