法事で香典を渡すマナー。社会人が押さえる7つの基本

法事で香典を渡すマナー。社会人が押さえる7つの基本
法事の香典、いざとなると準備に迷う事も多いですよね。思えば、「親戚の集まりなのでは両親が仕切っていたので、今まで何も意識していなかった…。」と言う方も少なくありません。だけど社会人になって、弔事のことを教えてくれる人はいない…。

社会に出るとオフィシャルの場がぐっと広がります。初めての社会人の方は、緊張することも多いのではないでしょうか。結婚式の喜び事なら、気軽に話せてわからないことも聞けるけど、弔事やお悔やみ事となると、気軽に話せない雰囲気があるもの。

今まで何気なく出席していた法事、香典マナーも含めて、いざ自分が招待されると戸惑う事ばかり。ましてや他人に法事の香典の金額を聞くなど、出来るものではありませんよね。

そこで今回は、社会人なら知っている、法事の香典参列に関するマナーをまとめました。気になる法事の香典相場についても触れているので、是非参考にしてください。



 

法事で香典を渡すマナー。
社会人が押さえる7つの基本

 

法事での服装マナー


お通夜やお葬式は、ブラックフォーマルと決まっているため、なんの迷いもありませんが、法事(法要)自体は期間もさまざまで、悩みやすいのではないでしょうか。

菩提寺によっては五十回忌や百回忌などもありますが、ほとんどの法事は三十三回忌までが一般的。特に一周忌、三回忌、七回忌は親族だけでなく、近隣の方や会社の関係、友人なども参列する事が多い法要。失礼な服装では出席できません。

【 法事の服装 】

・ 一周忌:ブラックフォーマル。

・ 三回忌:黒っぽいスーツまたは黒いワンピースなど、ブラックフォーマルでなくても可。

・ 七回忌:地味な色のスーツまたは地味なワンピース。

…と、故人が亡くなってから日が経って行く毎に、法事も少しづつカジュアルになっていくのが特徴。法事では香典もつきものです。次では法事の香典についてお伝えします。

法事の香典マナー


法事の香典を準備する際、やはり気になるのは「いくら包めばいいか」ではないでしょうか。

【 法事の香典、金額の目安 】

・ 親族の場合 … ¥10.000~¥50.000

・ 友人・知人の場合 … ¥5.000~30.000 

・ お世話になった場合 … ¥10.000~50.000

会食に出席するのであれば、法事の香典では最低金額+¥10.000を香典として包むのが全国的には礼儀。つまり、とてもお世話になった人の法事に出席して、会食も含めた金額だとすると、¥20.000~ということになります。ただこれは、地域によって違いがある事も意識して準備をしてください。

法事では香典を沢山入れればいいものではありません。お悔やみとしての意味ですので、法事の香典も包み過ぎもマナー違反となるので、気を付けてください。

 

法事の香典袋の選び方


法事の香典袋は黄色と黒の水引や銀の水引、白と黒の水引で結び切りの形を選ぶのが基本。

【 法事の香典、袋選び 】

■ 弔事のお悔やみ袋は大抵結びきりなので、水引の色だけ間違えないように選ぶのがポイントです。

・ 名目は「お香典」「御香典」と言う文字を、筆ペンなどで書いてください。下にはあなたの名前をフルネームで書き入れます。

神式(神主様がいるところ)の場合は、法事では「香典」と呼ばず「御玉串料」「御榊料」と名目が変わる点も注意。法事の香典袋も、ハスなどの絵柄があるものは使用せず白黒の水引を選んでください。

 

連名、個人、それぞれの書き方


法事の香典では、名目の下に名前をフルネームでとお伝えしました。それは個人的に法事の香典を包む場合ですが、会社の代表として出席する場合は違います。

【 法事の香典、連名・代表 】

■ 名目の下に会社名、代表者の名前を書くのが正しい作法。連盟の場合は、右から立場の上の人の名前を書いてください。3名ぐらいであれば、香典袋に書いてもOK。

・ それ以上多い人数は代表者だけの名前を書いて、中にそれぞれの名前を書いた一覧を作って、お金と一緒に包むのが一般的です。

 

法事の香典、お金の入れ方


続いて、法事の香典袋にお金を入れるのですが、お札にまで気を配り損ねたり、慶事と同じく新札を準備する間違えをしばしば見受けますが、法事の香典では新札はNG

【 法事の香典、お札の注意点 】

■ 4や9といった数字の金額にならないように、お金を入れてください。最近は入れ方もあまり重視されていませんが、美しいお金の入れ方をしたいもの。

・ お札の絵が書いている方を封筒の出口側に、表の名目が書かれた方ではなく、裏側の封筒の封をする方に絵柄を持っていくのが、美しい包み方。それでお札をINしてください。

法事を主催した方の金額の確認も便利。中袋の裏にちゃんと住所、名前を書けば、バッチリです。

 

いかがでしたでしょうか、法事の香典の準備に限らず、初めての法事は疲れるもの。これから世界も広がり、このような弔事の機会も増えてきます。

結婚式より弔事の方が遥かに回数的に多くなっていくため、何気なくこなしていたことを注意深く見ていけば、その意味や慣わしがわかってくるはず。

若いうちの失敗は可愛いものだと周りも許してくれますが、ある程度年齢を重ねるとそうもいかなくなってくるもの…。それでも、年齢を重ねても分からないこともたくさん。分からないことを「知らない」と言える事は、とても大事。知らないことは罪ではないのです。

毎日の「なぜ」を知らないままにしておく大人か、はたまた「なぜ」を知ろうとする大人か…、で、今後の大人としてのたしなみが培われいきます。細やかなマナーをひとつひとつ覚えて、丁寧に弔える社会人になってください。

まとめ

法事や香典の渡し方マナー

・一周忌はブラックフォーマルで出席する
・香典は大体¥10.000~¥50.000
・会食するときは香典目安+¥10.000
・仏式も神式も香典袋は白黒を選ぶと安心
・連名で人数が多いなら別紙に書き入れる
・香典袋には名前と住所を記載する
・外袋は上の紙が外側に来るようにしまう
・「皆で偲びたいと法要に出席しました」と添える