結婚式の準備は、多くのカップルが忙しいなかで進めなければならず、なかなか大変ですよね。慌しい毎日のなか、お互いに頼ってしまったりして、せっかくの甘い時間であるはずの婚約期間なのに、これがトラブルの原因になってしまうこともあるほど。
多くのカップルが初めて体験する結婚式の準備ですから、誰もが効率よくスムーズに段取りをして、結婚式の準備の準備を進めることは難しいもの…。
ただ、新郎新婦が自分たちで決定しなければならないことも多いのが、この結婚式の準備。スタッフやお互いに頼り切らずに、結婚式までの準備事項や日程をある程度理解して、具体的にイメージすることで、ぐんとトラブルなく進めることができます。
また流されるまま結婚式を終え、後になって「あぁすれば良かった。」「こうすれば良かった。」と、やってみて感想が起きることもしばしば…。そんな時、事前に新郎新婦に聞く体験談や、挙式スタッフから聞く知識はとても有効!
そこで今回は、新郎新婦が結婚式を決めた時にまず参考にしたい、結婚式の準備として行うべき事柄と、その優先順位や決定事項をお伝えします。せっかくの結婚式!後々まで思い出の残る、満足のできる式を実現してください。
結婚式の準備は計画的に☆
二人で進める7つのステップ
まずは重要な、式場選び
まず初めの結婚式の準備は式場選び。そのためには、「どんな式にしたいのか。」を決定することから始めて行くと、後悔の残らない決断ができるはず。
【 結婚式の準備☆式場 】
・ 交通手段の便利さから都心のホテルウエディング
・ オンリーワンの迎賓館ウエディング
・ よりアットホームな海外ウエディング
…などなど。
ここでは、自分たちの理想を優先するのか、ゲストが来やすい立地での結婚式なのか、を整理してから、色々な式場を見学するのがポイント。
ただし、土日や祝日、連休、春、秋などは、ゲストの集まりやすさ天気のよさで式場の予約が早めに埋まってしまうことに注意!気に入った式場があれば、早めに予約が鉄則です。
結婚指輪や衣装決め
結婚指輪や衣装決めは、できるだけ早い段階で決めたいところ。結婚式の準備では後半になるにつれて忙しくなってくるので、決めれるものから決めていくことが、スムーズに進めるポイント。
【 結婚式の準備☆指輪や衣装決め 】
★ 衣装もレンタルの場合、気に入ったものがあれば早めに予約!いざ借りたいと思っても、先約が入ったというトラブルもよく聞きます。
・ あらかじめ雑誌などでイメージを膨らませていくと、衣装も決まりやすいはず。女性の衣装が決まってから、男性の衣装決めになるので、そのあたりもスケジュールを考えて決めてください。
結婚指輪も余裕のある今のうちに購入。指輪に刻印する場合は2週間~1か月ほどかかるので、ギリギリに購入すると間に合わない、なんてことにならないよう注意!
招待客リストを作る
次に、招待客を決めるのがベストなステップ。決まったらあらかじめ結婚する報告と、出席してくれるか確認の連絡をしてください。確実な出席者のみに招待状を送るようにすると、無駄がないのです。
【 結婚式の準備☆招待客リスト 】
★ 結婚式の準備は後半戦が一番忙しく慌ただしいので、招待客が確定したら、早速招待状を作成!遅くても結婚式2か月前にはポストに投函するのがマナー。
・ もし二次会をするのであれば、この時点で二次会の会場、二次会の幹事などを決めておきたいところ。おおよその参加人数が分かれば、かなりスムーズに決められます。
二次会の招待状や印刷、投函も結婚式2か月前には済ましておく必要があります。
式のプログラム、余興、司会者を決める
結婚式の準備が忙しくなってきたこの時期、次は式のプログラム決め。司会者はプロの方にお願いすると、料金が発生しますがやはりプロだと安心。当日の突発的なトラブルにも柔軟に対応してくれるはず。
【 結婚式の準備☆式プログラム 】
★ ここでは、おおよそのプログラムは決まっているので、細かいところを詰めていきます。
・ また、お色直しの間には余興があり、その余興をゲストの誰かに頼まなくてはいけない演出が多いもの…。「悪いんだけど…。」という言い方はNG!「あなたに是非お願いしたい!!」と強気にお願いしちゃうのがポイント。
そして、余興を受けてくれた際は、必ずフォローをすることが大切。余興リストを作って、フォローする招待客を把握しておいてください。
引き出物、料理、花などテーブル回り
結婚式の準備では、上手くスキマ時間を利用しながら、できるところから決めていかないと、どれだけ時間があっても足りなくなるもの。
招待状の返信ハガキが届くまでの間には、高砂やテーブルの花、キャンドルサービス、テーブル回りの備品、ウェルカムボードなどを決めておくのが、次のステップ。
【 結婚式の準備☆会場、テーブルセッティングなど 】
★ 料理のメニュー、引き出物もこの時点で決めておくと後々楽!
