結婚式の挨拶を頼まれた!知っておきたい7つのタブー

結婚式の挨拶を頼まれた!知っておきたい7つのタブー

結婚式の挨拶、祝辞をされる事になったのですね、おめでとうございます。まずは、ご自身を誇らしく思って下さい。新郎や新婦にとって晴れの舞台である結婚式。その舞台で“あなた”に結婚式の挨拶して欲しいとお願いされた訳ですから、信頼されている、また頼りにされている証拠です。

とは言え、もしもあなたが初めて結婚式の挨拶をする立場なら、信頼されているからこそ、「失敗はできない!」と緊張も強くなるのではないでしょうか。でも大丈夫!絶対的なタブーさえしなければ、結婚式の場だけに、会場も温かく見守ってくれます。

そこで今回は、結婚式の挨拶文で気をつけたい、タブーな言葉と話題を7つお伝えします。代表的なNGワードに始まり、その言い換え方、そして話すべきでない話題を記載していきますから参考にして下さい。

新郎新婦の新しいスタートに相応しい挨拶で、お二人の門出をお祝いしましょう。



 

結婚式の挨拶を頼まれた!
知っておきたい7つのタブー

 

忌み言葉は避けましょう


まず一番目に思い浮かぶタブーが「忌み言葉」です。

【 忌み言葉とは 】

縁起が悪い、また不吉な意味を連想させる言葉として知られています。この忌み言葉は、お祝いの席では相応しくない言葉になります。

結婚式の挨拶マナーとしては基本の忌み言葉。まずはこれらの言葉を含まないよう、注意します。ここでは代表的な忌み言葉と共に、その言葉からイメージされる事柄を記載していきます。

【 代表的な忌み言葉 】

・ 「切る」 = 縁を切る
・ 「離れる・いとま」 = 離婚
・ 「重ねる・再び」 = 再婚
・ 「終わる・閉じる」 = 愛が終わる・死
・ 「薄い」 = 縁が薄い
・ 「嫌う」= 夫婦の不仲
・ 「滅ぶ・壊れる・散る・去る」= 死・愛の破壊
・ 「最後・死ぬ・四(シ)」= 死
・ 「苦しい・九(ク)」= 苦しみ

等の言葉が忌み言葉。結婚式の挨拶では避けるべきものです。では、この言葉を使いそうな結婚式の挨拶文と、言い換えの文章を記載します。

【 結婚式の挨拶で、間違えがちなフレーズ 】

・ ウェディングケーキを「切る」=ウェディングケーキにナイフを入れる、
・ 新しいスタートを「切る」= 新たに出発する。
・ 仕事を「離れる」= 家庭に入られる
・ 花びらが「散る」= 花びらが舞う
・ 「去」年 = 昨年
・ 「最後」になりましたが = 「結び」になりますが

等と上手に言い換え、印象的な挨拶に変えて下さい。

 

重ね言葉に注意しましょう


こちらも忌み言葉同様、結婚式の挨拶ではタブーとして良く知られているルールです。「重ね言葉=再婚」を連想させることから、避けるべき言葉として認知されています。

この重ね言葉は、同じ言葉が連なる言葉のみだとお考えの方も多くいらっしゃいますが、実はそれだけではありません。注意が必要な重ね言葉を記載していきます。

【 注意が必要な重ね言葉 】

・ 「再度」
・ 「繰り返し」
・ 「再三」
・ 「相次いで」
・ 「皆々様」
・ 「また・尚」
・ 「ますます」

など。

「結婚式の挨拶で聞いた事がある…。」そんな言葉も含まれていませんでしたか?実は、知らぬ内にタブーとされる重ね言葉を使っている方も多いのです。では、この言葉を使いそうなシーン、言い換え文をお伝えします。

【 結婚式の挨拶で間違えがちなフレーズ 】

・再度申し上げますが = 先ほど申し上げましたが
・皆々様のお陰で = 皆様のお陰で
・益々のご発展 = さらなるご発展

「益々」や「だんだん」、「いよいよ」や「日々」、「ときどき」など、悪いイメージが薄い重ね言葉の場合は、それ程気にされる必要はありませんが、ご自身が気になるのであれば使用を控えておきます。

 

仲間内でしか分からない話は避けましょう


スピーチや結婚式の挨拶には、時間に限りがあります。長くても5分、丁度良いと感じる長さは2~3分程度です。底なしに長く話せる場であれば、仲間内でしか分からない話を事細かに説明する事が出来るでしょうが、短い時間となると、そうはいきません。

【 結婚式の挨拶での失敗談 】

★ 自分ではウケ狙い、笑いが取れる!と思って混ぜた身内の話題が、実際は仲間だけしか笑っていなかった…と言う事も良くあります。

参列者が理解できるように、上手に短くまとめる自信があるのであれば、スピーチに含むのも宜しいでしょうが、自信がない場合はやめておきましょう。

【 結婚式の挨拶での話題作り 】

★ 結婚式と言うお祝いの場では、新郎や新婦の人となりが分かるエピソードを混ぜると素敵な挨拶が出来上がります。

あなたが感じている新郎・新婦への印象が、より伝わるエピソードを探して、あなたの言葉で伝えて下さい。

 

恋愛話・暴露話はやめましょう


これは、当然の事ですが、新郎の以前の恋愛の話、もしくは新婦の元彼氏の話は、絶対にしてはいけません。最近は、珍しい事ではありませんが再婚の話題もタブーです。

例えば…)

