ウェディングブーケは、花嫁さんのドレスを素敵に彩る、とっても重要なアイテムです。しかし海外で挙式を希望する新郎新婦にとって、花嫁さんを悩ませるのがウェディングブーケです。生花が多いウェディングブーケは、日本挙式と同じ準備ではいかないのです。
年々増えている海外挙式は、新婚旅行も兼ねることができるので、人気があるウェディングの一つ。ウェディングブーケを持ちこみにするのか、現地で調達するのか、またその場合、さまざまな疑問や問題が出てきます。
そこで本記事では、最近増えている海外挙式を予定している新郎新婦へ向けて、ウェディングブーケの準備のアドバイスやおすすめを、経験者の意見を元にお伝えします。
ウェディングブーケに関して誰もが疑問に思うことや、ブライダルプロデュース会社が提供しているサービスなど、実際の結婚式での事例を含めて一挙にお伝えしていきます。海外挙式を考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね。
海外挙式のウェディングブーケ☆
経験者のアドバイス集
挙式前に現物を見たいなら、日本から持って行く方法
昔はウェディングブーケは、生花が主流でしたが、現在では様々な手法で作られています。持って行くなら、より丈夫なものを用意すると、ムリなく実現します。
【日本からウェディングブーケを持って行くなら】
・ プリザーブドフラワー
・ シルクフラワーなどがあります。
このように、ご自身の好みにバッチリ合うものを使用したいならば、事前にプリザーブドフラワー、シルクフラワーを日本で製作してもらい、持っていくのがおすすめです。しかし、実際使用するまでに形が崩れてしまったりしては大変です。
【ウェディングブーケを持っていく際の注意点】
・ ウェディングブーケを入れる箱に、柔らかい紙やティッシュなどの緩衝材をしっかりと入れて、崩れないように工夫してください。
崩れずにブーケを持ち運びたい時のアドバイス
★ 飛行機では、「衝撃を最小限に抑えるために、機内持ち込み荷物にすると良い」という経験談があります。
しかし、飛行機の座席上部の荷物収納スペースは、全ての搭乗者が使用するため、結構ギュウギュウ。機内持ち込みにしても片側に寄りすぎて崩れてしまうこともあるようです。
★ 日系の飛行機であればCAさんに相談した際、衝撃の少ない場所を案内してもらえたという体験談があります。
外資系の飛行機であっても、相談してみる価値はあるでしょう。結婚式を控えている旨を説明すると、案外好意的に手助けしてくれるケースが多いです。
生花にこだわるならば、現地で調達
★ 基本的に、生花は国外への持ち込みが禁止されています。
そのため、ウェディングブーケは絶対に生花が良い!という方は、現地で手配しなければなりません。日本ではあまり見かけないような、海外挙式ならではというお花が見つかる体験談も多いので、この選択もひとつです。
【海外で調達する場合の注意点】
・ 実際ウェディングブーケを目にしたとき、想像と違っていた!という体験談もあります。
ウェディングプランナーさんにしっかりとイメージを伝え、事前に確認しておくことを忘れずに、進めることで解消できます。
暖かい南の島での海外挙式では、この点に注意!
生花にこだわりたい新郎新婦に、準備期間で意識していてほしい点がひとつあります。
★ 「海外は日本よりも手に入るお花が少ない」ということ。
実は日本は美しい生花が、比較的たやすく調達できる国なのです。そのため、日本をイメージして生花のウェディングブーケをオーダーすると、ほとんどの種類のお花が季節を問わず入手できるわけではない、ということに気付くケースが多いです。
実際生花をオーダーするにあたり、こだわるあまりに希望のイメージを強くしていると、お花が全くなかった!とガッカリしてしまうことも、多いに有り得ます。
【海外ブーケで満足するための解決策】
・ 事前に、使用することができるお花を確認しておかれることをおすすめします。
結果、ドレスと合わないウェディングブーケになってしまった!ということにならないよう、気を付けてくださいね。
生花のウェディングブーケで満足できる安全策
遠く離れた日本からウェディングブーケをオーダーし、当日初めて目にするということが心配な新郎新婦は、想いの外多くいます。その時は専属のフローリストが現地にいるかどうかが、鍵になります。
★ 現地の専属のフローリストから、あらかじめブーケを確認させてもらうと安心です。
【現地の専属フローリストと相談するために】
・このサービスは、提供ブライダルプロデュース会社によって異なるため、事前確認が不可欠です。
生花をどうしても使用したいという方は、ブライダルプロデュース会社を決める時から、あらかじめ問い合わせてみると、その後の打ち合わせもスムーズに済みます。契約しているプロデュース会社から、別の会社を通して紹介してもらう場合もありますが、時には紹介料が生じる場合もあるからです。
ウェディングブーケの調達を、現地イベントにしてしまう!
ご自身、もしくはご友人やお知り合いが、お花に詳しいという場合におすすめの方法です。
★ 現地でお花を調達しウェディングブーケを製作する。
オリジナルの素敵なウェディングブーケ、とても素敵ですよね。
結婚式当日に萎れてしまったり、傷がついてしまわないようになど、確かに細心の注意が必要ですが、一生思い出に残るウェディングブーケになるでしょう。
【現地でウエディングブーケを作る注意点】
・あらかじめ現地のお花屋さんを調べておくのを、忘れないでくださいね。
挙式後の「アフターブーケ」で簡単に持ち帰り
ウェディングブーケは、一生に一度手にすることができる大切なお花です。できれば記念にずっと手元に置いておきたいものです。そこで、経験者の方がおすすめするサービスがあります。
★ 生花を現地でアートフラワーに加工して持って帰るというもの。
【アートフラワーとは】
・プリザーブドフラワー、シルクフラワーなどを長期間楽しむことができるよう、特殊な技術で加工したフラワーを指します。
基本的に生花は持ち込みは禁止ですが、これだと機内持ち込みもOKなので、メモリアルとして残すことができます。現地で調達した生花は、なかには海外ならではの花々もあり、日本に持ち帰ってもおしゃれなインテリアとして、楽しめます。
いかがでしたでしょうか。今回は人気の海外挙式で、想いの外悩むことの多いウエディングブーケについて、体験談からアドバイスとなるものをピックアップしました。準備を始めてみないと意外と気が付かない問題点や解決策、そんなサービスあったんだ!という内容まで、幅広くお伝えしてきました。
最近ではごく身内や新郎新婦のみで海外挙式を済ませ、会費制のカジュアルな披露宴を知人や友人に向けて開催する、という形式も増えています。レストランウエディングなどを会費制で行って料金をおさえ、新婚旅行も兼ねた海外挙式で記念に残したい、というカップルが多いのです。
確かに海外で挙式をすると、どうしても日本で当たり前のことができなかったりもしますが、反対に海外ならではの魅力あるイベントも多々あります。本記事でお伝えした内容をふまえて、じっくりどのようなウェディングブーケが良いか考え、手配されることをおすすめします。
まとめ
経験者から聞く、海外挙式のウエディングブーケアドバイス集
・やっぱり安心!日本で作られたウェディングブーケを持っていく
・崩れずにブーケを持ち運ぶ。機内持ち込みはCAさんに相談必須
・生花が良い!という方へ。現地の生花を手配するウェディングブーケ
・気を付けて!暖かい南の島では生花の種類が少ない場合も
・これで心配いりません!生花も事前に確認
・オリジナル感満載☆現地でウェディングブーケを製作
・思い出を大切に。生花をアートフラワーに加工して持ち帰る