就活スーツで差をつける!着こなしの5つのポイントとは


就活はこれからの人生を決めるとても重要なものですが、その結果を左右する要素のひとつといっても過言ではないのが就活スーツ選びです。

実際に、就活で肝心なのは第一印象です。もちろん人柄が大事なのはいうまでもありませんが、どんなに優秀な面接官でも一目見てその人の人柄を見抜くのは至難の業ですよね。

つまり、その見極めに第一印象は大きな影響があります。人が人を判断する材料として一番分かり易いのが顔つき・仕草・目つき・服装など視覚から入る情報です。

就活シーズン、人事担当者や採用面接官は1日に何人もの就活生との面接をこなします。その中で、どれだけ印象深く受け止めてもらうかが勝負です。

そこで今回は、就活スーツで差をつける!着こなしの5つのポイントについてお伝えします。

 

就活スーツで差をつける!
着こなしの5つのポイントとは

 

身体に合ったスーツをチョイス!

当然ながら、ジャストサイズのスーツが良いスーツと言えます。オシャレ度をアピールするわけではありませんので、知名度のあるブランド物のスーツが良いというわけではありません。

手頃なお値段のスーツでも自身の身体にしっかりフィットしているものを選べば、お値段以上の印象を与えることができるものです。

就活スーツ購入の際には普段着なれている、或いは就活に使用するであろうワイシャツや革靴を着用して行くと実際のスタイルが実感できるので、出来る限り持参して行きましょう

スーツをジャストサイズ(袖丈・パンツ丈)にするにはワイシャツ・革靴も揃えて、よりフィットした理想のチョイスをしましょう。

 

お手入れは念入りに!

自分に合った最高の就活スーツを選んでも、いざ着用した時にシワやホコリがあったのでは台無しです。

いわゆる勝負服である就活スーツ、手入れがされていなければそれだけで人間性まで疑われることもあります。なぜならそれは「不潔でいい加減」な印象を与えてしまうのです。ごく普通の就活スーツをごく普通に着こなしているだけでも、手入れが適切に行われていればそれだけで「キチンとしている」印象を与えることができます。

そんなお手入れという観点でいえば、高価なものが良い就活スーツというわけではありませんが、あまりにも安価な物は生地もあまり良くないこともあります。お手入れが大変だったりすぐ型崩れしてしまう可能性もゼロはありませんので、材質が良いものでご予算に合ったものを選ぶのが重要です。

また、日頃からのお手入れひとつで就活スーツを良い状態に保つことが出来ますので是非覚えておきましょう。

まず、ハンガーにかけることは重要です。就活スーツは肩の部分がしっかりしたハンガーにかけます。針金やクリーニングハンガーのようなフレームの細いものはスーツの肩の型崩れにつながります。襟や肩が張っていないだけで途端にだらしなく見えてしまいますので重要なポイントです。

また、一日着たスーツには目に見えなくてもたくさんのホコリがついているものです。そんなホコリを落とすのとスーツの生地の毛並みを揃えるためにも洋服ブラシを用意しましょう

さらに夏場など汗のニオイ対策も大事です。スーツは毎日洗えるわけではありませんので、衣類ケアアイテムなどの対応が必要です。

 

カラーの選び方

就活スーツはダークグレー・ダークネイビー・ブラックの3種類が基本色になります。就活生の多くは売り場でもすすめられることもあり、ブラックを選ぶのがほとんどです。

しかし、実の所、企業側は就活スーツの色よりスーツ姿の見た目を感覚的に見ます。無難という意味ではブラックかも知れませんが、絶対ルールでは無いことも覚えておいてください。

ブラックカラーだけに捉われず、試着をして自分のイメージに合った色を選んでみるのも重要です。

自分に合うカラーの就活スーツの方が、より素敵な着こなしで個性が表現でき、好印象を与えられるということになるのです。

 

ネクタイの選び方

就活スーツといえば、スーツ本体同様に印象を左右するのがネクタイです。太さや柄なども様々でとても迷うところですよね。

就活スーツということにおいては、正直なところ特に決まりはありません。スーツやシャツに合わせて選ぶのが良いでしょう。

無難なモノでは斜めストライプの『レジメンタル』や『ドット柄』などがあげられます。

ただ、レジメンタルはごく無難に使える柄のひとつで多くの方がチョイスしますので、ありふれたイメージも否めません。

アクセントが効いていながらも派手な印象を与えないピンドットは最近人気です。また、無地も大人っぽい印象の着こなしとして個性が表現できます。

 

個性と目立つは違う!?

就活スーツは、どれも同じで個性が無くつまらないというご意見をお持ちの方もいるかもしれませんが、就活はオシャレセンスの表現の場ではありません

むしろ、見た目や衣服で個性を出すことは不要なのです。

就活ということですから、自分が企業にとって必要な人間かどうかを見極めて貰う場です。面接官に自分自身をどういう印象で捉えて貰うか、自分自身をどう感じ取って貰うかが大事なのです。

つまり、個性を出して目立つとか、自分の個性的な部分を見せつけたいなどというのは就活という場においては『勘違い』として逆効果になることも少なくありません。服装や見た目でマイナス評価を受けてしまう可能性もあるのです。

就活スーツにおいては基本スタイルを押さえた上で清潔感を第一優先に、好印象と優れた企業人になる期待感を漂わせる方が重要です。

 

いかがですか。以上が就活スーツで差をつける!着こなしの5つのポイントです。ここで一番大事なのは『清潔感があり、爽やかで好感が持てる学生』というイメージを面接官に与えることです。

企業としてはどのような人物を必要としているのか、目の前の人物がわが社のためにプラスになる人材なのか…それを判断する為に面接を行う訳ですから、その趣旨はきちんと頭にいれておくべきです。

また、多くの就活生がいる中で、与えられたわずかな時間の中、光るモノを表現するのは難しいかもしれませんが、とにもかくにも大事なのはTPOに合わせることが出来る人物、それに尽きるのです。

就活スーツの正しい着こなしが、その第一歩と考える面接官も少なくありません。自分に合ったスーツで就活を円滑に進めましょう。

まとめ

就活スーツ着こなしのポイントとは

・ジャストサイズのチョイスが肝心!
・ハンガーとブラシで型崩れ防止!
・ブラックは絶対ルールにあらず!
・ネクタイは控えめに個性表現出来るアイテム
・個性的ではなく相応しい着こなし


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