フリーターをしていたが、将来が不安になり就職活動をしたい!しかし、就職に対する不安は大きいものですよね。高校を卒業して、また大学を卒業してからやりたいことが見つからず、そのままフリーターになってしまったという人は多いものです。
生涯フリーター宣言をしている人もいますが、やはり多くの人は就職をして安定した仕事や生活を送りたいと考えているはずです。でも、フリーターをしていたということが就職活動のネックになるのではないだろうかと不安になっていることでしょう。
フリーターだから就職が厳しいということではなく、フリーター時代をどう生かしていけるかというのが就職する際の大きな分かれ道となります。では、フリーターが就職する時に、どのようなポイントを押さえればよいのでしょうか。
そこで今回は、フリーターが就職する時に肝に銘じておきたい5つの心構え、についてお伝えします。
フリーターが就職する時。
肝に銘じておきたい5つの心構え
就職活動する年齢と経験値を生かそう
フリーター歴が長いと長い分だけ就職活動のネックになってしまいます。企業側は40代より30代、30代より20代の若々しい力を欲しいと考えているのです。もちろん、経験力がそれに伴っているなら年齢の壁はそう大きくはありません。
しかし、年齢とフリーター歴が結びついてしまう点を考えると、なるべく若いうちに就職活動への一歩を踏み出したいところです。
フリーター時代にアルバイトで培った接客力や営業力などのスキルがあるならそこを前面にアピールしたいところですので、今しているアルバイトなどの仕事で盗める技術やコミュニケーション能力はしっかりと自分の物にしておきましょう。
これからの事を意欲的に伝えられる精神力を持とう
フリーターをしている理由は「やりたいことが見つからないから」というのが大半であり、またその理由も世間一般的に浸透しているものです。やりたいことが見つからない、そんな後向きな人が就職することでどんな風に会社に貢献してくれるのだろうかというところを企業側は探りたいところでしょう。
自分自身がどうしてその職に就きたいのか、またどのようなビジョンを描いているのかの具体的な意欲的な気持ちを伝えられるか伝えられないかは、フリーターという壁を乗り越える大きなターニングポイントです。
どこか自分に対してネガティブになっていたり、また楽観的な部分があるようなら、まずはそこの気持ちの切り替えを図ることが先決です。
就職に役立つ資格を取ろう
履歴書にある資格欄ですが、そこの空白ほど目立つものはありません。「普通自動車免許」だけだと何のパンチもありません。フリーターをしているなら時間があっただろう、そのような認識を多くの人は持っています。実際はバイトが忙しくてなど充実した日々を送っていたとしても、世間一般の認識というのはクールなものです。
そこで、就職に役立ちそうな資格を取ることに是非チャレンジしてみましょう。資格というのはその人の大きな切り札です。業界に必要な資格というのもあります。自分が受ける会社の職種に合わせた資格を持っているのといないのとでは、書類選考でふるいのかけられかたが違ってきます。
事務職ならば、ワードやエクセルなどのオフィス系の資格を取得する、経理ならば簿記の資格を取得する、不動産業に興味があるなら宅建の資格を取得するなど、学歴に関係なく取得できる資格はあります。
何か資格を持っているという一つのアピールポイントを準備しておきましょう。
人のせいにしない、投げ出さない、強い心を持とう
フリーターという比較的身軽な生活をしていると、どこか自分自身に甘くなってしまう点があることでしょう。アルバイト先で何かトラブルがあると、そこから逃げ出したくなりやすいのもフリーターという身軽な立ち位置にいるためです。
正社員になるとそのような甘い考えは切り捨てなくてはいけません。自分にストイックになり、目標をもって日々のアルバイトなどにいそしんでみましょう。いつもの毎日と違う視点で物事をとらえ考える力を養う必要があります。
心を鍛えるというのはそう簡単ではありません。物事の視点を変えてみると、心で感じる感じ方も違ってきますので、広い視野を持って生活してみましょう。
就職活動に必要なものを揃えよう
就職活動の時に着るのがスーツですが、しばらく着ない間に体にフィットしなくなっているということもありがちです。今の自分の体形に合っているか、また長い保管でくたびれていないかを確認しましょう。身だしなみはマナーの一つです。第一印象をよりよくするためにも身だしなみには気を付けたいところですね。
シャツはしっかりとアイロンをかけ、派手過ぎず控えめ過ぎないネクタイをしましょう。女性であればあまり胸元があくシャツを着るのは避けておきましょう。靴も前もって磨いておき、爪や髭もきちんとお手入れしておきます。
髪型ですが、業界によりけりですので一概には言えませんが、基本的に派手な色や奇抜な髪型はNGです。誠実な印象を与えるように心がけましょう。
いかがでしたか。フリーターの卒業を目指して就職活動をするにあたっての心構えは、自分自身にチャレンジしていくということが分かりました。自分に対する甘い考えをやめて、自分自身が今の環境でできることを十分に吸収して、それをステップアップの材料にしていきましょう。
フリーターと言ってもアルバイトなどの仕事に就いていますので、多少ながら社会人としての経験も持っています。就職する時の面接では、自分のアピールポイントを強く持つこと、またこれからの明確な考えを持っていること、これが大事です。
フリーターだからとネガティブになることなく、今の生活で、精一杯できることをまずはやってみて、それから自信をもって就職活動に挑みましょう。
まとめ
フリーターが就職する時に肝に銘じておきたいこととは
・若いうちに行動しよう
・今の仕事での経験値を上げよう
・自分がやりたいビジョンを明確にしよう
・資格を取得しよう
・自分に強くなろう
・スーツを揃えよう