自信のある人は少ない?!洋食の基本マナーをおさらい!


洋食のマナーには自信がある!という人でも、本当のところ合っているのか悩んでしまう時ってありますよね。洋食を食べなれている方ならマナーもわかるものですが、洋食に数回しか行ったことがない方、まったくの初心者の方も多いことでしょう。

洋食でも和食でもどんな料理にもマナーがあります。社会人なら洋食のマナーくらいはキチンと心得ておきたいもの。いざ洋食に招かれた時に困らないように覚えておきたいところです。

では一口に洋食のマナーといってもどんなマナーがあるのでしょうか。社会人のみならず、自身のある人でも結婚式などの席で困らないために洋食のマナーをこの際おさらいしておきましょう。

そこで今回は、自信がない方は学んで、知っている方おさらいしていただけるような、洋食の基本マナーをお伝えします。

洋食ではレディーファーストはマナー

洋食のマナーはレディーファーストが基本です。女性を一番にエスコートしましょう。

従業員が椅子を引くのも女性からです。女性が座るのは上座です。これもレディーファーストからきていることです。

日本人の男性は慣れていないこともり、タジタジになることもあるでしょう。洋食のマナーでは入室から退室まで、レディーファーストなので、男性のかたはスマートにエスコートできるようにしておきましょう。

 

ナプキンの使い方のマナー

洋食ではナプキンがお皿の上にきれいに置いてあります。座ったとたんにナプキンを取ってしまうのはタブーです。席に座ったら、まずメニューを決めます。そして料理が運ばれてからナプキンを膝に広げましょう

ナプキンの使い方は、口に付いたものをナプキンの裏でふき取ります。ゴシゴシふき取るのではなく、さりげなくふき取るのがスマートでしょう。

途中で席を立つときは、ナプキンを椅子の上に置きます。テーブルに置くと同席の方に不快な思いをさせてしまいかねません。同席者に失礼なことになります。席を立つときは気をつけましょう。

 

ナイフとフォークのマナー

ナイフとフォークの使い方でよく言われているのが、外側から使うことでしょう。オードブルから始まり、スープ、魚料理、肉料理、デザートという順番でコース料理は成り立っています。コースの場合、ほぼこの順番通りです。そして、この順番通りにナイフとフォークは並んでいます

ナイフとフォークにも途中に席を立つときのマナーがあります。途中に席を立つときは、ナイフとフォークをお皿の上に八の字のようにおきましょう。ナイフは内側にフォークは背のほうを外側にしておくこと。

食事が終わったら、ナイフは刃を内側にとフォークは背を下にして揃えて斜めにおきましょう。食事が終わったことをスマートに従業員に伝えることができます。食事がまだ終わってないのにナイフとフォーク揃えておいてると、料理を下げられてしまうことがありますので気をつけましょう。

 

食べる時の音のマナー

洋食のマナーで食べる時に注意したいのが「音」です。

クチャクチャ音を立てて咀嚼する音や、カチャカチャとナイフとフォークをお皿にあてる音がするのは洋食ではマナー違反です。日本人がそばを食べる時のすする音なんていうものは、洋食ではもってのほかとされています。それくらい食事中の音にはマナーが必要なのです。

スープをズズッと吸い上げるのもよくありません。スープを飲むときは、スプーンでスープを手前からすくい、口に流し込みます。ゴクッと音がしますが、その音もなるべく小さくしましょう。

洋食のマナーでは生理現象のゲップにも注意を。もし出てしまったら「失礼しました」と一言伝えましょう。

 

服装のマナー

洋食のマナーでは服装はドレスコードが基本です。カジュアルな服装では入店を断られることもありますので注意しましょう。

男性ならスーツでネクタイは必ず着用します。上品にするならタキシードでしょう。女性ならドレスが好ましいでしょう。かしこまったドレスでなくても、キレイめのワンピースにパンプスでもかまいません。メイクやアクセサリーは華やかさをプラスするのでおすすめです。

 

このように、洋食のマナーは入店してから退室するまで、マナーが要所要所にあります

例えば、ナイフとフォークを落としてしまったら、自分では拾ってはいけないというマナーがあります。その時は従業員に取ってもらい、新しいものに変えてもらいましょう。

従業員を呼ぶ時も「すいません!」なんて呼んではいけません。食事を楽しんでいるほかのお客様に迷惑がかかります。従業員に目で合図を送り、アイコンタクトで呼びましょう。

洋食のマナーがわかるのとわからないのとでは、食事の楽しみ方が違います。分かるほうが断然に楽しむことができます。

洋食のマナーを身につけておくことで一段上に上がった社会人になれるはず。スマートなふるまいができるようになったら、仕事や日常も普段と違うように見えるかもしれせん。そう考えてみると、洋食のマナーは普段の立ち振る舞いも変えることができる要素があるのです。

洋食のマナーの復習にもぜひ役に立ててください。


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