結婚式では、メインのパーティーバックにたくさんの荷物が入らない時にサブバックが重宝しますよね。招待状、ご祝儀袋、スマホにハンカチ、お化粧道具とあげてみると意外に女子の必須アイテムは多いのですが、結婚式ではマストアイテムをすべて収納できて、デザインも素敵なサブバックを持ちたいものです。
デザインにばかり気を取られて、使い勝手が悪いサブバックを選んでしまうのは残念です。せっかくお呼ばれした結婚式ですから、サブバックも含めたトータルコーディネートを楽しみたいですよね。そこで今回は、結婚式のサブバックはどう選ぶ?失敗しない5つのポイントをお伝えします。是非この記事のアドバイスを参考に、結婚式のサブバック選びをしてみてくださいね。
結婚式のサブバックはどう選ぶ?
失敗しない5つのポイント
当日の荷物を整理して、サブバックの必要性を吟味する
いきなり結婚式でのサブバック不要論、という訳ではありませんが、そもそも結婚式が行われる協会や神社、そして披露宴(パーティー)会場へは、必要最低限のもののみを持ちこむのがマナーです。あれも、これもと準備したくなりますが、必要なものとそうでないものを事前にしっかり区別しておきましょう。更に、省スペース化できないかどうかも吟味しておく必要があります。
例えば財布は必需品ですが、使わないポイントカードやクレカを抜き取り、スリム化すればパーティーバックに収まるかもしれません。小銭は必要最低限にして、小ぶりのコインケースへ入れ、お札は手のひらサイズのミニ財布に入れてしまえば随分スペースが空きますよね。
この他、キーケースや化粧ポーチも、使わない鍵は抜いておく、化粧直しのお粉とグロス、脂取り紙だけ、というように結婚式に持参するものを厳選すれば、意外にサブバックは不要になるかもしれません。ごそごそとたくさんの荷物を持つよりも、スマートに見えます。
シンプルなデザインが結局一番
結婚式の持ち物を色々厳選したけれどやっぱりサブバックは必要!という結論に達したならば、いよいよサブバック選びです。結論から言えば、サブバックのデザインはシンプル・イズ・ベストです。
結婚式のドレスコードが昼間と夜とで異なるように、バッグにもドレスコードならぬバッグコードが存在します。夜の式ではキラキラとした大ぶりのスパンコールやビジューのついたデザインが許容されますが、昼間の式ではNGです。レンタルを利用するならば別ですが、購入する場合はどちらの時間帯の式でも失礼にならないよう、シンプルかつ華やかな光沢のあるサテン生地でデザイン性のあるものを選ぶと良いですね。
サテン生地に大きくギャザーを寄せて花のようにしつらえたり、上品なシフォン生地を使ったものは同年代だけなく、年配の方から見ても印象がよくなります。結婚式以外でも、シンプルで上品なデザインのサブバックは、謝恩会やお子さんの学校行事等で活躍します。流行のデザインはレンタルで、購入はシンプルなものをと分けておくと良いかもしれません。
パーティーバッグの大きさに合わせてサイズを選ぶ
パーティーバッグが細いクラッチタイプ等小ぶりの場合、同じく結婚式場に持ち込むサブバックには、ある程度の容量が欲しいですよね。逆に、小さなバッグタイプのパーティーバッグを使うなら、サブバッグは小さくても大丈夫そうです。
サブバックはA4サイズのものから、ランチトートくらいのサイズのものまで幅広く用意されています。大は小を兼ねると大きいものを選んで、存在感のあるパーティーバッグと喧嘩になってもいけませんし、小さく選びすぎて結局何も入れられない(パーティーバッグの2個持ちみたい)になっても不恰好です。
パーティーバッグのデザインと合わせておく
結婚式以外でも活躍の場があるサブバックを選ぶのだから・・・と、自分が着るドレスや使用するパーティーバッグとはかけ離れたデザインを選んでしまうのは避けたいものです。ピンクベージュのドレスに、パールをあしらった小ぶりの同系色パーティーバッグ、そこに無難な紺色のサブバックでは、少しサブバックだけが浮いてしまうでしょう。
極端な色の礼を挙げましたが、スタイリッシュでモダンなコーディネートなのに、サブバックだけがフェミニンというのもなんだかおかしな感じです。パーディーバックは必ずドレスとのコーディネートを見て選んでいるはずですから、バッグ同士が喧嘩しないように注意してデザインを合わせておけば、大きなミスマッチは生まれません。
そもそも、パーティーバッグとサブバッグを兼用してしまう
これは、最初にあげた「本当にサブバックは必要か」という話と似ていますが少し違います。最初のアドバイスは、荷物の量を減らして<サブバックを持たない>という選択を提案するものでしたが、ここでお伝えするのは、荷物はある程度減らすけど、そもそも<パーティーバッグとサブバックを兼用してしまえば良いのでは>という提案です。
パーティーバックをやめて、その代りランチトートサイズのサブバックを持ちます。もちろんマチ付きです。このサイズでマチも付いていれば、財布もスマホもメイク道具も入ります。小さなバッグに納めるのが難しいのであれば、そもそものバッグをサイズアップするということですね。
ここで注意しておきたいのが、ご祝儀袋がきれいに入るかどうか。購入時は袱紗とご祝儀袋を用意して、袱紗に包んだ状態で折れることなく入るサイズかどうかを確認しておきましょう。見た目のサイズとファスナーを開けた中のサイズが随分違うデザインもあるので気を付けたいですね。
いかがでしたか。結婚式に招待されると、まずはドレス、次に髪形ときて、つい忘れてしまいがちな荷物の量とそれを入れるためのバック。引き出物を持ち帰ることも考えると、初めからたくさんの荷物を持って参列したくはありませんよね。サブバックは便利ですが、何も考えずに購入するとサイズ感がオシャレじゃなかったり、結局もう一つバックが必要になったりと失敗するケースもあります。
しかし、もう大丈夫。今回お伝えしたサブバック選びに必要な5つのポイントを意識しておけば、きっと素敵なコーディネートが完成します。招待状、ご祝儀、スマホにハンカチ、メイク道具・・・さあ、忘れ物の無いように、結婚式を盛大にお祝いしてきてくださいね。
まとめ
結婚式のサブバック選びで失敗しないためには
・サブバックがそもそも必要かどうかを、荷物量から考えてみる
・デザインは、シンプル・イズ・ベスト。
・大は小を兼ねない。トータルコーディネートを見て違和感のないサイズ選びを
・ドレス着用時の全体の印象とズレないようなデザインを選ぶ
・サブバックとパーティーバッグが兼用できるかを考える