結婚式の二次会のドレス選びに頭を悩ませていませんか?結婚式や披露宴に参列するときには、ドレスコードも厳しいので、華やかできちんとした雰囲気ドレス、髪型、アクセサリーなどの小物を選びますよね。では結婚式の二次会のドレスなら、どのようなものが正解なのでしょうか。
挙式と結婚式の二次会のドレスの一番の違いは、「フォーマル感」です。結婚式や披露宴には、新郎新婦の仕事の関係者の方や、親族の方が参列されていますし、会場の雰囲気も参列者の服装も格式高いものが一般的です。
一方、結婚式の二次会のドレスは、新郎新婦と親しい友人が集まり和気あいあいと盛り上がりながらお祝いする、という集まりですので、あまりにもフォーマルなドレスの場合、時には周りから浮いてしまうかもしれません。
また、二次会の招待状には「平服で」と指定されている場合もあるので、結婚式の二次会のドレスを着替えるべきか、披露宴のドレスのまま参加するべきか・・・。などと、意外と悩む女性も多いようです。
そこで今回は、結婚式の二次会のドレス向きに、カジュアルダウンした装いのコツを7つお伝えします。
結婚式の二次会のドレスって?
カジュアルダウンのコツ
「平服」と指定された時の服装のマナーとは?
結婚式の二次会の招待状には、「平服でお越し下さい」と書かれていることも多いですよね。ではこの「平服」とは一体どのような服装をさしているのでしょうか?平服とは「略礼服」のことを言います。
男性の場合、タキシードやモーニング、女性の場合、カクテルドレスやロングドレスが「正装」にあたります。一方、「略礼服」とは、男性の場合はスーツ、女性の場合はワンピースなどの簡単なドレスをさしています。
結婚式の二次会のドレスには、この略礼服である、簡単なワンピースなどが好ましいことになります。
【結婚式の二次会のドレスで「平服」指定があった場合】
・「平服=平日の服装」ではありませんので、気を付けてくださいね!
いくら結婚式の二次会が結婚式に比べてカジュアルな場であるとはいえ、お祝いの席であることに変わりはありません。
「平服」のドレススタイルってどんなドレス?
フォーマルなドレスだと結婚式の二次会のドレスとしては、浮いてしまうかもしれない。普段着ほどカジュアルな服装は、結婚式の二次会のドレスといえどもふさわしくない。・・・と言われてしまうと、どのようなドレスやワンピースを選べば良いのか、ますます難しく感じます。
【「平服」と指定された時のドレスの目安】
・「電車にそのまま乗っても恥ずかしくない程度」と言われています。
この基準を目安に、肌の露出やドレスのデザインを選んでみてくださいね。
二次会向きのカジュアルダウンしたドレスとは?
結婚式の二次会のドレスは、会場のTPOも考慮したチョイスがスマートです。とは言え、二次会の会場も式によって様々です。披露宴を行ったホテルや会場で、そのまま結婚式の二次会をする場合もあります。一方、カジュアルなレストランでの二次会も。
【結婚式の二次会をホテルで行う場合】
・ある程度フォーマル感やパーティー感のあるドレスを選びましょう。
結婚式の二次会のドレス選び、ホテル会場で特にオススメは、サテンのような「ツヤ」や「テカリ」のある生地を使ったドレス。普段身につけない素材を選ぶことで、一気に華やかなパーティー感を演出できます。
【カジュアルな二次会会場の場合】
・会場に合わせて、結婚式の二次会のドレスもカジュアルにしたいなら、この「ツヤ」や「テカリ」といった質感のあるドレスを避け、肌の露出も控えめにすると良いでしょう。
会場に合わせた素敵なドレスを選んでくださいね。
二次会に参加するときの「靴」のマナー
結婚式の二次会のドレス選びも大切ですが、靴にこそ十分な注意が必要です。どんなにカジュアルでもあくまで「お祝いの席」ということを忘れずに、靴選びをしなければなりません。結婚式の二次会のドレスでは、華やかさを出して、フォーマルからカジュアル感を出しつつ、靴ではしっかりとマナーをおさえる。このメリハリが、大切です。
【結婚式、披露宴、二次会に共通する靴マナー】
・ミュールやサンダル、ブーツはNGです。
