一般的に使われている文章でも良いけれど、折角だからいい言葉にしたい…など、結婚祝いの言葉で頭を抱える人は多くいるのです。親や親戚、上司や同僚、友人など立場は違っても、これから始まる二人の新生活に「花を添えたい!」最高の「おめでとう!」を伝えたいと思うのは同じですよね。
お祝いの言葉の感動的な伝え方、また心に残る・記憶に残るような伝え方を今日は7つ紹介します。
結婚祝いの言葉で絶対に感動される
7つの伝え方
その1.感謝
「ありがとう」を入れましょう。ありがとうと言われて不快な気持ちになる人はいません。一言ですが、気持ちの伝わる言葉です。自分が言われて嬉しい言葉は、相手にとっても嬉しいもの。
結婚式に呼んで良かったかな?連絡だけで悪かったかな?など、新郎・新婦には不安も多くありますので、感謝の言葉で取り除いてあげましょう。
「お二人の幸せいっぱいの表情を見て、私も心から幸せです。呼んでくれて、本当にありがとう」
「連絡してくれて、ありがとう。●●ちゃんがいたから、今の私がいる。●●ちゃんの晴れ姿、私も本当に嬉しいよ」
など、二人の雰囲気を見ての感想や、いつもは恥ずかしくて言えないような事を交えて感謝を伝えてみましょう。
その2.思い出と一緒に
一緒に過ごした時間は、その人達だけが知っているもの。新郎・新婦との思い出を伝えることで、新郎・新婦のみならず両家の方も感動できる内容になるでしょう。
小さい頃の面白い話、部活動での印象深い話、旅行での楽しかった話、仕事場での姿など、新郎新婦がお互いに知り得えないであろう部分の話は、嬉しい驚きです。「この人を選んでやっぱり良かった!」と感じて貰えるような思い出話を加えてみましょう。あなただけのお祝いの言葉になります。
「小さい頃、トカゲを拾ってきていたお転婆な●●ちゃん。高校生になっても虫なんてへっちゃらで、変わってないなぁと思っていましたが、こんなに綺麗に成長して…」
「ボールを見る真剣な眼差し、相手に負けない気迫はチームの中で一番でした。」
「見て見ぬふりをしていたコピー機のゴミ収集。最初に手を出したのは●●さんでした。人が面倒だと思う作業も、気にせず率先して出来る●●さんを尊敬しています。」
などなど。ただし、詳細すぎない事、マイナスの話でない事に注意しましょう。
その3.自分の反応をそのまま表現する
難しい言葉は不要です。自分の体に起こった反応を思い出し、ご自分の言葉で表現して下さい。
「結婚の報告を受取った瞬間、頬が赤くなり、目尻が自然と下がりました。本当におめでとう!」
相手の事を嬉しく思う、自分の気持ちが表れています。「聞いた瞬間、目を見開き、頭の中がバラ色になりました。本当におめでとうございます。」
驚きと同時に、幸せに満ちた感情が表現されています。「挨拶を受けた時、自然と目頭に涙が溜まりました。これからも末永くお幸せに。」
相手の事を気にかけていたという様子が、よく分かります。
ご自身の体に起こった反応を言葉に変えるだけで、相手に伝わりやすい文章になりますね。テクニックは必要ありませんので、ぜひ活用してみてください。
その4.取扱説明書
最近、流行になりつつありますが、これは印象に残るメッセージになります。性格や習性、息抜きの仕方や趣味など、その人の人となりを説明しましょう。
特に良かったと感じて貰えるのは、注意が必要なときかも知れません。どう扱ったらうまく対処出来るか、ポイントを抑えて文章にすると喜ばれること間違いなしです。
「●●取扱説明書、製造1900年○月○日、(途中省略)口数が少なくなったら注意です。その際は、ポテトチップスを買って与えて下さい。与えれば与える程食べますので、1袋で十分です。また年に数回、ゴルフに行かせて下さい。芝の上でのボール遊びに元気を取り戻します。」
など、保証書付きで贈るのが定番となっています。
書く人が違えば、また違う文章になりますので、家族1人1人、友人ごとに書いてみるのも楽しいです。きっと感動的で面白い取扱説明書が出来上がるでしょう。
その5.偉人の言葉
結婚に関する偉人の名言はたくさんあります。その中から、自分が感動する名言を借り、メッセージを添えるのも1つの手段です。
「愛は、お互いを見つめ合うことではなく、ともに同じ方向を見つめることである。」(サン・テグジュペリ)
「夫婦生活は、長い会話である。」(ニーチェ)
「男と女、こうも違ったしかも複雑な2人の人間が、互いに良く理解し愛し合うためには、一生を費やしてもまだ長すぎはしない。」(オーギュスト・コント)
格言と共に、それに対する自分の言葉を足して送りましょう。二人の結婚の始まり、未来を見据えての言葉は一生の格言となりうるかも知れません。
その6.関係のある日を調べてみる
入籍日、結婚式の日に関連のある事柄を調べてメッセージにするのも感動的です。1年365日。過去に何も起こらなかった日はありませんし、著名人の誕生日などもありますから、ネタ集めには困りません。出来る限り有名な事柄・人物を選び、結婚と関連付けて送ると良いでしょう。
例えば、結婚式が6月1日だったとします。
「今日は真珠の日。宝石言葉の通り、結婚後も健康で長寿。そして真珠のように美しい家庭を作って下さい。お二人の幸せを心より祈っております。」
「今日は日本で初めてパンダの出産が成功した日なんだって!生まれた子の名前は…なんと、トントン!その名の通り、お二人もトントン拍子に幸せな未来を築いて行ってね。おめでとう!」
豆知識を入れつつ関連付けることで、オリジナリティ溢れるユニークな言葉になります。お二人だけの為に作ったメッセージだとよく伝わる文章です。
その7.興味のあることを使う
好きなトピックを取り入れられたメッセージは、嬉しい驚きと共に心に残ります。映画好きなお二人なら、映画のセリフを借りてメッセージにするのも素敵ですね。
「今日という日は、残りの人生の最初の一日。(アメリカン・ビューティーより)お二人が手を取り一緒に歩く毎日が新鮮で、幸せな時間でありますように。本当におめでとうございます。」
たくさんの名ゼリフがありますから、愛に溢れたセリフを選び、一言添えて送りましょう。
テニスが趣味のお二人なら「時に激しいラリーもあるとは思いますが、優しいラリーが末永く続きますように。お二人の気持ちは永遠に「0(Love)」です」なども、こういったおめでたいタイミングならではのメッセージになりますね。
いかがでしたか。みなさんの結婚祝いの言葉が感動的になるヒントになったでしょうか。
感謝をベースに、ご自身の言葉や思い出をプラスしていくのが良いでしょう。オリジナリティ溢れる感動的なメッセージになります。お二人に向けた「おめでとう」の気持ちを、あなたらしいメッセージに作り上げてください。
あなたからお祝いの言葉を貰って、すごく良かった。とても嬉しいメッセージでした。と言って貰えると良いですね。お二人の幸せとあなたご自身の末永い幸せを、心よりお祈りしております。
まとめ
結婚祝いの言葉で絶対に感動される7つの伝え方
その1.感謝
その2.思い出と一緒に
その3.自分の反応をそのまま表現する
その4.取扱説明書
その5.偉人の言葉
その6.関係のある日を調べてみる
その7.興味のあることを使う