・ 式の1か月前にゲストの数が確定するので料理、引き出物の人数分の注文。人数分の席次表、メッセージカードなどの印刷物を発注すれば、バッチリです。
二次会のプログラム打ち合わせ
ここまで結婚式の準備を進めたら、あとひと息、二次会に差し掛かりますが、まずは幹事をお願いした友人と一緒に、プログラムを作成!
【 結婚式の準備☆二次会 】
★ 打ち合わせ後、人数が把握出来たら料理、ドリンク、会場代などをお店の人と打ち合わせをするだけです。
・ ここで、完全に幹事に頼りっきりになると、幹事にとってはかなりの負担。新郎新婦はここまで配慮して、要所で必ずフォローを入れるようにできれば、心遣いもバッチリ。
結婚式の準備で忙しいですが、協力者への配慮も忘れずにして、今後も良い関係性を築いていきたいものです。
心付けなどの準備を忘れずに!
結婚式の準備、最終ポイント。結婚式で受付や、余興など式に協力してくれた人たちに、心付けを用意することはとても大切なマナーです。現金という方もいますが、品物を用意することも多いので、この辺りはお付き合いの程度で決めてください。
【 結婚式の準備☆お車代など 】
★ また、遠方から来てくれるゲストの方には、お車代として現金を渡す人も多いです。
・ 交通費全額~半額程度を、ポチ袋やのし袋に入れて、両親から渡してもらうのが一般的。
式当日は新郎新婦ともとにかく忙しいため、心付けやお車代は両親からさりげなく渡してもらうよう、打ち合わせをすると安心です。
いかがでしたでしょうか、今回は初めてのことばかりでややこしくなりがちな、結婚式の準備をステップごとにお伝えしました。
どれだけ周到に結婚式の準備しても、見落としがあったりするもの!そういったときに助けてくれるのは、やはり友人ではないでしょうか。
お色直しに時間がかかり、プログラム通りに進まない時、余興の友人が時間稼ぎをしてくれたり、受付でいただいたご祝儀を、ゲストがしっかり持っていてくれたり…、などなど。
結婚式は新郎と新婦が主役ですが、やはり協力者なしではやっていけません。たくさんの人の協力をお願いして、当日は式を楽しむことに専念!
式の後日に、お世話になった友人たちにお礼をしたり、みんなを招いてホームパーティーをしたりして、結婚式でお世話になったお礼をするもステキな配慮。
さらに式場スタッフやウエディングコーディネーターの方々に、「ありがとう」の文字を添えたポチ袋で、心ばかりの心付けをお渡しする新郎新婦も多いです。助けてもらった皆に配慮し感謝を伝えながら、思い出になる良い結婚式にしちゃいましょう!
まとめ
結婚式までの7つの手順
・式のスタイルを決めて式場を選ぶ
・二人でできる衣装や指輪は早めに決める
・招待客への案内は2ヶ月前には必ず投函!
・プログラムを決める
・余興や司会などなど、お願いすべき方々にお願いする
・会場やテーブルコーディネートを決定
・二次会も幹事に頼り切らずに、フォローを入れる
・協力してくれた方々へ心付けを準備する
・遠方からの招待客へお車代を準備する
・協力してくれた方々へは、後ほど改めて感謝を伝える