結婚式は感動で包みたいもの。幸せな笑顔と結婚式の感動的な涙のシーンがあると、新郎新婦もゲストも、記憶に残ります。その多くが新郎新婦と式場で事前に話し合った、結婚式で感動を誘う演出によるものです。両親やゲスト、新郎新婦がお互いに対して、心からの感謝の想いを込めた時、結婚式を感動的なものにするのでしょう。
さらに、ご両親やゲストにも大切な役割のお願いをしたり、参加してもらう演出も一案です。ゲストが参加することで会場に一体感ができ、結婚式の感動も共有できます。結婚式を感動で包む、特別な時間生まれるのです。
そこで、新郎新婦には内緒の結婚式を感動で包むサプライズ演出をしてみませんか?余興の時間を使ったり、新郎新婦には内緒で式場と直接打ち合わせをするサプライズなら、新郎新婦が結婚式で感動の涙を流すシーンも演出できるでしょう。
記憶に刻むような、ゲストや両親が新郎新婦へ贈る結婚式を感動で包む7つの演出アイデアをご提案します。
結婚式の感動体験☆
新郎新婦も涙する7つのアイデア
皆の思いがつまった「折鶴シャワー」
結婚式の定番の演出であるフラワーシャワーやライスシャワー。あたりを幸せな空気に包む演出のひとつですが、フラワーシャワーの代わりに折鶴を使うセレモニーは、結婚式で感動を呼ぶシーンになります。
【折鶴シャワーの方法】
①事前に小さな和紙や折り紙でたくさんの折鶴を作る。
②チャペルから出てきた新郎新婦に、その折鶴を皆で掛ける。
(折鶴のシャワーをするのです。)
折鶴のイメージを考えると、特に神前式などの和装婚には特に映えます。
会場スタッフの協力が必要になりますが、和紙や折り紙にあらかじめメッセージをしたためた折鶴を使い、拾い集めて新郎新婦に渡してもらっても良いでしょう。結婚式のお開き後にゆっくりとメッセージを見ることができ、感動してもらえる演出になります。
手作りの「ブーケ・ブートニア」
結婚式には欠かせないアイテムのブーケ・ブートニアは、お花屋さんに頼んで生花のものを使う方が多いのではないでしょうか。特にブーケはブーケトスやブーケプルズの演出で使用したり、親しいご友人へプレゼントしたりすることもあるので、新婦の手元には残らないということが多いです。
そこで、後々記念品として残るプリザーブドフラワーや造花などを使い、サプライズでブーケを作ってプレゼントしたら、お祝いの気持ちが伝わり結婚式で感動を誘います。
渡すタイミングは、余興の演出として渡すか、披露宴お開き後のお見送りの場面でプレゼントするのがスマートです。二次会で使用してもらえたり、新居に飾ってもらえたりするので嬉しいですね。
【手作りのブーケ・ブートニアのギフト】
・記念品として残る方法(ブリザーブドフラワーや造花)で作る
・余興や新郎新婦の見送り時に渡す
愛のあるメッセージがいっぱいの「寄せ書き」
直筆のメッセージは気持ちが感じられて、もらうと嬉しいもの。たくさんの友人や知人から集められたメッセージが集まった寄せ書きを見て、結婚式で感動する新郎新婦が多いのではないでしょうか。また、この寄せ書きは自分では演出できないプレゼントですので、結婚式の感動もひとしおです。
【寄せ書きの種類】
「寄せ書き」と一言で言ってもさまざまなアイデアがあります。
・似顔絵を描いたもの。
・書き込み式のテディベアにメッセージを寄せたもの。
・ダルマに書いたもの。
・アルバムに張り付けたものなど。
このように、アイデア次第で楽しい寄せ書きを作ることができます。共通の仲間内で話し合いながら協力し、当日会場で寄せ書きを集める方法もあります。
会場内が盛り上がる感動の結婚式「フラッシュモブ」
メディアでも取り上げられることが多くなったフラッシュモブをご存知でしょうか。話題にはなっていますが、実際に体験したことがある人はまだ少ないのではないでしょうか。
【結婚式で感動を呼ぶ、「フラッシュモブ」とは】
・平然を装った人々が突如としてダンスを始め、その場を盛り上げる演出です。
