結婚式の挨拶を頼まれると緊張しますよね。主賓の挨拶の場合は披露宴の中でも新郎のウェルカムスピーチの次にすることが多く、宴の最初の雰囲気づくりに大きく影響を及ぼします。
また、乾杯の挨拶には工夫が必要。結婚式での挨拶は何回かありますが、乾杯の挨拶は手短にまとめなければいけないためです。
結婚式の挨拶で重要なのは、おめでたい空気を壊さないことであり、さらにはその場を盛り上げること!失礼なことや不謹慎なことは決して話してはいけませんが、かといってあまりに堅苦しい挨拶をしても、その場がしらけてしまいますから、適度にオリジナリティを出すことが求めらるのです。
しかし、スピーチ慣れしていない人の場合、ユニークな結婚式の挨拶を考えるのは難しいですよね。そこで今回は、パターンにはまらない結婚式の挨拶の7つのアイデアをお伝えします。
結婚式の挨拶!
パターンにはまらない7つのアイデア
落語で面白い結婚式の挨拶!
結婚式の挨拶で気を配らなくてはいけないのは、年齢や性別を問わずみんなが楽しめる話題にするという事。披露宴には新郎新婦の親族や会社の上司などあらゆる年代の人がいますから、内輪ネタや若い年代しかわなからないような挨拶になってはいけません。
【 結婚式の挨拶:落語で面白く! 】
★ そこでおすすめなのが落語です。
・ 落語には結婚式にちょうどいいおめでたい内容のものがあります。「松竹梅」や「寿限無」など、定番の落語なら老若男女にうけが良く、楽しめます。
偉人の名言を引用する
結婚式の挨拶をする時には、司会者に紹介されて前に立ちます。そこで、少し沈黙を保つと注目をぐっと引き付けることができます。そこで開口一番、いきなり偉人の名言を言うのです。
【 結婚式の挨拶:偉人の名言を引用 】
★ 例えば「運命とは、最もふさわしい場所へと貴方の魂を運ぶのだ」と言って少し黙り「シェイクスピアの言葉です」と続けて、挨拶に入ると掴みはばっちりです。
・ 普段そんなことを言わないような人がすると、笑いをとることもできちゃいます!
クイズでゲストを巻き込む
結婚式の挨拶と聞くと、つまらないとか短くしてほしいと思う人が多いですよね。人が集中して人の話を聞ける時間は、2分から3分程度と言われていますから、いかに聞いてる側を楽しませるかは重要です。
【 結婚式の挨拶:クイズ形式で巻き込む! 】
★ そこで、ゲストに向けてクイズを織り交ぜた挨拶をすると効果的!
・ 「早速ですがクイズです。ディズニーシー。ここは二人の思い出の地です。何があったと思いますか?」などのクイズを出して、選択肢に挙手をしてもらうのです。
このように参加型の挨拶にして、聞いているゲストを飽きにくくさせる、ちょっとしたテクニックはおすすめ!
紙芝居で紹介する結婚式の挨拶
「人と同じような結婚式の挨拶なんてしたくない!」という人におすすめなのが、紙芝居。絵がうまくければ単純にすごいと思われますし、下手なら下手で大丈夫!笑いをとることができちゃうのです。
【 結婚式の挨拶:紙芝居の結婚式の挨拶 】
★ 自分と新郎新婦の思い出のエピソードを紙芝居にして、新郎新婦の人柄の紹介をするのです。
・ 大人になっても紙芝居は「次に何がでるのか」というワクワク感があるのが魅力!ゲストも自然に引き込まれること、間違いありません。
歌で新郎を巻き込む
「人前で歌うことに抵抗がない。」という人におすすめなのが、歌!ただし、ただ歌を歌うだけでは結婚式の挨拶ではなく、余興になってしまいますよね。愛に関する歌でメッセージ性を込めなくてはいけません。
【 結婚式の挨拶:歌を使った結婚式の挨拶 】
★ 途中まで結婚式の挨拶をして「それではここで1曲。2人に贈る歌です。」と言い、歌い始めるのです。
・ 例えば、加山雄三の「君といつまでも」を歌いながら、新郎新婦のいる高砂までいき、新郎を巻き込んで一緒に歌わせると、ゲストも新郎新婦の思い出にもなります。
結婚生活経験談を盛り込む
自分が結婚して10年以上という人は、結婚式の挨拶で自分の結婚生活の経験談を交えて笑いを誘うのもおすすめです。
【 結婚式の挨拶:結婚生活経験談 】
★ 夫婦関係がうまくいっていればこそのネタですが、つまらないことで喧嘩をするエピソードなどを紹介して、自分を落として笑いをとりつつ、夫婦の良さを新郎新婦に伝えるのがポイント!
一方的に夫婦とは、という話をしてしまうとお説教に聞こえてしまいますから、少しだけ自虐を交えて、場を和ませることが大切なのです!
お笑いのネタ
話の内容でみんなを面白くさせる自信がないという人は、思い切ってお笑い芸人のネタをやるというのもアリです。
【 結婚式の挨拶:お笑いネタ 】
★ 例えば、2016年のトレンドで選ぶと、トレンディエンジェルの「斎藤さんだぞ」と自分の名前に変えて言い、自己紹介をする…など。
・ あえて昔流行った芸人のネタをするのもアリ、なのが使いやすくもあります。
ただし、結婚式の挨拶ですから、下ネタや下品なネタは控えなくてはいけません。お年寄りの方も若い人もわかるように、流行語大賞をとるくらいの有名なネタを選ぶのがコツです。
いかがでしたでしょうか、結婚式の挨拶をいざ自分がするとなると緊張しますよね。それは、失礼なことを言ってはいけないとか、「別れる」とか「分ける」などのNGワードを言ってはいけないというプレッシャーからです。
とはいえ、形式ばった挨拶をしていては、誰の印象にも残りませんし、新郎新婦もガッカリさせてしまいます。新郎新婦に期待されているわけですから、結婚式の挨拶で少しでも披露宴会場の雰囲気を盛り上げようというくらいの気概で取り組むべき!
スピーチが得意な人は、自分の話術でオリジナリティあふれる話をすればいいですし、いいのが思いつかないという人は、今回お伝えした7つのアイデアは参考になります。
どのようなゲストが招待されているか、どのくらい砕けた話をしていいかは、念のためある程度新郎新婦に相談しておくといいですが、失礼にならない程度に自分らしさがあらわれる結婚式の挨拶を作って、会場を盛り上げましょう!
まとめ
ユニークな結婚式の挨拶のアイデアとは
・おめでたい落語は老若男女にウケがいい
・偉人の名言を交えて興味深い挨拶の内容にする
・ゲストに向けたクイズを織り混ぜると全員楽しめる
・新郎新婦との思い出を自作の紙芝居で用意する
・愛に関する歌を歌いながら新郎新婦を巻き込む
・自分の結婚生活の経験談を交えて笑いを誘う
・流行りのお笑い芸人のネタを入れて笑いをとる