結婚式で着るドレスと言えば、ウエディングドレスともう一つが定番のカラードレスですよね。ウエディングドレスと違って、種類や形・色などが豊富なカラードレスは、新婦それぞれの個性を表すことが出来るドレスです。
そんなカラードレスですが、結婚式場の雰囲気とマッチしたカラードレスを選ばないと浮いた印象になってしまいがちです。ドレスショップで見て、これが良いと感じたカラードレスも、いざ会場で着てみると違和感を感じる人も少なくありません。
新郎新婦の新しいスタートを切る大きな節目の結婚式ですから、後で振り返ってみて「あのカラードレスが・・・」などの後悔が残らないようにしたいものです。
そこで今回は、結婚式場ごとに花嫁が映えるカラードレスの選び方についてお伝えします。
結婚式場別☆花嫁が映える
カラードレスの選び方5つのコツ
結婚式会場を優先するか、カラードレスを優先するかを決めよう
結婚式場を決めるときに、多くの方はブライダルフェアに参加をすることでしょう。その時は、漠然とした気持ちで参加しがちですが、会場の雰囲気や特色を要チェックしておいて、花嫁に似合うカラードレスや結婚式で着たいカラードレスと合うかを見極めておくと良いでしょう。
そうすることで、前もって結婚式場の雰囲気に合わせてカラードレスを合わせるのか、着たい色のカラードレスが決まっているならそれに合わせて会場を選ぶのか、その大事な基盤を決めることが出来ます。
結婚式場をどこにするのかは、カラードレスだけではなく結婚式全体の印象を左右する大きなものです。お二人の「こうしたい」というイメージに沿う会場を選ぶことで、自然とカラードレスもマッチしてくることでしょう。
ガーデンウエディングの場合のカラードレスの選び方とは
アットホームで自由な雰囲気を楽しみたい!そんなお二人にとても人気があるのがガーデンウエディングです。草木などの緑あふれる環境や、太陽の光、海が見えるロケーションなど自然な環境の中で挙げるガーデンウエディングでゲストと楽しむ姿は、まるで映画のワンシーンのようですよね。
そのようなガーデンウエディングで結婚式を挙げる人のカラードレスの選び方ですが、ガーデンウエディング会場の特徴でもある大きな窓・明るい室内の特色を生かして、明るく優しい色合いのドレスをチョイスしてみましょう。ナチュラルな雰囲気により一層花嫁が引き立つこと間違いありません。
パステルカラーやシャーべットカラーなどのドレスがおすすめです。ブーケや髪飾りの小物にもこだわってドレスとのカラーミックスをしてみるのも楽しそうです。
ホテルウエディングの場合のカラードレスの選び方とは
ホテルウエディングは最も結婚式を挙げる人が多い場所ではないでしょうか。ホテルウエディングはいくつもの種類の部屋からチョイスすることもできる、選択肢の多い点が嬉しいポイントです。
シックなお部屋だったり、白を基調としたかわいらしいお部屋だったり・・・それぞれのお部屋の雰囲気にあったカラードレスを選びます。
ホテルウエディングは全体的に強い照明をたくさん使って演出をするのが特徴的です。このような演出には強い原色系が一般的に生えます。
シックなお部屋の場合は、濃い目の大人っぽい色がおすすめです。ビビッドな赤やネイビーなども良いでしょう。
白を基調としたかわいらしいお部屋ですと、その部屋の雰囲気を存分に楽しめるような柔らかい色がおすすめです。ピンクやオレンジなど花嫁らしい暖色はいかがでしょうか。
またホテルウエディングも会場によっては夜景を楽しめるということでナイトウエディングが好評なところもあります。夜だからこそ着れる肩が大きく開いたドレスや、シックなドレスなど、時間帯で選んでみるのも良いでしょう。
リゾートウエディングの場合のカラードレスの選び方とは
年々人気が高くなっているリゾートウエディングですが、憧れる女性は多いですよね。リゾートウエディングで想像するのは、青い空に青い海、そして白い砂浜。どちらかというと気候の良い夏のイメージです。
そんな自然の明るさ満点の夏のリゾートウエディングには、活気ある雰囲気にピッタリのイエローが人気です。さりげない華やかさとリゾートらしい雰囲気を楽しむためにも、レースやフラワー飾りなどの重く感じるようなタイプは避けるのがよいでしょう。
リゾートウエディングでは、カラードレスの透明感を大切にします。先にお伝えしました人気のイエローのようにパステルカラーが軽やかで透明感があり自然光によく映えます。風になびくのも想像して軽やかなラインの方が雰囲気がグッとあがり、おすすめです。
色とラインを楽しむカラードレスの選び方
カラードレスと一口に言っても、色もたくさんありますし形もたくさんあります。色や形一つで花嫁の印象はがらりと変わってくるのでゲストを驚かせる一つの楽しみでもあります。
カラードレスの色を選ぶ時は、一番は新婦の印象に合っていること。新婦に似合う色は普段のお洋服のチョイスを見ていれば自然と絞られてくるものです。ですが、いざドレスを着てみると思っていたよりしっくりこない・・・ということもあります。
それは肩回りの雰囲気だったり、飾りだったり・・・同じピンクでも濃いものから薄いものまで幅広くありますので、新婦の肌の色や髪の色とも合わせて選んでいくと良いでしょう。
カラードレスのラインを選ぶ時は、先に着ていたウエディングドレスのラインと違うタイプを選ぶようにしましょう。ウエディングドレスがマーメイドタイプなら、カラードレスはAラインなどといった感じです。
同じ色のドレスでもラインが違うだけでグッと印象が変わってきます。色とラインの組み合わせを楽しんで選びましょう。
いかがでしたか。結婚式で花嫁が着るカラードレスの選び方のポイントは、式場の雰囲気や花嫁の雰囲気に合わせるということがわかりました。一番は、花嫁が着たいものを着てもらうというのが鉄則ではありますが、あまりにも雰囲気がまとまっていないと後悔をするポイントになってしまいます。
カラードレスだけではなく、それを取り巻く環境とのコーディネートも頭に入れて選んでいきましょう。花嫁のカラードレスは何色を着るのか、というのはゲストの楽しみの一つでもあります。「やっぱり●●にはこの色だよね!」と納得させるのもありですし、「その色は意外だった!」と驚かせるのも楽しそうです。
結婚式は夫婦になってこれから先歩んでいく中で、思い出すことが多いイベントです。何度振り返ってもステキだったと自画自賛できるように、トータルコーディネートでカラードレスを選びましょう。
まとめ
カラードレスの選び方のコツとは
・会場のタイプに合わせてみよう
・花嫁の雰囲気に合わせてみよう
・同じ色でも濃さを楽しんでみよう
・ドレスのラインを楽しもう
・ウディングドレスと違うタイプを着てみよう