結婚メッセージ☆新郎新婦に喜ばれるマナーと7つの文例


結婚メッセージを伝えるなら、新郎新婦にとっては一生に一度のイベントだけに、思い出になる言葉掛けをしたいですよね。そしてもちろん失礼な表現だけは、絶対に避けたいもの。とは言え、結婚式も含めた冠婚葬祭はマナーが多く不安なことも…。

結婚メッセージと言えば、友人スピーチなどが一般的ですが、その他にもあらゆるシチュエーションで言葉を贈ることがあります。祝電もそのひとつですし、お祝いのプレゼントに添えるメッセージカードでも、結婚メッセージを伝えるはず。

そんな時、「スピーチじゃないから気楽でいいや!」と考える方も多い一方で、「文字が後々まで残るから…。」と慎重になる方も少なくありません。結婚メッセージのちょっとした間違えひとつで、新郎新婦との今後の関係にヒビが入っては、本末転倒ですよね。

そこで今回は、結婚メッセージでマナーをしっかりと押えつつ、気持ちを上手に表現できる、いくつかの文例をお伝えします。参考にしながら、オリジナルの文章で、新郎新婦の心に残る結婚メッセージを贈ってください。

 

結婚メッセージ☆
新郎新婦に喜ばれるマナーと7つの文例

 

結婚のメッセージは句読点を打たない

友人という立場で、新郎・新婦に結婚メッセージを贈る場合は、堅苦しくないフランクな文章が一番!丁寧すぎるのは、友人関係の場合は逆に違和感を覚えます。

【 結婚メッセージ:友人 】

例えば)

・ 「○○さん△△くん ご結婚おめでとうございます!お二人で明るい家庭を築いて下さいね」

・ 「結婚おめでとう!今度新居に遊びに行かせてね」

…などと、短めの文章で問題ありません。

ちなみに、句読点は「終止符を打つ」というイメージを連想させてしまうので、あまり使わない方が良い、と言うのが定説。状況に合わせた長さで句読点なし、も結婚メッセージのマナーです。

 

お祝いの+幸せを願う言葉

結婚メッセージを書く時には、いくつかのマナーを織り交ぜて書くのが一般的。まず基本的に、お祝いのメッセージは出来るだけ端的にまとめて、新郎新婦へのお祝いの気持ちを表現すればOKです。

ポイントは、冒頭に新郎新婦へのお祝いの言葉を入れること、そして次に二人の幸せを願っている、と伝わるようなメッセージを入れること。

【 結婚メッセージ:新郎新婦の幸せを願う 】

例えば、新郎新婦のどちらかが親戚だった場合は…

・ 「ご結婚おめでとうございます

誰もが羨む仲睦まじい「おしどり夫婦」になられますことを心よりお祈り申し上げます」

…というように、お祝いと願いの文章を組み合わせてはいかがでしょうか。

 

欠席時の結婚メッセージ

結婚式に参加したくても、何らかの事情があって欠席になってしまうこともあるもの。そのような時こそ、新郎新婦をお祝いする気持ちをしっかりと伝え、誠意ある言葉掛けは大切です。

そこで、結婚式に参加できなかった時の結婚メッセージをお伝えします。参加できないからこそ、きちんと想いを伝える、と意識してください。文例は、以下の通りです。

【 結婚メッセージ:欠席時 】

・ 「この度はご結婚おめでとうございます

あいにく外せない用がございまして欠席させていただきます

お二人が素敵な一日を過ごせますようにお祈り申し上げます」

 

結婚のメッセージで、NGの言葉とは

結婚のメッセージを書く時には、重ね言葉を使わないように!重ね言葉は、離婚や再婚をイメージさせてしまうワードなので、あまり好ましくはありません。

例えば「ご結婚おめでとうございます ますます賑やかなご家庭になりそうですね」というメッセージには、「ますます」という重ね言葉が使われていますので、表現としては間違っています。

