アルバイトの面接は緊張しますよね。アルバイトとはいえ、面接は面接であり、就職のそれと基本的には変わりません。気を抜かずキチッと受けごたえして好印象を残したいものです。
そしてそのためには事前の準備が欠かせません。準備が整っていれば、心に余裕ができ、緊張感を和らげることができます。
当然ながらアルバイトの場合も、面接次第で雇っていただけるかどうかが決まります。少しでも安心要素を増やしてリラックスして臨みたいものです。
とはいえ、アルバイトの面接において気を付けなければならないことを言いだしたらキリがありません。是非、ポイントをつかんで準備に取り組みましょう。
そこで今回は、アルバイトの面接で見られるポイントについてお伝えします。
履歴書の扱い方
アルバイトの面接では大抵、履歴書が必要です。様式や書き方は人それぞれですし、その内容が合否に影響することはほとんどありません。
しかし、大切な書類として扱えているかどうかは見られます。滅多にないことでしょうが、履歴書がシワシワになっているなど雑に扱う人は、仕事も雑であると思われることが多いです。
また、丁寧に書いているかどうか、規定通りの写真を張っているかどうか、などは見られるポイントです。字が汚いことは問題ではありません。あくまで、丁寧かどうかが問われます。
身だしなみ
アルバイトの面接で身だしなみがチェックされるのは言うまでもありません。第一印象はあまりにも大切です。第一印象が悪いと、質問にどんなよい受け答えをしたとしても、印象の回復はなかなかできません。
服装はスーツでなくてもかまいません。くだけ過ぎていなければOKです。ですから、デニム系はやめたておいた方が無難です。
外見において大きな問題は、服の種類ではなく、清潔さです。清潔に着こなしている人は、仕事もキチッとできる人と見ていただけます。
会社によっては、期待される服装が決まっていたりもしますので、事前に問い合わせておくのは賢いことです。
言葉遣いの丁寧さ
アルバイトの面接では、しっかり敬語を使いましょう。謙譲語や尊敬語の違いを把握して話せると印象はアップします。
中にはタメ口で話してくるという、信じられないようなこともあるようですが、社会人として当然のマナーがない人を雇おうとはなかなか思わないものです。
特に接客業の場合は重視されますので、良い準備が必要です。敬語で明るくハキハキと話せる人を企業は重視することは間違いありません。そして、そうした方が自分も気持ちがさわやかになるはずです。
面接時の態度
アルバイトの面接だから就職の面接よりも緩い態度で良い、などと勘違いしてはいけません。基準はそんなに変わるものではありません。
面接官としっかり向き合って、ハキハキと受け答えをしましょう。できればしっかり面接官の目を見て答えれると良いのですが、どうにも難しい方もおられるでしょうから、その場合は顔の辺りを見るように努力してみてください。
間違っても、髪の毛をいじっているとか、貧乏ゆすりしたり、スマホをチェックするなんてことはしてはいけません。
時には、ヘッドホンを付けたまま面接に臨む人もいるそうです。自分のステータスがあるのかも知れませんが、これは面接ですから、社会人として常識をわきまえていることを示すことが先決です。
礼儀をわきまえ、集中している態度を示しましょう。面接に通って働きだしたら、その会社のルールをしっかり守る必要があるのですから、面接時にそれを大きく逸脱している人が採用されるはずはありません。
遅刻した時の対応
アルバイトの面接でも遅刻はあってはなりません。今、遅刻する人は、採用後も遅刻するものと危惧されます。そうすると業務に支障をきたすことは容易に予想できますよね。
ですから、遅刻しないように十分に余裕を持って出かけるようにしてください。早く着いたら時間調整するわけですが、遅刻する心配のない時間のつぶし方を考えておきましょう。
とはいえ、どうしても不測の事態が生じて遅刻してしまうことはあり得ます。その際には、面接開始前に連絡を入れるかどうかが大切なポイントになります。もうすぐ着くから連絡するよりも急ごうとするのではなく、連絡することを優先します。
以上、アルバイトの面接において、面接官が注目するポイントについてお伝えしました。これらを意識すると準備に必ず役立ちます。
テンパってカチコチになるのも良くありませんし、くだけ過ぎて横柄な態度になっても良くありません。バランスが重要です。
アルバイトの面接の前に、見られるポイントを押さえて、準備しておけば心に余裕ができます。その余裕があれば気負わず自然体で面接に臨むことができるに違いありません。
不思議なもので、緊張が過ぎると意外に寝坊し、気負っていない方が早く目が覚めるものです。ですから当然、遅刻もなくなります。
面接で見られるポイントを把握し、アルバイトの面接をも気を抜かずこなして、ステキなワークライフを楽しみましょう。