結婚式は、女性が人生で一番キラキラと輝くイベントですよね。ひとことで「結婚式」と言っても、スタンダードなホテルや式場だけでなく、最近ではそのスタイルも多様化しています。また結婚式の費用も、スタイルや求める規模によってまさに多種多様となっているのが現状です。
でもいざ準備を進め始めても、どんなスタイルがいいの?結婚式の費用はどれくらいかかるもの?…などなど、まったく想像が出来ないものです。ただやりたいスタイルだけを想像して検討してしまうと、結婚式の費用がおざなりになって、「自分の予算を遥かに超える見積金額になってしまった!」などの体験談も数多くあります。
自分らしい挙式を実現するためには、まず大まかでも大丈夫なのでそれぞれのスタイルに合わせた一般的な結婚式の費用をチェックしてから、準備を進めることが大切です。
そこで今回は、結婚式の費用と体験談を交えながら、近年人気の挙式スタイルをお伝えします。
結婚式の費用と体験談☆
7つの挙式スタイル徹底比較!
式場でとりおこなう挙式スタイル
一番オーソドックスなタイプだけに、「結婚式場は、ちょっとスタンダード過ぎるかな…。」と悩む新郎新婦も案外多いもの。
でも専門式場ならではのプランの多さやオプションの多さは、検討の余地あり。希望の式を挙げる!ということに特化して考えれば、専門式場のメリットは大きいです。
【 専門式場のメリット 】
★ 結婚式の費用はどんなプランやオプションを選ぶかで、調整することができます。
基本的な目安となる結婚式の費用に、演出オプションを予算に合わせてプラスしていくスタイルがおすすめです。
【 専門式場で行う結婚式の費用 】
★ 一般的な専門式場での結婚式の費用の基本料金は、結婚式だけあげたり、挙式と写真撮影というようなプランであれば20万円位~と意外とリーズナブルです。
自分のしたいことを細かく叶えられるので「満足した!」という新郎新婦も多いのが特徴です。
あこがれのホテルでのウエディング
ホテルでのウエディングは、格式も高く、披露宴を行う会場も重厚なところが多いのが特徴です。
【 ホテルのメリット 】
★ ホテルが持っているチャペルや神前など、挙式会場も利用できるので、ゲストの移動が少ない結婚式が出来るのがメリットです。
またホテルだからこそ、結婚式の前や後に宿泊も出来るので、遠方からのゲストが多い、一緒に泊まって楽しみたい!という新郎新婦におすすめです。
【 ホテルで行う結婚式の費用 】
★ 結婚式の費用は、かなりコストアップになることが多いです。
できるだけ結婚式の費用を抑えつつ、ホテルウエディングを実現するためには、自分のやりたいこと、そうでないことをしっかり考えて、結婚式の費用を検討することがポイントです。
貸し切りで楽しむハウスウエディング
【 ハウスウエディングのメリット 】
★ 一軒家をまるごと貸しきって、自分の好きに使うことが出来る点が人気の理由。ゆったりとした結婚式をすることが出来る、このことに尽きます。
「家族とゆっくり過ごすことが出来た」という新郎新婦も多いハウスウエディングですが、デメリットは貸しきるために結婚式の費用が多くかかる場合があるということでしょう。
【 ハウスウエディングの結婚式の費用 】
★ 会場までのアクセスなど条件が、貸し切りの結婚式の費用にも大きく影響します。一般的には80名前後で350万円前後の相場が挙げられています。
ハウスウエディングの結婚式の費用一例)
<東京近郊の避暑地でのハウスウエディング会場例>・ 10名の小規模プランの結婚式の費用、47万円前後
・ 30名の中規模プランの結婚式の費用、60万円前後
・ 80名の一般プランの結婚式の費用、210万円前後などの例があります。
駅からのアクセスが遠いほど、結婚式の費用も抑えられます。「コストを抑えてハウスウエディングがしたい!」場合、フットワークのいい若いゲストが多いケースに向いています。
海外で結婚式をする挙式スタイル
海外で挙式をするというのが理想という新郎新婦も多くいます。海外での挙式だけなら、結婚式の費用は意外とリーズナブルではあります。ただ、移動の飛行機やホテルなど、その他のコストも大きくなりますので、やはり負担が大きくなってしまうのです。
【 海外ウエディングの結婚式の費用 】
<ハワイでのウエディング事例>
★ 結婚式費用の相場 25万円前後(10万円前後から有り。)
★ 交通・宿泊費用の相場 30万円前後が目安(1人分)
※交通や宿泊はパック料金にて、少し豪華にするカップルが多いです。ご両親の旅行費を負担する新郎新婦も増えています。
★ その他に掛かる費用
