結婚式の挨拶、新郎の場合☆気持ちが伝わる7つのポイント

結婚式の挨拶、新郎の場合☆気持ちが伝わる7つのポイント
結婚式の挨拶は新郎がする機会が多くありますよね。新郎がしなくてはいけない、という決まりがあるわけではないのですが、結婚式の最初に行うウェルカムスピーチ、また、式の最後の締めのスピーチでは新郎が主に話すことが多いのです。

まれに結婚式の挨拶を新郎だけでなく、新婦もしたいという場合には、まずは新郎が仕切る形で話し始め、新婦も一言添えるというような形式をとりますが、この場合でも新郎がリードしなくてはいけないので、伝えるべきことは押さえておかなくてはいけません。

どんなにカジュアルな結婚式でも、フォーマルな結婚式でも挨拶には新郎が伝えなくてはいけない共通するものがあります。そのポイントを押えた、気持ちが伝わる挨拶をしたいですよね。

そこで今回は、その結婚式の挨拶で新郎が意識すべきポイントを、7つにしぼって解説します。

 

結婚式の挨拶、新郎の場合☆
気持ちが伝わる7つのポイント

 

最初は感謝の言葉

結婚式の挨拶で新郎は、まず最初に感謝の言葉を伝えなくてはいけません。

【 結婚式の挨拶、新郎が述べる感謝 】

★ 何に対しての感謝かというと、来賓の人たちが自分たち新郎新婦のためにわざわざ集まってくださったことに対してのお礼です。

時は金なりという言葉があるように、時間は誰にとっても貴重なものです。その貴重な休日の時間を自分たちのために割いてくれているのですから「本日は私たちの結婚式のためにお集まり頂きまして、誠にありがとうございます」という言葉は冒頭で述べるのがマナーです。

 

気の利いた枕詞

結婚式の挨拶で新郎は、ゲストへの気配りや配慮ができると理想的です。そんな配慮の枕詞は最初の感謝の気持ちにつけると効果的です。

【 結婚式の挨拶、新郎が述べる枕詞 】

★ 例えば、結婚式当日に天気が悪ければ「本日はお足元が悪い中」と前置きしたり、ゴールデンウィークなどの大型連休中であれば「本日は連休中の中」とつけると気が利いています。

このようなアドリブは機転が利く人でないとなかなかできませんが、枕詞をつけることでより気持ちがこもったスピーチになります。

 

馴れ初めの紹介

感謝の気持ちを冒頭で伝えたら、本題に入ります。結婚式の挨拶で新郎が伝えるのにおすすめなのが、新郎新婦の馴れ初めです。ただし、長々と話すのは禁物です。

【 結婚式の挨拶、新郎が述べる馴れ初め 】

★ 「私たちは学生時代に知り合い、8年の交際期間を重ねて本日無事結婚式を挙げることができました」など、手短にまとめるのが無難です。

・ 馴れ初めを伝えておくことで、ゲストもよりお祝いをしようというムードが高まります。

 

入籍や妊娠の報告

結婚式は自分たちが結婚するという事を、日頃お世話になっている人にお披露目、報告する意味合いを持っています。そのため、報告すべき事項があれば、結婚式の挨拶で新郎が話すときに伝えるのが適切です。

【 結婚式の挨拶、新郎が述べる報告 】

・ 入籍を事前に済ませていれば「私たちは本日午前に〇〇区役所に入籍届を提出してまいりました」など。

・ すでに子供を授かっている場合には「〇〇(新婦の名前)のお腹には新しい命を授かっています。」などの報告をすると良いです。

 

謙遜する姿勢

結婚式の挨拶で新郎に求められるのは、謙遜している姿勢です。どんなに豪華でお金をかけた披露宴を用意していたとしても「本日はずっと憧れていた〇〇ホテルでの結婚式です」などと言うと自己中心的な印象を与えてしまいます。

【 結婚式の挨拶、新郎が述べる謙遜 】

★ そこで「ささやかながらこのような宴席を設けさせて頂きました」と言葉を添えるとゲストに与える印象がぐんと上がります。

・ ゲストもお祝いしようという気持ちが自然と湧くものです。

 

披露宴を楽しんで欲しいという締め

結婚式の挨拶で新郎は、ゲストに対して「楽しんでほしい」というメッセージも伝えなくはいけません。このメッセージは挨拶の締めくくりの言葉として伝えるのがおすすめです。

【 結婚式の挨拶、新郎が述べる締め 】

・ 「本日は〇〇シェフが最高のローストビーフを振る舞ってもらいますから楽しみにしてください」

・ 「実は会場選びには料理がおいしい所ということを重視しました。みなさん、料理を楽しんでください」

…などと言って終えると、ゲストの印象にも残ります。

 

挨拶にかける時間の目安

人は人の話を聞く時、集中力が続くのは2分程度と言われています。特に結婚式の挨拶を新郎がする時は、宴の最初ですからあまり長いスピーチだとゲストがしらけてしまいます。

【 結婚式の挨拶、新郎がかける時間 】

★ 適度な長さは2分から3分程度です。

・ 解説したメッセージを順番に話した場合、だいたいこの時間内に収まります。

早口すぎる話し方もよくありませんから、1分間に300文字程度を目安に挨拶文を考え、スムーズに話せるように練習をしておくことをおすすめします。

 

いかがでしたでしょうか、結婚式の挨拶は新郎が、ゲスト全員に向けて言葉を発することができる重要な時間です。

新婦側のゲストや親族の中には、新郎を結婚式で初めて見るという人もいますから、気持ちを伝えることももちろんですが、新郎の良い印象を残すことも求められます。

そのためにまず意識しなくてはいけないのが、適度な挨拶の長さ。結婚式の挨拶で新郎が何分も話し続けてしまっては、ゲストをしらけさせてしまうことに…。そこで、伝えるべき事にポイントを絞って、シンプルにまとめることが大切になるのです。

今回お伝えした結婚式で挨拶を新郎がする時に伝えるべきポイントは、すべて押さえたとしても、3分以内には収まるもの。できるだけ自分の言葉でゲストに気持ちが伝わる挨拶文を作成して、ゲストに好印象の挨拶をしてください。

 

まとめ

結婚式の挨拶で新郎が伝えるべきポイントとは

・最初に「私たちのためにお集まり頂いた」御礼を言う
・天候不良や日並びに触れて感謝の言葉を言うとさらに良い
・簡単に新郎新婦の馴れ初めを紹介する
・入籍を済ませている場合はその報告をする
・「ささやかながら宴席を設けました」と謙遜する
・料理などに触れて披露宴を楽しんで欲しいと伝える
・2分から3分でまとめたスピーチはメッセージ性が強い


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