墓参りにもマナーがある?改めて確認!7つの基本手順


墓参りは、日本人なら幼い頃から自然に行っていた行事のひとつ。お墓は、大切だった亡き人やご先祖様を供養するところです。昔から日本人は、命日やお盆やお彼岸にお墓参りをする習慣がありますが、本来お墓参りはいつ行っても構わないものです。

お墓参りでご先祖様の供養をすると同時に、自身がご先祖様より与えられた命である事に気づき、感謝し、家族の幸せを祈る意味も込められています。そのため、進学、就職、結婚などの人生の節目にもできる限り報告を兼ねて、墓参りし喜びを分かち合うのもおすすめです。

そんなお墓参りも、ただ行って手を合わせれば良いというものではなく、マナーがあります。基本手順をきっちり理解して、ご先祖様に安心していただける供養をしたいですよね。

そこで今回は、お墓参りのマナーを7つの基本手順に沿って、お伝えします。改めて確認してください。

 

墓参りにもマナーがある?改めて確認!7つの基本手順

 

お墓参りの心得

お墓参りでは、ご先祖様の供養とご先祖様により与えられた命であることに気づき感謝をすることが大切。また、人生の節目の報告をすることで喜びを分かち合ったりすることも大切です。

【 お墓参りの心得 】

★ お願い事をするところではないので、日頃の感謝を伝えることが供養にも繋がるので心がけるようにしてください。

 

お墓参りの持ち物

お墓参りでは、お墓を掃除して、お花や供物を供えたり、線香やろうそくに火を灯したりなどしてお参りします。霊園などでは、売店で一式買いそろえることもできますが、そうでない場合は準備が必要です。

【 持ち物 】

★ 線香、ろうそく、マッチ、生花、数珠、お供え物、半紙、手桶、ひしゃく、掃除用具(ほうき、塵取り、たわし、スポンジ、ゴミ袋、きれいな雑巾など)

 

お墓参りの服装

お墓参りの服装は法事ではないので決まりはありません。ただし本堂でのお参りや立ち寄る予定がある場合には、一定の配慮が必要です。

【 服装 】

★ 仏教式のお墓参りで本堂にお参りをし、僧侶にあいさつをする場合は、ラフすぎる服装は避けるようにします。

 

お墓参りの時期

基本的に墓参りはいつ行っても良いのですが、日本人の習慣としてお彼岸、お盆、命日にお墓参りに行きます。

【 お彼岸のお墓参り 】

★ お彼岸は先祖に心が通じやすい日とされ、お盆は先祖の霊が家に帰ってくるとされています。

また、年末は一年の締めくくりでお参りをしたり、正月は一年の始まりにお参りしています。お墓参りの時間は特に決まりはありませんが朝か日中が好ましいです。

 

お墓参りの仕方

【 ① 掃除をする 】

★ お墓参りはまず、墓石周辺の掃除をします。

・ 枯れた花や線香の燃えカスや、区画内の枯葉やごみ拾い周辺の雑草抜き等をします。

墓石に水をかけて、石を傷つけないように布で墓石の汚れを洗い清めます。

【 ② 線香を供える 】

★ お花を生け、半紙を二つ折りにした上に供物を供え、水鉢に水を入れ、ろうそくに火をともし、線香に火をうつして供えます。

【 ③ 水手向け 】

★ 故人と縁の深い人から順に、しきみの葉を一枚浮かべた手桶の水をひしゃくですくい墓石の上からかけます。

これを、「水手向け」といい仏に水を捧げるという意味があります。

【 ④ 合掌 】

★ 水をかけ終えたら、数珠をもってしゃがんで合掌し一礼します。

立ったままでは先祖より頭が上になり失礼な態度となってしまいます。果物やお菓子などの供物はそのままにせず、持ち帰ります

 

お彼岸のお墓参り

【 お彼岸の時期 】

★ 春分の日(3月21日頃)と秋分の日(9月23日頃)は昼と夜の長さがほぼ等しくなる日です。

・ この日を挟んで前後3日の一週間をお彼岸(春の彼岸、秋の彼岸)と言います。

彼岸の日は真西に太陽がしずみ、仏教では極楽浄土(あの世)は西にあるとされているため、彼岸はあの世とこの世が交わる日と考えられています。そのことから、先祖に心が通じやすい時期とされ、お墓参りをするようになりました。

 

お盆のお墓参り

【 お盆の時期 】

★ お盆の時期は地方によって異なりますが、8月13日~16日または7月13日~16日のことを言います。

・ この時期に先祖の霊が家に帰ってくるとされる為お墓参りが行われます。

13日にお迎えの意味も込めてお墓参りをします。家では道しるべとして迎え火をして先祖が迷わず帰ってこられるようし、最終日の夕方に送り火をして先祖の霊がこの煙に乗って帰ると言われています。

 

いかがでしたでしょうか。お墓参りはいつ行っても良いものですが、これで時期によって意味があることも知れば、より気持ちのこもった墓参りができますよね。

お墓参りも、ご先祖様を大切にする心と、感謝の気持ちがあってこそ。昔は、近くにお墓がありすぐに行ける距離でしたが、現在では霊園や遠方にお墓があるなんて事も少なくないものです。その為、年に1回~2回のお参りになってしまうことも、多いですよね。

お彼岸やお盆などの時期を考えてお参りするのも良いですし、その時期が難しいのであれば、その時期より少し早い目に日をずらしてお墓参りをしても、問題はありません。

霊園などによっては売店があるところもあり、手ぶらで行ってもお参りすることができます。そういったところがあるのか等もみておくと、さらにお墓参りもしやすいのではないでしょうか。

命日、人生の節目にはマナーある墓参りで、感謝の気持ちとご先祖様の冥福をお祈りしましょう!

 

まとめ

墓参りのマナー7つの基本手順

・先祖様の冥福をお祈りし、感謝を伝える
・持ち物は基本持参。売店がある霊園もある
・本堂に入るなら、きちんとした服装で行く
・日本人の習慣では、お彼岸、お盆、命日のお墓参りが多い
・お墓参りは掃除、お供え、合掌をし、供物は持ちかえる
・お彼岸は先祖に心が通じやすい時期
・お盆のお墓参りはお迎えの意味もある


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