葬儀の受付を頼まれた際にまずやること7つ

葬儀などの冠婚葬祭を取り仕切るのは難しいものとして、ハードルを高く設定している方も多いと思います。普段とは違う細かいマナーやルールの中で動くことですから、仕方の無いことかもしれません。ただ、、基本さえ押さえてしまえば、さほど難しいことではありません。

当記事の詳細な説明を読めば、誰にでもできることでしょう。

もし受けてしまっている場合も必要以上に焦る必要はありませんし、もしなり手がいなくて困っている方がいたときは、気持ち良く手を挙げてあげると良いですよ。きっと、大きな感謝を得られますし、今度あなたが困った時に助けてくれるでしょう。

では、順番にみていきましょう。

 

葬儀の受付を頼まれた際に
まずやること7つ

 

その1:集合&顔合わせ

まずは葬儀が始まる1時間前には会場についておきましょう。この時点で、時間に追われると全てが後手後手に回ります。早めの、余裕の持った時間設定を推奨致します。

全員が集まったら顔合わせ、および責任者からの指示を受けます。具体的には各役割の確認、式の流れの確認、全体MAP(駐車場やトイレの位置など)や来場者の確認をします。

御遺体の到着時間が近づいてきたら、出迎えの準備です。ご遺体とご遺族をお迎えしましょう。この時に喪主からのあいさつがあります。

 

その2:受付の準備

各受付関係の用品を確認&準備しておきます。

具体的には会葬礼状と会葬御礼品のセット&袋詰め。筆記用具や香典受けなどの配置ですね。

袋詰めした品は渡しやすい所に置いておくのがポイントです。ここでの準備が全てと言っても過言ではありません。この段階で出来ることは全てやっておきましょう。ここでしっかり準備しておけば、バタバタしなくて済みます。

 

その3:受付の開始

葬儀の開始30分前には受付を始めたいですね。…と言うことは上記(その2)準備までをこの時間までに終わらせる必要がある訳です。

と言えど、実際やってみるとわかりますが、そんなに時間の掛かるものでもありませんので、過度に心配しなくても大丈夫です。

 

その4:お供え&弔電

供花や供物が届いたら迅速に式場にお供えしましょう。間違っても、放ったらかしてはいけませんよ。後で大問題になりかねません。

貰ったらすぐに持っていき、後回しにしないことが忘れないポイントです。

 

その5:受け付け方法

では、実際の受け付け方法をみていきましょう。まずは、会葬者に対してはお礼を述べて迎えます。次に記帳をお願いし、香典を頂いたら丁寧にお礼を述べましょう。最後に会葬礼品をお渡しすればOKです。

※記帳の際は氏名だけではなく、住所や会社名も記入をお願いすることを忘れない様にしましょう。
※遺族への面会を求められたら案内しましょう。

 

その6:香典の整理

葬儀が終了したら後片付けに入ります。残った礼品は葬儀社が引き取りますのでまとめておきます。香典袋の名前を確認し、記入漏れが無いかのチェックをし、責任者からの指示があった場合は、開封して香典帳へ記入します。

※責任者からの指示がないのに無断で開封するのだけはやめましょう。お金が絡むので、後で起こるトラブルの元になります。

 

その7:引き継ぎ

受付責任者の場合は世話役の方に引き継ぎを行います。具体的には香典袋や名刺などを渡す、などですね。伝言もあれば、この時に伝えると良いでしょう。

 

如何でしたか。

以上で全てが終了です。ここまで終われば、後は挨拶をして帰ってOKです。想像以上に簡単でびっくりしたのではないですか?物事とはそういったものなのですね。やる前のハードルを作っているのは自分自身と言う事が大半です。

食わず嫌いならぬ、やらず嫌いで必要以上に忌避せずに、人の為になることは手を貸すべきだと思います。人生は助け合いです。人は一人では生きていけないのですから、できる時はできる事をやっておくのが、あなたのためにも良いのです。

今回自分が手を貸すことで、今度はきっとあなたが困った時に、誰かが手を貸してくれるでしょう。世の中とはそうやって回っているのです。ですので、葬儀の受付程度(!)の事は断らずに受けるべきなのですよ。

 

まとめ

葬儀の受付を頼まれた際にまずやること7つ

その1:集合&顔合わせ
時間は必ず余裕を持って集合しましょう。

その2:受付の準備
ここでの準備が全てといっても過言ではありません。いくら準備しすぎてもしすぎることはありません。

その3:受付の開始
来場者にたいしては必ず丁寧にお礼を述べること。これさえ厳守していれば、基本的には大丈夫です。

その4:お供え&弔電
供物が届けられたら必ずすぐにお供えする事。絶対に後回しにしないように心掛けます。

その5:受け付け方法
基本的には、挨拶と会葬御礼品を渡すことと、記帳と香典を受けることです。

その6:香典の整理
お金のやり取りになりますし、決して小さな金額ではないので、慎重に行うようにしましょう。

その7:引き継ぎ
責任者は必ず引き継ぎを行いましょう。


連記事