結婚式の挨拶を頼まれた!立場によって違うポイント

結婚式の挨拶を頼まれた!立場によって違うポイント
結婚式の挨拶というものは、構成がほぼ決まっていますよね。書店に置いてあるマナーの本や、ネットでの情報を参考にすれば、どのような言葉で何を語れば良いのか、だいたいのヒントを得ることができます。

しかし、あなたが新郎新婦にとってどのような立場であるかによって、求められる結婚式の挨拶の内容は変わってくるもの!例えば、あなたが新郎や新婦の上司なら、ゲストは、新郎新婦の職場での活躍を知りたいと思うでしょうし、学生時代の友人なら、友人ならではの楽しいエピソードが求められます。

これこそマニュアルにはないもので、あなた自身の思いや言葉が何よりも大切になるのです。自分らしい思い出深いスピーチが出来たら、ホッとしますよね。

そこで今回は、結婚式の挨拶を頼まれた時の、立場によって違うポイントをお伝えします。それぞれの立場を踏まえたテーマのヒントも、一緒にご提案しますので、参考にしてください!



 

結婚式の挨拶を頼まれた!
立場によって違うポイント

 

基本的な挨拶の構成


それぞれの立場のポイントについてお話しする前に、基本的な結婚式の挨拶の構成を理解していることはとても大切。結婚式の挨拶は、長さで言うと2~3分、400字詰原稿用紙では2枚ほどに収まる文章が、ゲストを飽きさせない適当な長さ!

テーマを決めたら、以下の構成にしたがって、まずは書き出しから始めてください。

【 結婚式の挨拶、基本構成 】

① 祝福の言葉

・ 新郎新婦や両家に対しての、祝福の言葉を述べます。結婚式に招かれた礼をここで述べてもOKです。

② 自己紹介

・ 新郎もしくは新婦との関係を簡単に述べます。

③ エピソード

・ 絞った「テーマ」に沿って、新郎や新婦の良い面にスポットを当てた構成とします。

④ はなむけの言葉

・ 今後の二人への励ましや期待、アドバイスなどをここで述べます。

⑤ 結びの言葉

・ 再度、お祝いの言葉を述べて結びます。

以上を文章に起こし、実際に読み上げてみて、難しい言い回しや読み上げにくい言葉を修正していくと、スムーズに進めるはず。

あわせて忌み言葉(簡単なところでは「別れる」「切る」などの不幸を連想させる言葉や「ますます」「いよいよ」などの重ね言葉)が含まれていないよう、チェックをしておかなければなりません。

それでは、次の項目からそれぞれの具体的な、立場のポイントを解説します。

 

勤務先の上司としての結婚式の挨拶


上司の挨拶は「新郎や新婦が、上司の目にはどのように映っているのだろうか」という部分に注目が集まります。そのためエピソードは、普段の仕事ぶりや職場以外でのつきあいなどを中心とし、そこから垣間見える、新郎や新婦の人柄を述べるようにします。

なお、注意したいポイントがいくつかあります。

【 上司の結婚式の挨拶、注意事項 】

・自己紹介に、会社や仕事の宣伝を盛り込まないこと。

・新郎新婦が「職場結婚」の場合、結婚に至るいきさつを知っていても深くは触れないこと。

・上司だからと言って「はなむけの言葉」が説教調にならないように注意すること。

なお会社名を名乗る以上は、ゲストはあなたを通して「あなたの会社」をイメージすることに。そのことを忘れずに、かつ「部下に対する温かな視点」を持って、挨拶を考えてください。

 

勤務先の同僚としての結婚式の挨拶


同僚が挨拶をする頃には、主賓の挨拶なども終わり、くつろいだ時間帯となるはず。

新郎新婦の普段の仕事ぶりを話すのは上司に任せ、同僚としては少し自由な視点を持ち、仕事や趣味などを通して垣間見える素顔などを、具体的なエピソードとともに述べると喜ばれます。

【 同僚の結婚式の挨拶、注意事項 】

★ 全体的に明るくユーモラスであることを心がけると良いのですが、くだけた口調や下品な表現はNG!

