フリーターから就職するコツ☆会社の選び方から面接まで


フリーターが就職するのは難しい、無理なんじゃないかと思って就職活動をすることすら諦めてしまっている人もいますよね。確かに、いわゆる大企業と呼ばれている会社に務めている人は、有名大学を卒業していて、新卒入社をしているか、もしくは他の会社から転職してきている人が多いですから、諦めてしまいたくなる気持ちも分かります。

しかし、高学歴の人が有名企業に就職して定年まで勤め続けるという時代は過ぎつつあります。優秀な人材なら学歴は不問として採用をする企業もありますし、フリーターからの就職でもポテンシャルがあれば採用するという企業も増えているのです。

とはいえ、フリーターから就職するのは、新卒採用や経験者採用よりも間口が狭く難しいのも事実です。そこで今回は、フリーターから就職をして正社員になるためのコツを7つのポイントに分けてお伝えします。

 

フリーターから就職するコツ☆
会社の選び方から面接まで

 

アピールポイント探し

フリーターから就職して正社員になりたいという人は、まず就活をする前に自分の武器は何なのかを明確にしておくようにしてください。

【 フリーターから就職するコツ☆アピールポイント 】

★ 採用担当者は、選考対象の人物が入社した時に、どのように会社に貢献してくれるかを見ているのです。

・ 例えば「アルバイトの経験でも長く続けてきてリーダーにまでなった」ということは、忍耐強さとリーダーシップを武器にできるポイントになりますし、就職に有利な資格を取ることも立派な武器になります。

 

フリーターの就職、会社選び

自分のアピールポイントを見つけて、どのような仕事をしたいかを考えるところまでできたら、いよいよ会社選びをしましょう。自力で企業を調べるのは時間がかかりますし非効率的ですから、転職エージェントを使う方法はいかがでしょうか。

【 フリーターから就職するコツ☆転職エージェント 】

★ 転職エージェントを利用すれば、フリーターからの就職でも自分の経験や年齢によって応募ができる企業を調べて紹介してくれるのがメリットです。

・ そのうえ、面接や履歴書の書き方のアドバイスを受けるなど、サポートもしてくれます。

効率的かつ短期間で就職を目指すには、おすすめの方法です。

 

応募企業のチェック

転職エージェントに求人を探してもらうのは楽ですが、自分でも取捨選択をすることは大切です。

学歴や経験が不利な場合エージェントは、誰でも受かりやすい企業を紹介してくることもあります。誰でも受かりやすいということは、離職率が高いということでありブラック企業の可能性も否めません

【 フリーターから就職するコツ☆企業チェック 】

★ 初心者OK、学歴不問で人材を募集している企業の求人票を紹介されたら、その企業の離職率や平均勤続年数などを自分でも調べることが大切です。

・ せっかくフリーターから就職しても短期間で退職することになれば、その次の転職の時に不利な経歴を作ることになってしまいます。

 

履歴書・エントリーシート作成

企業に応募することになれば、履歴書やエントリーシートの作成が必要になります。フリーターから就職をする時に重要なのは履歴書やエントリーシートでどれだけ自分をアピールできるかどうかです。

【 フリーターから就職するコツ☆エントリーシート 】

★ フリーターだけれども、自分はこんな長所を持っている、正社員として就職をしてこの会社で何をやりたいなど、熱意を履歴書やエントリーシートでアピールしなくてはいけません。

・ 同じ履歴書を使いまわしているとその熱意が薄れてしまいますから、一社ずつ丁寧に書くようにしてください。

 

履歴書の写真準備

フリーターが就職をする時に間違えてしまいがちなのが、履歴書に添付する写真の撮り方です。写真館で撮影し、補正をする必要まではありませんが、最低限、服装はスーツ着用で撮らなくてはいけません。

【 フリーターから就職するコツ☆写真準備 】

★ アルバイトの履歴書では、私服で写真を撮っても問題なかったかもしれませんが、正社員採用の履歴書では、スーツ着用で髪の毛の色はあまり明るい色は避けなくてはいけません。

・ いくら性格が真面目でも金髪の写真を見ると「フリーターだし金髪だし不真面目そう」と思われてしまいます。

 

面接での身だしなみ

書類選考が通過すればいよいよ面接です。書類で通過したということは、フリーターでも就職OKという考え方の企業ということですから、面接での自己アピールが合否を左右します。

【 フリーターから就職するコツ☆身だしなみ 】

★ 面接では第一印象が大切です。

・ フリーターであっても「ちゃんとした人物」と思ってもらえるように清潔感のある身だしなみをし、面接中は背筋を伸ばして正しい姿勢を意識してください。

スーツがシワシワだったり、猫背でだらっとした姿勢だと、「だらしない人間」と思われてしまうため注意が必要です。

 

志望動機の内容

面接では、自己紹介と志望動機を聞かれます。自己紹介は簡潔かつ、自分の長所をアピールすれば良いのですが、志望動機は事前にその企業のことや応募している職種をよく調べた上で具体的に考えておくことが必要です。

【 フリーターから就職するコツ☆志望動機 】

★ 「世の中の人を幸せにしたい」とか「職に携わる仕事がしたい」など、漠然とした志望動機だと「うちの会社じゃなくてもいいのでは」「第一志望じゃないんだな」と思われてしまいます。

・ フリーターから就職したいのは「この会社だからこそなんだ」ということを理解してもらえるような志望動機を作らなくてはいけません。

 

いかがでしたでしょうか、フリーターから就職するのは難しいと思われがちです。

企業は採用にコストをかけていますから、実際に採用した人がどれだけ会社に貢献してくれるか、長く働いてくれるかを基準に採用活動をします。その点で、フリーターという経験は一般的には不利になることが多いかもしれません。

しかし、フリーターをしていたからこそ得られたこと、また、もともと自分が持っているポテンシャルで勝負することは十分可能です。

フリーターから就職をする時に重要なのは、その会社に入って働きたいという熱意です。自分が本当にやりたいことなのかを踏まえた会社選びをすることがその後の選考に大きく影響するのです。

今回お伝えしたフリーターが就職するために必要な準備やコツはいたって当然のことばかりです。事前の企業研究、自己分析、選考書類の作成、どれも手を抜かずに真面目にすることが合格への近道なのかもしれません。

まとめ

フリーターから就職するコツとは

・就活をする前に自分の武器を見つけておく
・就職エージェントに登録して会社選びをする
・初心者OK、学歴不問の求人は労働環境をチェック
・履歴書やエントリーシートは一社ずつ丁寧に
・履歴書の写真はスーツ着用で真面目な身なりで
・面接では清潔感ある身なりと正しい姿勢を意識
・面接では具体的な志望動機を用意しておく


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