入学祝いの相場は、お祝いを贈る側からすると気になりますよね。小学校入学と中学校入学、さらに高校入学となると、入学祝いの相場も変わってきますので、事前にきちんと、入学祝いの相場も確認しておきたいところではないでしょうか。
入学祝いを贈るのはおそらくあなただけではないので、他の人が包む金額とあなたが贈る金額にあまりに差がある場合は、失礼なことになってしまうのも、気になる理由。
子供の年齢や贈る人の年齢によっても変わってくるため、入学祝いの相場は複雑…。十分にリサーチをしてから、金額を決めれば安心ですよね。そこで今回は、子供の年齢別で見る、入学祝いの相場をお伝えします。
失礼のないように一緒に確認して、心からのお礼の気持ちを伝えてください。
入学祝いは相場で決める☆
子どもの年齢で分かる目安
はじめに☆入学祝いの基本情報
入学祝いの相場をお話する前に、入学祝いの基本情報をお伝えします。まず気になるのが、「いつ頃入学祝いを贈れば良いのか」ということ。早すぎても相手は困りますし、入学後にはあまりに遅すぎる!最適な時期を知っておくと失礼がありません。
【 入学祝いの相場:贈る時期 】
★ 最適な時期とされるのが、入学決定~入学が始まる2~3週間前まで。
・ 小学校や中学校の入学はすでに決まっているので、3月初旬までに入学祝いを贈るようにしたいところです。
子どもの年齢によって、渡す相手に配慮する
この後に入学祝いの相場をお話しますが、子供にとってはかなり額の大きなお金をもらうことになります。中学生以上ならもらったお金を自分でしっかりと受け取って、その旨を両親に伝えることが出来ますが、小学生以下の場合はそうはいきません。
【 入学祝いの相場:贈る相手 】
★ 小学校の入学祝いをもらうのは、卒園してすぐの時期。お金を自己管理出来ないのも無理がありません。
・ ですから、入学祝いは小学生以下なら親に、中学生以上は本人に渡すことも気を付けてください。
贈る側が30代!小学校・中学校入学祝いの相場
入学祝いの相場は、贈る人の年齢や関係性も関わってくるもの。そこで、贈る側が30代の場合の、小学校と中学校の入学祝いの相場からお伝えします。贈る相手が自分の子供なら、小学校で5,000~10,000円です。
【 入学祝いの相場:30代から小学校入学祝い 】
・ 甥や姪などの親戚の場合は、5,000円程度
・ 友人や知人の場合には、3,000~5,000円…が、入学祝いの相場とすれば大丈夫!
中学校入学なら、いずれの数字に5,000円をプラスして考えておくと適切です。
贈る側が40代!小学校・中学校入学祝いの相場
次に、贈る側が40代の場合の、小学校と中学校の入学祝いの相場です。ちなみに、贈る相手が自分の子供の場合は、小学校5,000~10,000円。
【 入学祝いの相場:40代から小学校入学祝い 】
・ 甥や姪などの親戚の場合は、5,000~10,000円程度
・ 友人や知人の場合には、5,000~10,000円…が、入学祝いの相場。
40代の中学校の入学祝いの場合は、いずれも数字に5000~20000円をプラスして考えておくと安心!30代の人に比べて、やはり40代は社会的なステータスがありますので、入学祝いの相場もやや高めになります。
贈る側が30代!高校・大学入学祝いの相場
次に、贈る側が30代の高校と大学の入学祝いの相場です。入学祝いの金額の相場に関しては、子供の年齢に比例していくものだと覚えておくと分かりやすいはず。贈る相手が自分の子供なら、高校で10,000~20,000円です。
【 入学祝いの相場:30代から高校入学祝い 】
・ 甥や姪などの親戚の場合は、10,000~20,000円程度
・ 友人や知人の場合には、10,000円が入学祝いの相場!
大学の入学祝いになると、いずれも数字に10,000~20,000円をプラスして考えてください。ただ、大学の入学祝いは現金ではなく、時計や新生活に必要な家電の場合もあります。
贈る側が40代!高校・大学入学祝いの相場
贈る側が40代の、高校と大学の入学祝いの相場。こちらも同様に、高校と大学の入学祝いの金額の相場は、子供の年齢に比例しますが、30代に比べて入学祝いの金額の相場が高くなるのが特徴。贈る相手が自分の子供なら、高校で10,000~30,000円。
【 入学祝いの相場:40代から高校入学祝い 】
・ 甥や姪などの親戚の場合は10,000~20,000円程度
・ 友人や知人の場合には、10,000~20,000円…以上が、40代から贈る高校入学祝いの相場です。
さらに大学の入学祝い相場では、いずれも数字に10,000~20,000円をプラスします。大学の入学祝いは結構高額になるので、おめでたいとはいえ続いてしまうと、家計に響くかもしれません。
相手に気を遣わせない金額
【 入学祝いの相場:金額を決める注意点 】
★ 入学祝いを渡す時には「相手に気を遣わせない金額を包む」ことが、大前提。
学校用品や新生活に役立つアイテムを買う時の足しにしてもらうおうと、入学祝いを渡しても、そのほとんどが内祝いとして返ってきてしまったり、相手が恐縮して高価なお返しの品を準備してくるのは、あなたも本意ではないはず。
入学祝いは、たくさん包めばよいというわけではありません!相手に気を遣わせない程度に、お金を包んでいくことをオススメします。
いかがでしたでしょうか、今回は入学祝いの相場を子供の年齢と、自分の年齢や子どもとの関係性でお伝えしました。ただし、地域によっても入学祝いの相場が大きく変わることも…。一度それとなく、周囲の方々に聞くのも一案です。
小学校入学、中学校入学、高校入学、大学入学…。どれも非常におめでたいことなので、入学祝いを渡して少しでも新生活を後押ししてあげたい!と思うもの。
ただ、たくさん包んでも相手が気を遣ってしまうことへも配慮しながら、入学祝いは相手が気を遣わない程度に、入学祝いの相場を元に、関係性や相手からもらったお祝いの金額なども考えた上で、決めるのが配慮です。
春になって、近しい人が新生活を始める準備をするなら、ぜひ今回の記事の内容を参考にして、適切な金額を贈ってください!
まとめ
子どもの年齢で違う、入学祝いの相場
・入学決定~入学が始まる2~3週間前まで
・小学生以下なら親に、中学生以上は本人に
・30代の友人が小学校入学を祝うなら、3,000~5,000円
・40代の友人が小学校入学を祝うなら、5,000~10,000円
・30代の友人が高校入学を祝うなら、10,000円
・40代の友人が高校入学を祝うなら、10,000~20,000円
・相手に気を遣わせない金額を包む