新郎新婦に結婚式で感動してもらうには、サプライズ感が大切です。会場とのやり取りや事前の練習など労力がかかることは否めませんが、会場の盛り上がりと記憶に残る感動のシーンを作るにはおすすめの演出です。
最近では結婚式で感動を呼ぶ演出として、フラッシュモブ専門の業者も時々見受けられます。また、新郎新婦がダンスを趣味としている場合に、その仲間内でフラッシュモブによる演出を企画するケースも多いようです。
メッセージが直に伝わる「ビデオレター」
事前に準備が必要となるものの、新郎新婦もメッセージを伝える人も喜ぶ、新郎新婦が結婚式で感動するハッピー演出の定番が「ビデオレター」です。
【結婚式の感動余興、「ビデオレター」】
・都合でどうしても出席ができないご親戚や友人、お世話になった恩師の方からビデオメッセージをもらい、余興として映像を流す結婚式で感動を誘う定番演出です。
進行の都合上、新郎新婦へ「ビデオレターがある」と伝えておいたとしても、実際のビデオレターを見ると、結婚式で感動の時間を演出できる鉄板です。
日頃の伝えられない思いを伝える「電報」
結婚式で読みあげられることが多い電報は、会社の方やご親戚の方などから贈られることが多いですよね。しかしこの祝電は新郎新婦が結婚式で感動の涙を流す、従来のものとは違うサプライズ演出の祝電です。
祝電のご紹介とは別のシーンで、電報を読みあげる場面を設けると、会場内も注目し特別な時間となります。
【結婚式で感動の「電報」の演出法】
・新郎から新婦へ、これからの意思表明を贈る。
・新婦から新郎へ幸せな気持ちを伝える。
・ご両親から新郎新婦へのメッセージなど。
日頃伝える機会がなかった気持ちを電報に込めて贈ると感動のシーンになります。
感動のシーンには外せない「お手紙朗読」
結婚式で感動の涙を誘うシーンに欠かせないお手紙朗読。従来は新婦からご両親へ宛てたものが多いでしょう。けれども、今回ご提案するこのお手紙朗読は少し違います。新郎新婦も含め会場内が感動であふれることは間違いありません。
【新郎新婦が結婚式で感動する「お手紙朗読」】
・新婦のご両親から新婦へ宛てたお手紙の朗読は、さらに結婚式で感動を呼ぶ演出です。
・新婦がご両親へお手紙を朗読したあと、返事としてサプライズで朗読するとスムーズです。
結婚式では新郎のお父様がお開き前にご挨拶を行うことが多いですが、新郎新婦への思いや出席してくれたゲストへの感謝の気持ちなどを伝えたいと思っていらっしゃる新婦のご両親も意外に多いのです。
思いが詰まったお手紙朗読は、記憶に残る結婚式のワンシーンになります。
いかがでしょうか。結婚式の感動の演出はどんな結婚式でも欠かすことができません。さらにゲストや両親から、結婚式で感動のサプライズがあれば、新郎新婦にとっても記憶に刻まれるでしょう。ほんの少しの工夫とアイデアで、結婚式が感動に包まれ、一生の思い出に残るシーンとなるのです。そのお手伝いができたら、嬉しいですよね。
結婚式で感動を呼ぶ三つのポイントは、感謝の気持ち、心配り、サプライズ感です。また、新郎新婦の門出を祝し幸せを願う気持ちも、結婚式において心を打つ大切なポイントと言えます。
新郎新婦の幸せそうな笑顔を見ること。結婚式で感動の涙を流す時間を供に過ごすことは、二人を祝福したいと集まったゲスト全員の願いでもあります。親友や兄弟、家族など身近な人々の結婚式には、ぜひこれらのサプライズを試してみてください。
まとめ
ゲストや両親による、新郎新婦に贈る感動の7つのアイデア
・挙式後はゲストからの「折鶴シャワー」にメッセージ
・手作りの「ブーケ・ブートニア」のギフトは保存用に
・当日でも準備できる「寄せ書き」は、ゲスト席に回して
・「フラッシュモブ」のサプライズ力は絶大!
・思い出の人からの「ビデオレター」は感動演出の鉄板
・「電報」を新郎や両親から贈る演出は、紹介時間を別枠で
・両親からの「お手紙朗読」は、新婦の後にサプライズで