初めて結婚式にお呼ばれしたとき、参加する服装を用意するにあたって、一番困ったのは小物ではありませんでしたか?
ドレスについては何となく、単色で膝丈のワンピースで…とイメージ出来るものの、一体どんな靴を履けばいいのか、どんな髪飾りをつければいいのか、どんなバッグを持てばいいのか…。
結婚式にしか使わないものをドレスなどと合わせて結構なお金を払って買うのですから、悩みますよね。私は特に困ったのは実はバッグでした。靴は簡単に黒にしてしまいましたし、髪飾りは美容師さんにお任せ出来たからです。
しかしバッグは本当に試行錯誤しました。ではどういうバッグが一番なのか?ここではどういったバッグを選ぶのか、選んではいけないものや色や形を選ぶコツについて考えてみましょう。
結婚式のバッグ、
本当に使いやすいものを選ぶ7つのコツ
まず最初に知っておくべきマナー違反
結婚式というものには、非日常なマナーがついて回ります。参列者の持参する荷物にも、つまりバッグにもマナーがあります。まずはフォーマルな場においては大きいバッグ、素材が布やビニールであるバッグはNGです。
色目が気に入ってる、ドレスと相性がいい、有名ブランドのものである、としても絶対NGです。そして冬場の結婚式の場合に惹かれやすいのがファーですが、冠婚葬祭において殺傷を連想させるものはNGです。
したがってファー素材のバッグ、そして同じ理由で革製品のバッグは駄目です。今挙げたものは選ばないようにしましょう。
ドレスとのバランスを考えよう
大事なのは、結婚式で使うということです。いくら色や形が好みで「これがいい!」と思ったとしても、自分が着る予定のドレスとの相性が悪いと意味が無いですよね。
お勧めな購入の仕方は、ドレスを購入する際に同時に購入することです。もしもうドレスだけはあるんだけど…という場合は、ドレスの写真を持って選びに行きましょう。
また、どうしてもドレスとの相性がよく分からないという場合は、靴と合わせるといいですよ。店員さんに相談に乗ってもらうと、自分の好みも分かったりするので、店員さんも利用して下さい。
無難な色は何?
カラーコーディネートに自信が無い、という方や、ドレスは2着あるんだけどバッグは1つで済ませたい、という方には大体どんな色のドレスともバランスの取れる色をチョイスするといいでしょう。
たとえば黒やゴールド、シルバーのバッグは大体どの色にでもよく合います。
黒は何色のドレスを着用しててもまず問題ありませんよね。ゴールドですとピンクや赤などの暖色、シルバーですと青や緑の寒色との相性が特に良さそうです。
もちろん反対の組み合わせでも素敵ですし、華やかになりますね。無難な色のバッグを一つ持っておいて、従姉妹やお友達とたまに交換して使ってみたりすると、また新鮮です。
黒のバッグは万能!
さて無難な色の中でも最も無難なのは黒色ですが、黒のバッグにはもう一つ利点があります。それは「使いまわしが出来る」ということ。
冠婚葬祭において黒のバッグは、形を選べばどのシーンでも使うことが出来ます。
使い分けせず全て共通で、とお考えの方は結婚式以外のシーンも考えて黒のバッグを用意するといいでしょう。その場合は、お葬式に使うことを考えて金具のついていない、ショルダーバッグタイプでないものを選んで下さい。
キラキラバッグは結婚式だからこそ選びたい
スパンコールやラメがふんだんにあしらわれた「ザ・パーティバッグ!」というものを思い切って選んでみませんか?絶対に他所で使うことは出来なくなってしまいますが、だからこその特別感が立ち姿を引き立てることでしょう。
たとえばドレスが黒色ならばアクセントになりますし、キラキラした色はカラードレスであってもそのカラーを邪魔することはありません。
黒いバッグでもラメ素材のものを持つと、シックな上で華やかなイメージになりますね。
ハンドバッグとクラッチバッグで迷ったら
パーティのバッグといえばクラッチバッグですよね。ドレス姿で片手にクラッチバッグを添えると大変エレガントな姿を演出することになります。
しかし、短時間といえ片手が常にふさがっていることになります。たとえば記帳の際、フラワーシャワーの際、もしかしたら「持ち手がほしいな」と思うことがあるかもしれません。
一方ハンドバッグであれば持ち手があるため両手を開けることが可能です。購入する際どちらのタイプであるのか、またそちらで大丈夫かよく考えてみて下さいね。
容量に気をつけよう
パーティーバッグは小さいものですが、まれに小さ過ぎるものもあります。短時間のこととはいえ、必要最低限の荷物が入るかどうか、容量の確認もお忘れなく。
お財布に携帯電話、ハンカチとティッシュと化粧直しのポーチ、欲を言えばデジカメも入るといいですね。
また、荷物が入らなかったからという理由で紙袋をサブバッグに使うのはマナー違反です。あれもこれもと荷物を持ち始めるとキリがないので、手荷物は最小限になるよう努めましょう。
サブバッグを持つ場合はそちらもパーティにふさわしいものを選んで下さいね。
いかがでしたでしょうか。
一口に結婚式のお呼ばれバッグ、と言っても多種多様です。そして実は、持って立っている時間は短いので、ドレスほど注目されるものではなかったりもします。
だからこそご自分が満足して、長く使い続けられるものを是非とも選んでいただきたいと思います。参列者は新郎新婦に花を添える大事な存在です。美しい立ち姿になるよう、バッグ一つにも全力で気をかけましょう!
まとめ
結婚式のバッグ、本当に使いやすいものを選ぶ7つのコツ
・まず最初に知っておくべきマナー違反
・ドレスとのバランスを考えよう
・無難な色は何?
・黒のバッグは万能!
・キラキラバッグは結婚式だからこそ選びたい
・ハンドバッグとクラッチバッグで迷ったら
・容量に気をつけよう