センスの良い祝い袋を用途別に選ぶ7つのポイント

センスの良い祝い袋を用途別に選ぶ7つのポイント
結婚祝い、出産祝い、そして入学祝や卒業祝いなど、祝い袋にお金を包む機会は人生のうち何度もあります。

その際「結婚祝いは結び切りの水引で…」とマナーについてお勉強することはとても大切です。むしろ、始めはそうすべきですね。

しかし、近年は「え、こんなデザインのものがあるの!?」と思わず声が出てしまうようなユニークなデザインの祝い袋が増えています。今までの祝い袋の常識を覆すような、柔軟な発想には驚かされることもしばしば。

マナーをキッチリ守ることより、受け取った人が喜んでくれるデザインが受け容れられるようになっていることがうかがえます。

たしかに、どうせ渡すのであれば相手の印象に残る、センスの良い祝い袋をチョイスしたいところ。そこで、本記事ではセンスの良い祝い袋を選ぶ7つのポイントについて用途をご説明しながらご紹介します。

 

センスの良い祝い袋を
用途別に選ぶ7つのポイント☆

 

色柄に一工夫☆

従来は白無地の祝い袋が主流でしたが、最近は袋の色柄がかなり大胆になっています。お子さんの入学祝に渡すのであれば、ディズニーやサンリオなどのキャラクター柄が喜ばれます。

また、中高生への進学祝いには英字新聞の柄なんてぴったりですね。女性に人気なのは、千代紙のような和柄です。砕けすぎず、結婚式のご祝儀にも使えそうです。

また、思い切って水玉模様の祝い袋なども意外と水引にマッチします。柄を目立たせたい場合は、水引は控えめであることが多いです。どちらもハデハデだとトゥーマッチになってしまいますので、ポイントは絞りましょう。

 

素材に一工夫☆

「祝い袋が紙だと、誰が決めた?」とでも言いたげに、最近は色々な素材の祝い袋が登場しています。結婚式のご祝儀袋としても人気なのが、ハンカチや風呂敷でできた祝い袋。

布素材の落ち着いたシルエットのおかげで、けっこう大胆な柄を選んでも大人っぽくなります。出産祝いとしてオススメなのが、ガーゼハンカチでできた祝い袋。

赤ちゃんが小さいうちはガーゼをたくさん使うので、実用的にも喜んでもらえます。そのほか変わった素材の祝い袋は、フェルト素材でできた袋です。カジュアルなので結婚式には向きませんが、温かい気持ちになれそう。

 

水引に一工夫☆

お馴染みの結び切りや蝶々結び以外の、変わったモチーフの水引を使うとインパクトは大!色々な用途に使えそうなのが、ト音記号の水引です。お祝いする側のウキウキした気持ちが伝わりそうですね。女性の結婚祝い向けにイチオシなのが、ティアラ型の水引。さりげない演出が嬉しいモチーフです。

そのほか、水引で文字をかたどったタイプも人気。筆記体で’happy’や‘Love’をかたどったタイプは、出産祝いや結婚祝いにピッタリですね。そのほか色々な用途に使いやすいということで、派手すぎないお花モチーフの水引が圧倒的人気です。

 

短冊に一工夫☆

短冊にも、色々工夫されている祝い袋が増えています。今までは「寿」「御祝」などの言葉が書かれていたのが、今では’Happy Wedding’や’Happy Birthday’などのメッセージが印刷されているタイプもよく見られるようになりました。

まるでメッセージカードのようで、カジュアルな雰囲気になりますね。友達同士であれば、結婚式のご祝儀にもOKです。

そのほか、短冊が中心からずれた袋や、デザインによっては短冊自体がない祝い袋もあります。祝い袋の中でも主役にならない目立たないパーツですが、デザインの良さを引き立てる大切な働きをしてくれる部分です。

 

チャームに一工夫☆

「水引が必要だと、誰が決めた?」とさえ言いたげな袋も登場してきています。結婚式などフォーマルな場では使われませんが、直接渡す出産祝い向けに遊びのあるデザインが多いようです。

例えば、「赤ちゃんが初めての一口をシルバースプーンで食べると幸せになれる」という言い伝えをもとにした、小さなシルバースプーンの飾りが付いた袋はとても好評。

そのほか、キューピー人形が真ん中に鎮座している祝い袋や、袋に小さなぬいぐるみが付属している袋もユニークですね。そのうち、付属品が大きくなって祝い袋がオマケのようになるのではないかと心配されます。

 

形に一工夫☆

「祝い袋が長方形だと、(以下略)」というような、個性的な形をした祝い袋もチラホラ見られるようになりました。お札を折って入れるようなデザインが多いため、お年玉や子どものお祝いなどの用途に使われる袋が多い印象です。

たとえば七五三のお祝い用に、千歳飴の袋をかたどったお祝い袋なんていかがでしょうか。袋とお祝い、二重に喜んでもらえそうなデザインですね。そのほか、鯛・折鶴などの縁起のいいモチーフの袋もベタですが人気。

また、正方形のポチ袋もかわいいと好評です。大人用のちょっとしたお車代などであれば使えそうですね。

 

ウケを狙って☆

気心の知れた仲間同士であれば、ウケを狙った祝い袋も喜んでもらえそうですね。例えば、目録贈呈などに使われる特大の祝い袋を結婚式のご祝儀などに使うというケースもあるようです。

受付が親類の方で、冷たい空気が流れてしまった…なんて失敗がないようにご注意くださいね。そのほか、覆面になる祝い袋にも注目です。お金が入った中袋を白い覆面で包んだ、今までにないユニークな祝い袋ですね。

また、本題からはずれますが、本当に面白い祝い袋を探しているのであれば、手作りも視野に入れて考えてみましょう。

 

いかがでしたか。

お祝い袋にも、かなり多彩なデザインのものがあることがお分かり頂けたと思います。

結婚式のご祝儀などは、マナー違反にならない程度に素材や柄、水引のデザインなどに凝り、それ以外であれば自由なデザインの袋をチョイスするなどの切り替えも必要ですね。

相手が喜んでくれるのはどういう袋かを想像して、ピッタリのデザインを探してみてください。本記事をご参考に、センスの良い祝い袋に巡り合えますように。

 

まとめ

センスの良い祝い袋を用途別に選ぶ7つのポイント☆

・色柄に一工夫☆
・素材に一工夫☆
・水引に一工夫☆
・短冊に一工夫☆
・チャームに一工夫☆
・形に一工夫☆
・ウケを狙って☆


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