会社の飲み会で失敗しない!新人が押さえたい7つの礼儀

会社の飲み会は、入社すると必ずと言っていいほど待っていますよね。会社の飲み会は歓送迎会や懇親会など、様々な目的で開催されますが、幹事も多くの会社では、ほとんどのケースで新人が担当します。

友人との飲み会とは違い、先輩や上司との飲み会は正直緊張するもの。

また、当日になると新人は注文の取り交わしや、上司へのお酌、全体の取りまとめなど意外とすることがたくさんあるのです。

そこで、会社の飲み会があるとき、先輩や上司に失礼のないようにするにはどうすればいいのか、お酒が飲めなくても大丈夫なのか、いろいろと不安や疑問も出てきます。

礼儀がなっていないと楽しいはずの飲み会も台無しになってしまいます。今回は、新人が会社の飲み会で失敗しないために、押さえておきたい礼儀をお伝えします。

 

会社の飲み会で失敗しない!
新人が押さえたい7つの礼儀

 

事前連絡は忘れずに

会社で飲み会の幹事を任されたとき、まずは日程選びをしなければなりません。

★ 会社によっては、定時退社日といってNo残業デーを設けているところもあります!

・ うまく利用して、できるだけ多くのメンバーが参加できる日時間を決めてください。

候補日を設けて参加人数が多い日に決定するのも、決めやすいです。

★ また、会社の飲み会となると、多人数での開催が予測されます。

・ 場所を確保するためにも、できるだけ早くお店を予約しておく必要があります。

参加人数が概ね把握できたら、早速、場所の確保です。場所は会社から徒歩数分の所が理想。費用についても高くなりすぎないように注意してください。

★ 会社の飲み会では一人当たり3,000円~4,000円の範囲が相場のようです。

日時、費用、店舗情報等が決まったら飲み会を開催する旨の連絡をします。社内メール等を利用して確実に連絡しましょう。連絡すべき事項としては、以下を参考にしてください。

【 会社の飲み会での連絡、必須事項 】

・飲み会の趣旨
・日時
・参加費用(徴集日)
・お店の名前、住所、行き方

プラスアルファでお店のURLや地図を載せると、より親切な案内になります。また事前連絡は2週間~1ヶ月前には行うようにし、飲み会の当日~前日までに参加費を事前徴集しておくと、安心です。

 

時間はキッチリ守る!遅れるのはNG

会社の飲み会に遅れるのはNGです。飲み会の開始時間より5~10分程早く着くように段取りしてください。幹事を任された場合はなおさら遅れてはいけません。

【 会社の飲み会に遅れるのは、NG! 】

★ 例えば幹事なら、一番に到着するのが理想です。

・ まだ誰も到着していない場合には、お店の前で待つようにします。先輩や上司と一緒に向かうときには一歩後ろを歩き、必要に応じて道案内もできると理想的です。

もちろん飲み会の次の日も遅刻は御法度です。常識ですよね。

 

座る席に注意!新人は下座

会社の飲み会では、新人はどの席に座ってもいいというわけではありません。飲み会の席にも上座と下座があるのです。

【 会社の飲み会で知りたい、上座と下座 】

★ 入り口から見て一番奥の席が上座一番手前の入り口に近い席が下座となります。

・ 新人は店員を呼んだり注文を取り交わしたりするのが基本です。このため、奥の席に座ったのでは自由に身動きが取れず役目を果たすことができません。

なお、もし先輩や上司に上座に座るように勧められた場合はいったん断り、それでも勧めてくれるようであれば、お言葉に甘えても大丈夫です。このとき、お礼は忘れずに言うのが礼儀です。

 

飲み会の席でも礼儀を忘れずに

「無礼講」という言葉がありますが、会社の飲み会では通用しません。いくらお酒の場と言っても、自分は新人であるということを忘れてはいけません。

【 会社の飲み会に、無礼講はなし! 】

★ 言葉遣いお酒の飲み方、会社の外ではどんな人物なのか、先輩や上司は見ているのです。

・ 悪ノリして自分の評価を下げないように注意が必要です。

また乾杯のときにも、テンションが上がりすぎてグラスを高く持ち上げるのはNGです。先輩や上司よりグラスを高く上げてはいけません。あくまでも低く構えてください。

 

先輩や上司への気配りを忘れずに

会社の飲み会では先輩や上司にお酌をしたり、飲み物の追加を聞いたりなど、新人は常に気にしておかなければいけません。

★ 上司のグラスが空いているのに何もしないのでは、周りの状況は判断できず臨機応変な対応ができない人材と思われてしまいます。

また遅れてきたメンバーにはおしぼりやお箸、取り皿を用意するなど、様々な状況でも対応できるように、周りを見渡し心の準備をしておくことが大切です。

ちょっとした気配りができるだけであなたの評価はグンと上がります

★ ちなみに、お酌の際はビンに片手を添えて両手で持ち、相手のコップがいっぱいになる分量を、残った瓶から注ぎます。

 

自己PRのチャンス!みんなに覚えてもらおう

飲み会は自分のことを知ってもらう絶好のチャンスです。

【 会社の飲み会では挨拶を! 】

★ まだ仕事で実力が発揮できていなくても、会社の飲み会の場で印象に残るような自己紹介ができれば、会社の飲み会をきっかけに会社での交流も広がります

また、仕事を頼まれる機会も増えるかもしれません。「新人に頼もう」と思われるより、「新人の◯◯君(◯◯さん)に頼もう」名前を頭に浮かべてもらう方が嬉しいですよね。

★ 各席にお酌をしに回って会話するなど、飲み会でのチャンスを活かして自己アピールをすることで、次の日からの仕事に繋げてください!

 

素直に楽しむ

会社の飲み会にはたくさんの先輩や上司が参加するため緊張しますが、素直に楽しむことが大切です。

【 会社の飲み会でも、素直に楽しむ 】

★ お酒が飲めなくても弱くても、とにかく楽しむことです。お酒を飲むことだけが飲み会の目的ではありませんので、自分なりに楽しめばいいのです。

ただしお酒を飲みすぎてハメを外したり、酔い潰れて寝てしまったりすることのないようにだけは、注意が必要です。それ以外はお酒の場ですので、常識の範囲で「飲み会」を楽しんでも大丈夫です。

 

いかがでしたでしょうか。早速会社の飲み会に参加してみたくなった人もいるのではないでしょうか。ポイントを押さえておけば会社の飲み会も楽しく、自分の評価を上げるチャンスにもなります。

人間性が評価されれば仕事にもいい影響を与えますし、業績が上がれば昇給、昇格の希望も見えてきます!

会社の飲み会は、周りと打ち解けることのできる場でもありますので、積極的に参加することで、会社の人間関係も築くことができます。いい環境で仕事ができれば、仕事も楽しくなるはずです。

仕事以外の部分でも評価される部分の多い、会社での飲み会。「今年の新人は飲み会の席でもキッチリしているな」と思わせることができれば、周りとの差もつきます。

そんな会社の飲み会なら、参加メンバーも満足してくれること間違いなし。礼儀を心得て失敗のない楽しい飲み会にしましょう!

 

まとめ

新人が押さえておくべき会社の飲み会で失敗しない礼儀とは

・日時、費用、店舗情報等の事前連絡は忘れずに
・時間はキッチリ守る!遅れるのはNG
・座る席に注意!新人は下座
・飲み会の席でも礼儀を忘れずに
・先輩や上司への気配りを忘れずに
・自己PRのチャンス!みんなに覚えてもらおう
・素直に楽しむ


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