後悔しない葬儀屋の選び方。気を付けたい5つのポイント

後悔しない葬儀屋の選び方。気を付けたい5つのポイント
不幸は突然やってくるもので、それからバタバタと準備を始めるとしてもあまりにも時間がないものですから、基本的には葬儀一式を葬儀屋にお任せすることになりますよね。ほとんどの方は葬儀屋にお任せすると、見積りされた金額を払い、葬儀屋の流れにのっとって葬儀を済ませています。

しかし、葬儀屋にお任せした人の多くが「後悔をした」という意見を漏らしているのも事実です。葬儀については前もって話をする機会もなく、知識も少ないことがほとんどでしょう。慌てて頼んだために、悪徳な葬儀屋に当たってしまった!なんてことになるのはもちろん嫌ですよね。では、そのような葬儀屋に当たらないためには、どの点に注意すればよいのでしょうか。

そこで今回は、後悔しないための葬儀屋の選び方として、5つのポイントをお伝えします。

 

後悔しない葬儀屋の選び方。
気を付けたい5つのポイント

 

勧められるままに流されないようにしよう

多くの方が病院で最期を迎えることになりますが、その場合、病院から葬儀屋を案内されることがほとんどです。まず、病院から案内されるところなら安心だ!という思いは捨ててください。変なところは案内しないですが、病院から紹介される葬儀屋は金額が高いことで知られています。その比較をきちんとできるようにするためにも、前もっていくつかの葬儀屋から見積もりをもらっておくことをおすすめします。

また知人のすすめで、という理由もあまり参考にはなりません。葬儀はそれぞれでスタイルも変わってきますし、そのスタイルをよしと思わない葬儀屋だと態度を変えるという話もあるのです。

葬儀屋に前もって見積もりを取ることに躊躇してしまうかもしれませんが、お住いの地域での相場や葬儀内容を確認しておくためにも、ここはきちんと準備しておきましょう

 

追加料金に気を付けよう

葬儀屋には決まったプランがあり、そこから自分たちで選ぶパターンが多いのですが、そのプラン内容にも注目しましょう。葬儀の最中に何か急なことが起こり、葬儀屋にお願いをしたとします。このお願いしたことが別料金となって、葬儀が終わっていざ精算のときに、最初に出してもらった見積額との差額の原因になってしまうのです。

セット料金には何が含まれていて、何が含まれていないのかがはっきりしている見積書を提示してくれるかどうかはチェックポイントです。特に親切なところは、どういうったことがプランの対象外になっているのかを具体的に説明をしてくれます。

また、葬儀屋の中には、追加料金は必要としないプランもあります。当日色々と気にしなくてよいという点は大きなポイントにもなりますね。

 

葬儀屋の対応力を見極めよう

葬儀は盛大にしたい、小ぢんまりとしたい、家族だけでしたい・・・それぞれでご希望はあることでしょう。そのような遺族側の希望に沿って話を進めていってくれるのか、葬儀屋のおすすめばかりになっていないかの「対応力」には目を光らせましょう

葬儀屋は自分たちのやりやすい、利益の出やすい方に持っていきたいのが正直なところでしょう。しかし遺族はその型にはまったものをよしとする人もいれば、自分たちで意見を持った人もいます。その中で、葬儀屋に利益があまり出ない葬儀を希望しているとしても嫌な顔をせずに対応をしてくれるかどうかは大きな分かれ道です。

 

契約を迫ったり、支払期日が短くないかを確認しよう

前もって見積もりを取っている場合は別として、急な不幸にバタバタと準備を進めていく中で、遺族の気持ちを焦らせるように契約を迫ったりするという葬儀屋も中にはいます。葬儀を受けてこその葬儀屋ですので、自分たちのところで早く契約を取りたいという気持ちなのでしょうが、契約を迫ってくるところはおすすめできません

また、葬儀が終わってから精算をするのですが、その期日にも余裕があるのかどうかも確認したいところです。お金の準備もありますし、期日に余裕がないところは避けておいた方がよいでしょう。

 

葬儀屋の規模に捕らわれないようにしよう

葬儀屋は規模が大きいところだから安心、小さいところだから不安ということはありません。大きいから大丈夫という先入観を持たずに、先に話したチェックポイントを念頭に入れておくことが大切です。

規模が小さいところですと、小さいからこそ口コミによる支えが大きいのです。地域に密着というところで、希望に寄り添う形で柔軟に対応してくれるという点もあります

つまり、一概に葬儀屋の規模で選べないということです。葬儀に参列した時に、そこの葬儀場の雰囲気をチェックしてみたり、葬式に行かれた人の話に耳を傾けておく情報収集も大切です。

 

いかがでしたか。葬儀屋を決めることは、人生の中で1度か2度あるかどうかというところですよね。自分自身の経験もないですし、周りで経験した人も多くいないことでしょう。ですので、少ない情報の中から自分で広げていくということが大切になります

生前から葬儀屋の見積もりを取るという行動をすることがよく思われない傾向にありますが、急な不幸にバタバタして満足のいく結果に終わらないまま故人を見送ることになるよりは、前もって動けるところは動いておきたいですよね。

最近は終活という言葉もよく耳にするようになりました。本人にそのような希望があるようでしたら、周りの人も一緒に終活に寄り添ってみるのもよいでしょう。

型にハマりがちな葬儀ですが、遺族それぞれの特色のある葬儀も増えてきています。故人を見送る最後の儀式です。心残りがあると、それを長く引きずってしまいますので、前もって時間のあるうちに少しずつでも情報収集をし、急な不幸に慌てて後悔を残さないような葬儀屋を選んでいきましょう。

まとめ

葬儀屋の選び方とは

・見積もりを数社とるようにしよう
・地域の相場を把握しておこう
・見積もりに含まれるものと含まれないものの説明をきちんと受けよう
・担当者の対応力を見てみよう
・契約や支払いを迫られるようなところは避けよう
・葬式に参列する機会があれば雰囲気をチェックしてみよう


連記事
タイトルとURLをコピーしました