★ 新郎が再婚、新婦が初婚の場合

新婦のご両親が新郎の再婚を知らない場合もあり得ます。新郎や新婦から、「内緒にしてね」と頼まれる・頼まれないに関わらず、恋愛の話は避けておきます。

★ 暴露話もタブーです。

新郎や新婦をけなすような内容の話題は、結婚式には相応しくありませんから注意して下さい。

新郎や新婦が、あなたに挨拶を依頼したと言う事は、信頼されている証です。周りに紹介したいと言う気持ち、そしてあなたなら、きちんとした挨拶をしてくれる、と考えた上で選ばれている訳ですから、温かいエピソードで場を和やかにして下さい。

 

不幸な話は注意しましょう


大学時代の友人代表、会社の同僚、昔からの幼馴染など、友人代表としてスピーチされる方も多いです。そこで注意したいのが、この不幸な話です。

【 結婚式での挨拶で避けたい不幸話 】

★ 両親の離婚や浪人した話、仕事上での失敗などは避けるべき話題になります。

やはり浪人や失敗は、新郎新婦にとって気持ちの良い話題ではありませんね。そして、あなたが考える以上に引きずっている過去かも知れません。例え仲が良い間柄であっても、他の人の気持ちを計り知る事は出来ませんから注意します。

★ 但し、不幸な話であっても、そのあとに挽回・逆転出来るような大きな成功話や微笑ましい話があるのであれば別です。

不幸話の詳細は必要ありませんから、表面だけさらりと触れ、大きなホームランを打って下さい。心配な場合は、結婚式前に新郎や新婦に「あの話題に触れて良い?」と一言相談し、承諾を得ておくと安心です。

 

赤ちゃんの話題に気を付けましょう


昔なら、「お二人の愛の結晶が早く見たい」と言う挨拶が普通に使われていましたが、晩婚化が進む近年ではタブーとされる話題です。

【 赤ちゃんの話題は、現代社会のタブーのひとつ 】

★ そもそも子供はいらないと言う考えの新郎新婦、また身体的事情で授かれないと言う新郎新婦も多くいます。

そういう事情を知らぬがまま、「赤ちゃん」の言葉を使ってしまっては、なんてデリカシーに欠けた人!と思われかねません。そして、子供の話題に触れた事がきっかけで、挙式後に疎遠になってしまう可能性もあります。

また、結婚式と言う大勢の場で子供の話題をされてしまうと、プレッシャーに感じる新婦も大勢いるのです。自分は良かれと思って伝えた話題が、相手にとっても良い話とは限りませんから気を付けておきましょう。

★ 特に、若い方、そして年配の男性の方ご注意下さい。

結婚=子供と言う考え方は捨て、お二人だけに向けた“はなむけの言葉”でお祝いします。

 

言葉使い・表情・時間を気にしましょう


★ まずは言葉遣いです。

結婚式には、大勢の方が参列されます。年齢幅も広く、どんな立場の方が出席しているか分かりません。砕けた言い方をしてしまうと、新郎や新婦に迷惑がかかりますから、出来る限り丁寧な言葉で話して下さい。

★ 次に表情です。

いくら良いエピソードを話していても、表情や声のトーンに変化がなければ、聞く人には伝わりません。

楽しい話をしているなら声のトーンを少し上げて話す、面白い話を盛り上げたいなら、表情を笑顔にし、少し大き目の声で話す、などの変化を付けましょう。

★ そして一番気を付けておきたいのが「時間」です。

緊張からお酒を飲み、気持ちも大きくなって、長い挨拶をされる方もいらっしゃいますが、それはNGです。

結婚式には時間制限があり、進行通りに進まなければ、周りに迷惑をかけてしまいます。この事を念頭に入れ、2~3分程度のスピーチを作って下さいね。また、予行練習は必ず行っておくことをおススメします。

 

結婚式の挨拶を頼まれたあなたに、最低限押さえておきたいスピーチマナーの数々は、いかがでしたでしょうか。思っていた以上に、タブーな事柄があったかもしれません。

結婚式は、新郎新婦お二人の為、そして新郎新婦のご親族の為の時間です。新郎新婦の人柄が分かるようなエピソードを混ぜる事で、ご親族にも喜んで貰える挨拶文になります。

挨拶文の作成、そして人前で話す緊張はあるでしょうが、結婚式に相応しい祝辞であれば、何も心配される事はありません。大切な相手の事を思いやって作った文章ですから、きっと喜んでもらえるはずです。

上に記載した事柄に気を付け、あなたの想いが伝わる、そしてお二人の人柄が伝わる祝辞にされて下さい。あなたのスピーチが成功する事、そして新郎新婦・会場の皆さんが笑顔になる事結婚式の挨拶で、場を和ませてくださいね。

 

まとめ

結婚式の挨拶を頼まれたあなたが、最低限押さえたい7つのマナー

・「切る」「離れる」など、忌み言葉には充分気を付けた原稿を
・「ますます」や「再度」など、再婚を思わせる重ね言葉に注意
・仲間内でしか分からない話は、面白い!と思っても極力避ける
・恋愛話・暴露話は絶対にNG!新郎新婦をけなすことない挨拶を
・不幸な話には注意!逆転ホームランの話なら不幸部分はサラッと
・昔は挨拶で使われた赤ちゃんの話題。現代社会ではNGワード
・丁寧で明るくハキハキとした言葉遣い、笑顔。そして時間を守る