・つま先の開いた靴は基本的にNGです。・黒いストッキングもお祝いの場面では避けてください。
これらの基本的なマナーを押さえておけば、結婚式の二次会のドレスなら、靴は結婚式ほどフォーマルなものでなくでも構いません。ドレスに合わせて、エナメル素材の靴で全体をカジュアルダウンしても良いでしょう。
・二次会もお祝いの席であることだけは忘れないでくださいね。
結婚式の二次会のドレスを華やかに見せる小物テク
結婚式や披露宴では、あまり派手なアクセサリーは避けるべきフォーマルな場面。小ぶりなパール素材などが一番ふさわしいとされています。一方、結婚式の二次会のドレスの多くは、アクセサリーはもっとゆるやかです。
ある程度大ぶりなもの、キラキラと華やかなもの、デザイン性の強いものなども身につけてもOKと言う会場は多いです。そこで・・・。
・披露宴に参加したあと、そのまま二次会に参加する場合などにもアクセサリーだけを変えるテクニックはオススメ。
小物次第で同じドレスでも、カジュアルダウンしつつ、よりパーティー感を強調することができます。ただし、結婚式の二次会のドレスコードは会場によって違います。挙式や披露宴と同じように、ホテルなどフォーマルな場での、二次会開催というケースもありますので、事前確認が必要です。
二次会向けにカジュアルダウンする注意点
結婚式の二次会のドレスとは言え、新郎新婦の結婚をお祝いする場に出席することだけは、忘れないように気を付けましょう。カジュアルダウンできても、基本的なマナーをおさえることが、大人としてのマナーです。
【挙式・披露宴・二次会に共通するタブー】
・白いドレス
・革の鞄
・毛皮のジャケットなど。
結婚式に参列する際にマナー違反とされているものは避けてください。
結婚式の二次会のドレスに似合う髪形アレンジ
また、髪の毛は結婚式と同じく、二次会だけの参加でも、きちんとセットしたいもの。ただし両方に参加する場合には、挙式や披露宴前は美容室でバッチリとセットできますが、披露宴から二次会へ流れる時には、そんな時間はないですよね。それなら・・・。
・くるくると巻いたヘアを、披露宴ではアップスタイルに、二次会ではダウンスタイルにする方法はいかがでしょうか。
二次会向けには、アップヘアをおろしつつ、耳から上の髪をねじって束ねるヘアアレンジも好評です。簡単且つ、キチンとした印象を与えるヘアチェンジで、TPOに合わせたスタイルが可能です。
ただし、このヘアスタイルは、ショートヘアの女性はできません。クラブやバーなどカジュアルな二次会会場なら・・・。(事前に会場のドレスコードを確認すると良いでしょう。)
・部分的にメッシュを入れたり、カチューシャなどで印象チェンジも一案です。
いかがでしたでしょうか。今回は、結婚式の二次会のドレスについてお伝えしました。大人になるにつれて、結婚式に招待される機会も増えてくるでしょう。初めのうちは迷うドレス選び、この記事を参考に準備を進めてください。
今回お伝えした結婚式の二次会のドレス選びのポイントは、どれも基本的なことばかりです。けれども、大人としておさえておきたい部分ばかりです。また、二次会の会場によって柔軟に対応できるのが、大人のマナー。会場がホテルならばよりフォーマルに。カジュアルなレストランやバーなどでは、よりカジュアルに、ドレス選びを調整します。
最近では友人に向けた披露宴と、親族向けのフォーマルな披露宴と二部制にするカップルも。この場合には、会場やドレスコードによっては、二次会に近い披露宴もあるでしょう。事前に確認しておくと安心ですね。
これらのマナーをきちんとおさえて、結婚式や披露宴とは違った華やかなお洒落を楽しみましょう。
まとめ
結婚式二次会のドレス選びで、おさえたい大人のマナー・「平服」と指定されたら、簡単なワンピースがおススメ
・「平服」の基準はフォーマルでも電車に乗れるドレス
・ホテル会場ならフォーマルに、会場によっては華やかに
・つま先の空いた靴、黒いストッキングは足元のタブー
・アクセサリーを付け替えるだけで、二次会仕様に
・二次会でも最低限のマナーをおさえたドレス選びを