・ アルバムやビデオ撮影、フラダンサーの手配、リムジンなど、結婚式費用の予算に合わせたオプションをプラスしながら、調整すると安心です。
・ 招待客のお車代は、新郎新婦によって様々です。海外の場合には招待客ご自身に負担して頂くケースも少なくありません。
このように結婚式の費用を挙げて行くと、確かに国内よりもコストが掛かる印象は拭えません。けれども、「頑張ってやってよかった!」と言う新郎新婦の体験談も多いのも現実。また、新婚旅行を兼ねた挙式と捉えるカップルも多いです。
【 海外結婚式の費用を抑える工夫 】
・ 飛行機代は負担してもらう。
・ 御祝儀をやめて会費制にする。などなど。
他にも海外だけにシンプル・カジュアルな挙式スタイルでも充分に映えます。色々な方法を駆使して海外挙式を実現したいものですね。準備は大変でもきっと思い出に残る結婚式に出来るでしょう。
リゾートで旅行も楽しむ挙式スタイル
「海外挙式は難しくても、国内のリゾートウエディング!」という新郎新婦も多くいます。国内リゾートなら、パスポートも不要で、移動の費用や時間的負担も少なくすることが出来ます。
【 リゾートウエディングのメリット(体験談) 】
★ 「親しい友人や家族と旅行のようにゆっくり過ごすことが出来て、両家の親交も深まった」という体験談があります。
・ 両家の距離を縮める絶好の機会となります。
でもやはり結婚式費用の負担は大きくなりがちです。
【 国内リゾートウエディングの結婚式費用 】
沖縄の場合)
★ 新郎新婦のみのシンプルな結婚式費用相場、7万5千円前後
★ 招待客20名を含めた結婚式の費用相場、170万円前後
※ ただし、招待客へお車代と宿泊代を含めた場合
リゾートウエディングはパッケージだと費用が高額になります。より結婚式の費用を抑えたリゾートウエディングを実現するならば、自分たちでアレンジするという方法もあります。
歴史ある神社での神前であげる挙式
「歴史ある神社での挙式は、費用が掛かりそうだな…。」と思っていませんか?でも実際は、神社に収める玉串料としては、そんなに高額な費用がかかるものではないのです。
【 神前式の玉串料の相場 】
★ 玉串料、5万円~10万円前後
★ 演奏(三管演奏)オプションで、プラス5万円前後
※ 衣装代など省いた料金です。
神社によっては、社務所での挙式になったり、親族以外の列席を認めていないところ。人数制限があるところもあります。神社ごとに内容を確認して下さい。
【 セットプランの結婚式費用 】
★ 新郎新婦衣装、和装の着付け、介添え、美容支度、15~30万円
※ 挙式のみの例です。
思い出に残る神社での挙式になった!という新婦さんも多いです。
重厚なチャペルであげるウエディング
ホテルのチャペルではなく、本物の有名な教会で挙げるウエディングは、「思い出深かった!」との体験談も多く好評です。本物の教会ですから、規模や立地条件によって費用が大きく異なることは意識して、事前にリサーチが必要です。
【 本物の教会での結婚式の費用 】
★ 街の小さな教会での挙式であれば、費用はほとんど掛かりません。
★ 大きな教会で、会食や披露宴のプランや、着付けやドレスレンタルのプランがあるようなところはやはり費用は掛かってしまいます。
「自分の好きなところで結婚式を挙げたい!」という新郎新婦には、自分で挙式会場を探し、プランを考えることをオススメします。
いかがでしょうか。挙式スタイルも費用も、実は新郎新婦が理想とするスタイルによって、さまざまです。結婚式の費用への考え方は、新郎新婦それぞれです。すべてを用意できるプランを持っている、有名な会場や式場で結婚式をすることもあれば、自分で探した会場や式場を使って自分でプランも考えたいという新郎新婦もいます。
挙式スタイルや費用もさまざまだからこそ、自分の考えや理想に合ったスタイルを自分で模索することが一番大切です。「自分たちはどんなことがしたいのか?」を新郎新婦自身で、結婚式の費用と合わせた挙式スタイルを考える前に2人で明確にしておくと安心です。
その考えに合った挙式スタイルを考えていけば、ブレのない式を結婚式の費用に柔軟に合わせながら見つけられます。
まとめ
体験談から見た、7つの憧れ挙式スタイルとその費用
・結婚式場20万円位~と案外リーズナブルで演出プランも豊富
・ホテルウエディングはコストも掛かる反面、格式高い
・1日1組のアットホームな結婚式は、小規模なら47万円前後~
・海外ウエディングを実現するなら、予算に合わせてオプションを
・リゾートウエディングで予算を抑えるには自分たちでアレンジも
・神前結婚式は神社によって制限や特徴があるので、事前に確認
・本物のチャペルでのウエディングは、教会によって千差万別