結婚式のスピーチ☆さすが!と思わせる主賓祝辞の作り方

結婚式のスピーチ☆さすが!と思わせる主賓祝辞の作り方
結婚式で主賓として祝辞をすることになったからには、2人の思い出に残るスピーチを、と思うものですよね。しかし、祝辞を話すことはそうそう経験できることではありません。どう話を組み立てたらよいか、悩む方は多いことでしょう。

結婚式の祝辞は長すぎても短すぎてもいけないと言われます。そのため、あいさつの型を意識して話を組み立てるとうまくいきます。ただし、余計なエピソードを盛り込んでしまったり、良い話をしようとして背景説明に時間をかけすぎてしまうことはNGです。そうなると、せっかくのお祝いの席で、参列者のひんしゅくを買ってしまうこともあります。

そこで今回は、あのスピーチはよかったと思わせる結婚式の主賓祝辞の作り方についてお伝えします。

まずは簡単な自己紹介から

結婚式の祝辞では、司会の方が自分を紹介してくれますが、スピーチの最初にまずは自己紹介をするのが基本です。自己紹介では、自分の名前と、新郎または新婦との関係を簡潔に話します。主賓としてスピーチを依頼されるのは、新郎または新婦の上司にあたる方が多いことから、その点だけ話せば十分です。

なお、自分の立場を話する際、勤めている会社や仕事について簡単に紹介すると、後の話がやりやすくなります。ただし、自分の立場の紹介に時間を使ってしまうと、聞いている人にとってはスピーチが長く感じられます。そのため、自己紹介は、短くまとめるのが基本です。また、学生時代の教え子の結婚式で主賓として祝辞を依頼された場合は、学校についても簡単に紹介すると聞いている参列者の関心を引けます

 

両家に対するお祝いの言葉

自己紹介に続いて新郎新婦と両家に対するお祝いの言葉を話します。これは、結婚式に参列している新郎新婦の両親や親戚の方々、また、いっしょに参列している他の方への配慮もあります。

結婚式の祝辞で使われるお祝いの言葉は一般的な言い方で構いません。例えば、

「ご結婚おめでとうございます。そしてご両家のご親族のみなさま、心より御祝いを申し上げます。僭越ではございますが、ご指名により、お祝いを述べさせていただきます。」

といった言い方です。

なお、結婚式の主賓祝辞では、参列者は座っていますが、新郎新婦の2人が立って挨拶を聞いています。このお祝いの言葉の最後に、「どうぞお二人はお座りください。」と声をかけてあげましょう。

 

新郎または新婦の紹介

主賓として結婚式の祝辞を行うのなら、新郎または新婦の面白いエピソードを紹介したいところです。この話は、人柄が現れた行動やちょっとした失敗談など、場を和ませるエピソードがおすすめです。ただし、単に失敗談を紹介するだけではいけません。結婚式は、新郎新婦の2人が主人公です。もし、新郎または新婦の恥ずかしい失敗談を紹介したら、それに関連する素晴らしい一面も紹介してあげてください

なお、会社での活躍を紹介する場合、細かい点まで話に盛り込んでしまうと話が長くなってしまいます。また、専門用語を多用してしまうと結婚式の参列者には、状況が理解できないこともあります。結婚式の祝辞で新郎や新婦の活躍を紹介する場合は、できるだけ一般的な話を題材にするのがおすすめです。

2人へのはなむけの言葉を

結婚式の祝辞を依頼されたら、ぜひ、新郎新婦の2人へのはなむけの言葉を贈ってあげましょう。はなむけの言葉とは、新しい一歩を踏み出した2人を励まし、また、勇気づける言葉です。

なお、この言葉には、名言やことわざなどから選ぶのが一般的です。とはいえ、結婚式でよく聞く言葉を使ってしまうと、場がしらけてしまうこともあります。そのため、自分の経験から「これは」と思える言葉を、印象的なエピソードを添えて贈るのがおすすです。

もし、主賓として結婚式の祝辞を依頼されたら、このはなむけの言葉の印象でスピーチの印象が決まると言うこうとを肝に銘じておきましょう。多くの結婚式で使い古された言葉ではなく、オリジナルのエピソードを添えて、印象的な言葉を贈ってあげてください

 

最後に結びの言葉

結婚式での祝辞は、最後を締めくくる言葉で終えるのが基本です。まれに、スピーチがいつ終わったのか解らない方もいますが、これは結婚式の進行の妨げになります。はっきりと解る言葉でスピーチを終えましょう

よく結婚式で使われる結びの言葉は、次の言い方です。

「これをもちまして私からのお祝いの言葉とさせていただきます。本日はおめでとうございます。」

なお、最後に結びの言葉では、声のトーンにも気を使ってください。結婚式の祝辞では、リズムよく会場にとおる声で話すのが基本です。できれば、幸せな2人の門出のお祝いに相応しい、明るい雰囲気の言い方を心がけてください

そして、特に最後の「本日はおめでとうございます。」の言葉は、それまでの声よりも大きな声で締めくくると結婚式の参列者の印象も良くなります

 

以上、あのスピーチはよかったと思わせる結婚式の主賓祝辞の作り方についてお伝えしました。

結婚式の祝辞は、あいさつの型に当てはめて新郎新婦の人柄を紹介し、2人のためにはなむけの言葉を送るのが基本です。ありきたりなエピソードやよく使われるはなむけの言葉ではなく、オリジナルの話を考えてみてください

ただし、主賓の祝辞は、参列者全員が話を聞いている、乾杯の前に依頼されます。くだけた話をしてしまうと、場の雰囲気を台無しにしてしまうこともあります。さらに、新郎新婦の両親をはじめ、多くの年長者も参列しています。節度のある話を心がけてください。そして、新郎新婦を応援するような、印象に残る祝辞で式を盛り上げてあげましょう。

まとめ

印象に残る結婚式の主賓祝辞の作り方とは

・新郎新婦との関係を中心とした簡単な自己紹介を
・新郎新婦の両家に対する祝辞を
・オリジナルなエピソードで新郎または新婦の紹介を
・新しい一歩を踏み出す2人へのはなむけの言葉を
・最後に解り易い結びの言葉で締める


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