祝電の文例☆新婦が涙する素敵なオリジナルメッセージ5選


結婚式の招待状への返信や祝電を送る際に、文例を参考にしたいと思う方は多いですよね。特に祝電については、式に出席できる時には書く機会がありませんので、たまたま出席できずに祝電を送るとなると、どんなふうに書いたらよいか悩んでしまいます。

祝電には、時候の挨拶のように決まった文例がありません。また、文の長さや文体にも決まりが無く、自由に書くことができます。ただ、そうなるとかえって何から書き始めればよいのか考えてしまいまうことでしょう。

そんな時は、一から考えるよりもいくつかの祝電の文例を読んでみることで、どのように書けばよいのかをイメージしやすくなります

そこで今回は、結婚式の祝電の文例とともに、文字だけでもお祝いの思いが伝わる文を書くポイントをお伝えします。

使ってはいけない言葉や表現を把握しておこう

祝電を書く際にまず知っておきたいのは、招待状の返信や披露宴のスピーチと同様に「縁起が悪い」とされて使ってはいけない言葉が多数存在するということです。

タブーとされているのは、別れや悲しみ、不幸を連想するような言葉です。また、重ね言葉と言われるものも、離婚や再婚を連想させるためによくない表現とされます。

すべてを挙げることはできませんが、いくつか礼を挙げると、「別れる」「切れる」といったストレートなマイナスの表現、「再び」「重ね重ね」「いろいろ」などの重ね言葉がNGです。特に過去の思い出などを書く際などは、うっかり使ってしまわないように注意しましょう。

また、「、」「。」の句読点も、「区切り」「終わり」といったことを連想させるために、使用を避けるのが一般的です。その場合、文は間にスペースをあけて書きます。なお、最近ではさほど気にしないことも増えてきましたので、注文する祝電の書式上、どうしても不可能な場合には無理に使用を避けなくてもよいでしょう。

 

どんなメッセージが喜ばれるか考えてみよう

祝電のメッセージは、マナー違反にならないように気をつけすぎて、硬い表現にする必要はありません結婚するお二人へ届けたい自然な気持ちを書けばよいので、使う言葉にマナーはあっても、内容や言葉遣い、書く手順などについては強い決まりはありません

むしろ、送る側と送られる側の間にしかわからないようなエピソードを交えて自由に書くことができると、新婦の方にとって身近に感じられる、心のこもった祝電を送ることができます。お手紙を短くして書くイメージでいると、文章が固くなりすぎず、ちょうどよいでしょう。

 

オリジナルの祝電の文例

これらのことを踏まえて作成したのが、以下の3つの祝電文例です。句読点を使用しないで作成しています。

祝電は新郎新婦に向けて送るのが基本ですが、内容はどちらか一方にだけ向けて書いても構いません。むしろ、新郎に向けたメッセージが書かれていても、新婦に読んでもらえることも祝電のよいところです。

【文例1】

ご結婚おめでとうございます
勉強も仕事も一生懸命だった花子
少し気が強いところもあるけれど
いつも全力で私たちの相談に乗ってくれたよね
そんな花子の結婚 本当に嬉しいです
これからは その一途さを旦那様に一番に注いでください
二人で素敵なご家庭を築いてください

【文例2】

ご結婚おめでとうございます
花子から 太郎さんはとても優しい人だと聞いています
太郎さん 私が大好きな親友の花子を
一生大切に守ってあげてくださいね
末永くお幸せに

【文例3】

ご結婚おめでとうございます
これから先 楽しいことばかりではないかもしれませんが
私が知っている頑張り屋の花子と
花子のことを一番に考えてくれる太郎さんなら
どんなことでも 絶対に乗り越えていけるのだろうと思っています
お二人で支え合って たくさんの幸せを築いていってください

 

少し砕けた祝電の文例

最低限の表現に気をつければ、普段の会話に近い、多少砕けた以下のような祝電文例でも問題ありません。ただ、下ネタにはならないように注意しましょう。

【文例4】

結婚おめでとう☆
これまでたくさん幸せそうな話を聞いてきたけど
これからもっと増えそうで とにかくうらやましいぞ!
私のことは気にせず 二人でどこまでも幸せになってね!
心から嬉しいです!末永くお幸せに!

【文例5】

これからは
たっぷりの愛情を 素敵な旦那様と家庭に注いで
ほんの少しの愛を 私たちにも注いでね☆(笑)
結婚 本当におめでとう!いつまでもお幸せに!

 

さて、今回は友人に送ることを想定した祝電の文例でした。ご友人に送るより機会は少ないかもしれませんが、職場の同僚であっても、関係性に気をつけつつ同様に書いて構いません。また文例はこのまま使っていただいてもよいのですが、エピソードは人によって違いますので、今回の祝電文例を参考にしていただいた上でオリジナルメッセージを考えていただく方がよいでしょう。例のように長さもそれぞれです。短くても思いが伝わりやすいこともありますので、自分が書きやすい長さで文章を作りましょう

祝電は、送ったメッセージを新郎新婦が後からじっくりと読み返すことのできるものです。式に出席はできなくても、直接声をかける以上に一つひとつの言葉を大切にして伝えることができますので、祝電文例を参考に、ぜひ気持ちの伝わる素敵な祝電を送ってください。

まとめ

新婦が涙する素敵な祝電を作成するには

・使ってはいけない言葉や表現を把握しておこう
・どんなメッセージが喜ばれるか考えてみよう
・表現に気をつけつつ、自分にしか書けないメッセージを書こう


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