・ 上司同様、会社名を名乗る以上は「会社の看板」をしょっているのと同じことになります。くれぐれも言葉遣いや態度には注意してください。

 

学校の友人としての結婚式の挨拶


学校の友人としてのつきあいの中では、新郎や新婦と一緒に出掛けたことや語り合ったことなど、共有した時間も多いもの。

その中でも思い出深く、新郎や新婦の素顔が良く出ているエピソードを選びます。微笑ましいものなら失敗談などを、あえて選ぶパターンも多いですが、話していいエピソードなのかを、あらかじめ新郎新婦側に確認しておくと安心!

【 友人の結婚式の挨拶、注意事項 】

★ 友人だからこそ気をつけたいことは、馴れ馴れしくならないことなのです。

・ 「びっくりしました!」「ディスられたこともありましたが…」などの俗語はNG!さらに、仲間内でしかわからないような内輪ネタには注意!他のゲストに対して失礼になってしまいます。

最も言ってはならないNGエピソードのは、過去の暴露ネタです。特に異性関係のことは触れてはいけません。あくまでも友人として、新郎新婦を引き立て、今後の幸せを祈る内容になるように挨拶を考えるのがポイントです。

 

サークル・習い事仲間としての結婚式の挨拶


サークルや習い事では、多くの人は職場や学校での人づきあいとはまた違った顔を見せるものです。

【 サークルや習い事仲間、結婚式の挨拶ポイント 】

★ 普段の活動に絡めて、新郎新婦の熱心さや才能、または成果などを紹介してみてはいかがでしょうか。

・ また、活動の内容に関連した、はなむけの言葉を考えてみても粋なスピーチになります。

 

幼なじみとしての結婚式の挨拶


幼なじみとして結婚式の挨拶をする時なら、それを聞くゲストは、今よりも幼い頃を想像できる、新郎新婦について関心を持つはず。そこで、現在の新郎新婦の話は職場の方や学校の友人に任せて、幼なじみならではのエピソードを交えた結婚式の挨拶は好評!

【 幼なじみの結婚式の挨拶、注意事項 】

★ この時気をつけたいことは、新郎や新婦を呼び慣れているあだ名で呼んでもいいのですが「○○ちゃん」程度のものに留めること。

・ さらにいくら親しみを込めたものでも、いわゆる変なあだ名は、現在の新郎新婦には敬遠されるかもしれません!避けた方が無難です。

また、呼び捨ても人によってはあまり印象を持たないため、使わないようにしておくと安心です。

 

いとこなど親戚としての結婚式の挨拶


最後にお話するのはいとこなど、親戚としての結婚式の挨拶。親戚では「ゲストの皆さんにお礼を言わなくてはならないのでは?」と思われる方もいますが…。

【 いとこの結婚式の挨拶ポイント 】

★ その役目は新郎新婦の親などの年長者に任せて、友人や幼なじみの感覚で「ともに過ごした」エピソードを選び、結婚式の挨拶を考えた方が、会場は盛り上がります。

 

いかがでしたでしょうか、結婚式の挨拶での、立場別で考えるポイントを中心にお話しました。

どの立場にも言えることですが、結婚式の挨拶はあくまでも新郎新婦を立てることが大切。歯の浮くようなほめ言葉はかえって悪い印象となりますので、あくまでも自分の言葉で新郎新婦の素晴らしいところを述べるのが共通のポイント!

場合によっては、マイナスに思えることも上手に言い換えることで、プラスの印象に変わることも頭に入れながら、内容を考えてください。

例えば「わがまま」は「妥協しない」、「無愛想」は「冷静沈着」と捉えることもできるのです。このように考えると「素晴らしさをどう表現していいのかわからない」ということも防げるのではないでしょうか。

そもそも結婚式の挨拶を頼まれること自体が、新郎新婦からの信頼の証。ぜひその信頼に応えて、あなたらしい結婚式の挨拶をしてください!

まとめ

立場によって違う、結婚式の挨拶のコツ

・上司は新郎新婦の、好印象な職場の評価を伝える
・同僚なら仕事中に垣間見える素顔にポイントを置く
・学校の友人は思い出深いエピソードを添える
・サークル・習い事仲間なら、活動を通しての印象を伝える
・幼なじみは、あくまでも昔のエピソードが好印象
・いとこなら、友人や幼なじみの視点でスピーチをする