出産祝いで悩まない!知っておきたい金額相場と5つの心得

出産祝いで悩まない!知っておきたい金額相場と5つの心得
身近な人に赤ちゃんが誕生すると、出産祝いの金額に悩んでしまうことがありますよね。20代30代になると周りが出産ラッシュの事も多く、俗に言うご祝儀貧乏になってしまうこともあります。しかし、やはり出産はすばらしい奇跡そのもの。ぜひ赤ちゃんの誕生をみんなで祝福しましょう。

出産祝いは身内や親戚から、会社の上司、友人やママ友からなど、それぞれの立場によっても違います。出産祝いはどれくらいの金額を用意すれば良い?贈るタイミングはいつ?双子が産まれたらどうしたらよい?など分からないことも多いでしょう。出産祝いには金額だけでなく、のし袋などのマナーもあります

そこで今回は、もう悩まない!知っていて教えたくなる、出産祝いの金額の相場や、のし袋の選び方、書き方をお伝えします。

 

出産祝いで悩まない!
知っておきたい金額相場と5つの心得

 

身内の出産祝いをするときの金額相場

親から子供へ贈る出産祝いの金額相場は、3万~10万円です。中には、100万円渡したという方もいます。初孫となれば、かわいい孫になんでもしてあげたくなることでしょう。

他に、実系の兄弟姉妹や、義理の兄弟姉妹からは、年代で変わります20代独身なら5千円~1万円、30代以上の独身・既婚なら、1万円~3万円が、出産祝いの金額相場です。祖父母、つまり赤ちゃんの曽祖父母からの出産祝いの金額相場は、3千円~1万円です。

お付き合いがあれば、親戚からの出産祝いの金額相場は5千円~1万円で、いとこからは3千円~5千円です。

お祝いでは、4と9という数字がタブーとされていますから、出産祝いでも避けるようにしましょう。結婚式ではタブーの2という数字は、出産祝いでは良いとされています。

 

友人や親友からの出産祝いの金額相場

友人や親友からの出産祝いの金額相場は、5千円~1万円です。何人かまとめて3万円くらいにすることもあります。金額が高すぎると、お返しに困りますから気をつけましょう。

ママ友から出産祝いの金額相場は千円~3千円と低く、現金に限りません赤ちゃんグッズや、出産経験がある方なら、自分が使ってよかったものを贈るのも良いですね。

ご近所さんへ贈る、出産祝いの金額相場は、3千円が相場とされています。

 

会社の上司、先輩後輩からの出産祝いの金額相場

生まれる赤ちゃんのお父さんお母さんの会社の上司が、部下へ贈る出産祝いの金額相場は、5千円~1万円です。逆に上司に赤ちゃんが生まれて出産祝いを贈る場合は、3千円の金額が相場です。

同期や先輩後輩になると3千円が相場で、みんなで集めて贈る場合は、一人当たり千円くらいが多いです。

 

双子の出産祝いの金額相場と贈るタイミングを知っておこう

双子の赤ちゃんの出産祝いの金額相場は、一人の1.5倍~2倍と言われています。双子だけに、2倍のお祝いをするのが相場です。

双子の出産はリスクが高いですから、赤ちゃんと一緒に退院できない場合もあります。通常赤ちゃんと一緒に退院したら、1ヶ月くらいにお祝いを贈りますが、赤ちゃんが入院した場合などは、退院して落ち着いてからお祝いを贈りましょう

双子ちゃんなら、オムツケーキのプレゼントも喜ばれます。タオルに名前を入れてもらえるものもありますし、オムツならたくさんあっても困らないものです。

 

出産祝いののし袋の選び方と、書き方

「のし」というのは、お祝いの気持ちを込めて贈り物を捧げる真意を示すことです。出産祝いに使うのし袋にもルールがあります。

のし袋は値段の高いもので5万円のものもありますが、出産祝いの金額に合ったものをチョイスしましょう。出産祝いののし袋は、水引が蝶結び、リボン結びになっているものを選びます。水引は、人と人を結ぶといわれており、または、未開封ですという意味合いもあります。蝶結びは、何度繰り返しても良いお祝いの意味があることから、出産祝いには蝶結びを選びましょう。

「御祝」や「御出産御祝」など、印刷されているものを使うと便利ですね。下段に、フルネームを筆もしくは筆ペンを使って書きます。夫婦のときは、中心に夫のフルネームを書き、左横に妻の下の名前だけを書きます。

中袋には、旧字体を使い、出産祝いの金額を書きます。1万円なら壱万円と書きましょう。裏には、住所と名前を書きます。

 

プレゼントを贈るときの注意点

出産祝いは金額以外にプレゼントを贈るときの注意点もありますから、お伝えしましょう。

プレゼントを贈る際は、アレルギーのもとになるような植物などは贈らないこと。また、赤ちゃんが口に入れそうな小さいものはやめましょう。ベビー服は、サイズを確認すると良いですね。赤ちゃんの性別がわからないときは、黄色を選ぶとどちらでも着られるのでおすすめです。

お金を贈る場合もプレゼントを贈る場合も、一緒にメッセージカードを添えると、より気持ちが伝わります。例として「ご出産おめでとうございます。健やかな成長を心よりお祈り申し上げます。」「ご出産おめでとうございます。子育ては大変だとは思いますが、二人一緒に力を合わせてがんばってくださいね。」などあります。

 

いかがでしたか。出産祝いはお祝い事ですが、金額もいくらでも良いとは限りません。どんな間柄でも、あまりに高い金額だと、お返しに困ってしまいます。出産という大仕事を終えて、赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんのためにも、お祝いとしてふさわしい金額を贈るのが心遣いといえます。ただ、のし袋は、手作りできるものがありますから、世界で一つののし袋でプレゼントするのも素敵ですね。

もちろん、出産祝いはお金にこだわらず、自分がもらって役に立ったものなどを贈るのもよいでしょう。初めてのお子さんなら、お母さんも初めての事だらけですから、サポートも必要になります。そんなお母さんを労うものをプレゼントすると大変喜ばれます。ぜひ一言メッセージを添えて、共に赤ちゃんの誕生を祝いましょう。

まとめ

出産祝いの金額相場と心得ておきたいこととは

・身内で出産祝いを贈る場合は立場によって金額もそれぞれ
・友人や親友からの出産祝いは5千円~1万円
・会社関係からの出産祝いは本人との関係により5千円~1万円
・出産祝いのご祝儀袋は蝶結び、黒の筆ペンなどを使用して書こう
・出産祝いをプレゼントで贈る場合はアレルギーなどに気を付けよう


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