【 結婚メッセージ:NGワード 】

★ 他にも重ね言葉はさまざま…

またまた・しばしば・いよいよ・再び・再度・くれぐれ・重ね重ね・次々・重ねて・繰り返し・いろいろ・さまざま・再三・相次いで・わざわざ

…などがあるので注意してください。

 

他にもある、NGマナー

重ね言葉と同様に、結婚のメッセージには忌み言葉も使ってはいけません。

【 結婚メッセージ:忌み言葉 】

★ 忌み言葉とは…

絶える・去る・色あせる・移る・流れる・飽きる・嫌う・変わる・消える・別れる・離れる・切る・壊れる・悲しむ・冷える

…などがあります。

このようなマイナスのイメージを持っている言葉は、二人の素敵な未来を願っている者としては使ってはいけません。忌み言葉を使うことなく、以下のような心が温まるメッセージを贈ってあげてはいかがでしょうか。

【 結婚メッセージ:心温まる文例 】

・ 「ご結婚おめでとう いつまでも恋人同士のような 笑顔が溢れる幸せな家庭を築いて下さい」

・ 「ご結婚おめでとうございます おふたりの末永いお幸せをお祈りしております」

 

結婚のメッセージを書く筆記用具

結婚のメッセージカードは、基本的に筆ペンで書き上げるのが丁寧な作法。もしも準備出来ない場合は、万年筆・黒インクボールペン・青色のボールペンでも問題ありません。

早速、新郎新婦が喜ぶであろう結婚メッセージの文例をお伝えします。

【 結婚メッセージ:幸せを祈る文例 】

・ 「お二人にとって人生最良の日を心よりお祝い申し上げます いつまでも明るく幸せなご家庭をお築き下さい」

・ 「ご結婚誠におめでとうございます お二人の新しい門出にあたりまして 末永いご健康とご多幸をお祈りいたします」というメッセージはいかがでしょうか。

 

カード選びから始まる、結婚メッセージ

結婚メッセージの内容も大切ですが、カードも同じくらい大切。シンプルイズベストなケースもあれば、新婦によってはリボンが付いている可愛らしいカードでも…。

実にさまざまなカードがありますので、選び方によっては、カードが結婚祝いにもなったり、結婚メッセージ以上に気持ちを伝えてくれたりします。

【 結婚メッセージ:すこしかしこまった文例 】

・ 「人生最良の日を心よりお祝い申し上げます お二人が永遠に幸せな時間を送ることが出来ますように」

・ 「ご結婚おめでとうございます お二人のご多幸と健康をお祈りいたします」

上品な白いカードなら、清楚なイメージに合わせた文を記すのも、おしゃれです。

 

いかがでしたでしょうか、今回は結婚メッセージについて、基本的なマナーを、すぐに使うことが出来るメッセージの文例とともにお伝えしました。

結婚のメッセージを書く時には、新郎新婦へのお祝いの気持ちと、二人の将来を願う気持ちを込めることが大切。他にも、句読点を使わない・重ね言葉や忌み言葉を避けてメッセージを考えるなどの配慮を忘れないようにしてください。

一番大切にすべきは、あなたが「新郎新婦にお祝いの言葉を伝えたい!」という気持ちです。結婚メッセージを書く際には、適当に言葉を選ぶのではなく、新郎新婦との関係性も考慮して、1つ1つの文章をきちんと選んでいけば、失礼にはならないはず。

結婚メッセージのマナーは確実に守りつつ、素敵なメッセージを贈りたいもの。メッセージは新郎新婦の心の中に残るものですから、慎重に考えながら、真心が伝わる結婚メッセージを贈りましょう!

まとめ

結婚メッセージのマナーと文例

・結婚のメッセージは句読点を打たない
・メッセージの基本は、お祝いと幸せを祈る言葉
・参加できない時には、ハッキリと誠意を持って伝える
・結婚のメッセージに重ね言葉はNG
・忌み言葉は避けてメッセージを考えよう
・結婚のメッセージカードは筆ペンが最適
・メッセージカードは新郎新婦の雰囲気に合わせる


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