嫌いな上司との付き合い方は、同僚の間でよく挙がる話題ですよね。同じ職場に嫌いな人がいるというだけで憂うつなのに、それが上司となると、相当のストレス!
当然ながら、嫌いな上司といってもいろんなタイプがいるはず。すぐに機嫌が悪くなって八つ当たりしてきたりとか、やたらと上の立場のご機嫌取りをするとか、部署の成果を自分の手柄にするとか…、いろいろあります。
しかし上司である以上、全く接しないというわけにはいきません。職場で干されたりしたら、それこそ大変なこと!ですから、嫌いな上司との付き合い方をマスターするのは大切です。
そこで今回は、仕事をスムーズに進めるために、嫌いな上司との付き合い方のコツをお伝えします。
本記事をきっかけに、少しだけのコツでスマートに対処し、人間関係も風通し良く、スムーズに仕事を進めてください。
嫌いな上司との付き合い方。
仕事をスムーズに進めるコツ
自分の気持ちを把握する
人間関係を改善するための第一歩は、自分を知ること。なぜその上司の事が嫌いなのかを分析してみてください。これが嫌いな上司との付き合い方の第一歩!
【 嫌いな上司との付き合い方☆理由を分析 】
・ その上司の事をどれくらい知っているのか。
・ 他の人が言う事を鵜呑みにして、その上司の事を見ていないか。
・ 自分にされたことが嫌いになった原因か。
・ 生理的に受け入れられないのか。
…等々自問してみるのは良いことです。
もし他の人の意見を鵜呑みにしてしまっているとしたら、単なる思い違いをしている可能性は高くなります。それは、自分の人生にとってプラスにはなりません。
話を聞く
相手の話を聞くことは、人間関係においてかなり重要なポイント。「嫌いな人の話なんて聞きたくない」と思うのは、至極当然のことですが、当然だからと言ってそれでいい訳ではありません。
自分から歩み寄ってみてください。これが相当効果的であることに気づくに違いありません。不思議なもので、こちらが話をしっかり聞いていることが相手に伝わると、相手は心を開いてくるもの。
【 嫌いな上司との付き合い方☆傾聴力 】
★ 心を開くというのは少し大げさな言い方ですが、上司を少しでも、気分よく話させてあげることができれば成功!
・ 敬意をもって聞いてくれることが分かると、こちらが受け取りやすい話し方に変わってくるはず。
具体的にできる点としては、相槌を打つこと。「はい」、「そうですね」、「それは知りませんでした」といった、敬意の表れた相槌をいい感じで打つようにしてください。
話のコシを折らない
話を遮らないようにすることは、大切な嫌いな上司との付き合い方。指示を出されている時には、もっと別のやり方の方がいいと思うことはあるもの。
【 嫌いな上司との付き合い方☆話の聴き方 】
★ でも、上司の話を遮って口を挟むことは、避けてください。
・ また、怒られている時には速く言い訳したくなります。でも我慢!途中で話を遮ると大抵、さらに怒られることに…。
そうして最後まで話を聞くことは、ビジネスマンとして必要なスキル。その態度は高く評価されるに違いありません。たとえ評価されなくても、上司の自分に対する見方は良い方向に変化します。
相手を否定しない
嫌いな上司との付き合い方は難しいものですが、これはまた特に難しいかもしれません。「でも○○ですよね?」なんてことは言わないということ!
だれでも、否定されて平気な人はいません。とはいえ、間違っていることはそのままにはしておけません。「言ってあげないと上司もかわいそうでしょ」と思うかもしれません。
【 嫌いな上司との付き合い方☆否定しない 】
★ でも、時と場合を考えることが大切。そのばですぐに正そうとすると相手は守りに入り、人間関係はギクシャク…。
・ 特に他の人もいる場合は、その場はそのままで済ますことは大切!
とにかく上司には気持ちよく話してもらう事、そして良くないところは本人に嫌な思いをさせず、カバーしていくことがポイントです。
上司を立てる
なにかと上司を立てて仕事をするのもポイント。これは嫌いな上司との付き合い方の、基本的な考え方です。会社というのは組織社会、組織の中の秩序として役職というものがあります。
【 嫌いな上司との付き合い方☆役職に敬意を示す 】
★ その役職に敬意を払うことに努めるのです。その人を見てしまうとしんどいので、上司という役職に注目!
・ その上で、何かと上司の時事を仰ぐように努めてみてはいかがでしょうか。上司には上司の面子があり、そこを配慮してあげると、良い関係を築きやすい傾向があります。
そして、何か仕事で成果が上がった時には、「上司のおかげです!」と言ってみてください。嫌いな人の手柄とは、抵抗を感じるかもしれませんが、その方が自分の評価を上げることに繋がります。
実際に成果が上がったのは誰の働きなのかは、自分で言わなくても周りは分かっているもの。黙って上司のおかげと言っておく方が、自分にとって得なことでもあるのです。
いかがでしたでしょうか、せっかく頑張って探して入った会社の上司が嫌な人だったというのは確かに苦痛ですが、イヤだという事ばかりに目を向け続けることがないようにしてください。
むしろ、嫌いな上司との付き合い方をマスターしていけば、ビジネスマンとしてのスキルを上げることができる、大きなチャンス!この機会を、前向きにとらえてみてはいかがでしょうか。
実は今回、嫌いな上司との付き合い方として取り上げた方法には、共通することがあります。それは、自分が折れて、自分から行動するということ。
自分が近寄っていけば、向こうも近寄ってきてくれることが多いのです。それはもちろん、簡単ではないはず。
しかし、嫌いな上司との付き合い方が上手くなれば、自分と上司との関係のみならず、会社全体の雰囲気に貢献!多くの同僚を助け、全体の仕事をスムーズに進めることにもなるのです。
今回の記事を参考にしながら、賢く人間関係のコツをつかんで、嫌いな上司との付き合い方を良いものにしつつ、仕事をスムーズに進めていっちゃいましょう!
まとめ
嫌いな上司と付き合うコツ
・なぜその上司が嫌いなのかを把握する
・上司の話を相槌を打ちながらよく聞く
・話のコシを折らず、気持ちよく話してもらう
・上司の話を簡単に否定しない
・いつでも上司の面子を立てる