入学祝いのお返し☆相手を気遣って選ぶ、おすすめの品々

入学祝いのお返し☆相手を気遣って選ぶ、おすすめの品々
入学祝いのお返しは、いったい何にすればいいのかな」と考える方はかなり多いですよね。以前は、「入学祝いのお返しは特にしなくてよい。」と、ひと昔前まで言われていたことも、迷いの背景にあります。

これは「子どもがまだ自分でお金を稼ぐ立場にないから」という理由からでしたが、最近では、やはりお礼の気持ちを形にして伝えたい、ということでお返しを贈ることが主流となってきました。

子どもに対しては様々な立場の方が、入学式のお祝いを贈ってくださります。それは「祖父母」だったり「親戚のおじさん」だったり、あるいは「あなたの友人」かもしれません。

せっかく入学祝のお返しをするのなら、できればその立場を気遣いつつ、喜んで貰えそうなものを贈りたいですよね。そこで今回は、それぞれの相手に向いた「入学祝いのお返し」の様々な品々を、贈り方の豆知識とともにお伝えします。

 

入学祝いのお返し☆
相手を気遣って選ぶ、おすすめの品々

 

入学祝いのお返し、贈り方のポイント

【 入学祝いのお返しの予算相場 】

★ 一般的な入学祝いのお返しは、原則的に頂いたものの半分~1/3ほどの値段の品物を、「内祝」または「入学内祝」の表書きを記したのし紙をかけて贈ります。

・ のし紙は「紅白蝶結び」とし、水引のプリントより上に表書、下に子どもの名前を記入します。

名前の書き方は、小学生までは下の名前のみ、中学生以上はフルネームと、子どもの年齢によって変えます。また、品物の入った箱等にのし紙をかけ、それを包装紙でくるんだ状態を「内のし」、包装紙の外側にのし紙をかけることを「外のし」と言いますが、入学祝いのお返しでは内のしの方が定番。

★ なお、入学祝いのお返しを贈る時期は入学式の後1か月以内となります。

・ 早い時期から入学祝いを贈られることもあるかもしれませんが、すぐにお返しをしなくても大丈夫です。

 

子どもからのメッセージを!

入学祝いは子ども宛に贈られるもの。実際に入学祝いのお返しを贈るのは親の仕事になりますが、やはり子ども本人からも何らかの形で、お礼のメッセージを伝えた方が、贈り主も嬉しいのです。特に祖父母や親戚など、子どもの成長を見守ってきてくれた相手には、ぜひ子どもからのお礼をしてみてください!

【 入学祝いのお返しは、子どもから 】

★ 例えば本人が電話で直接お礼を言ってもOKですし、本人からの手紙やカードなどでも良いはず。

・ 祖父母や親類へのお返しでしたら、入学式の写真を添えると喜ばれます!

なお、もしも入学祝いを現金や商品券や図書カードなどの「金券」で頂いて、実際に何かを買ったら、お礼の際に「買ったもの」を報告をすると、より感謝の気持ちが伝わります。

【 入学祝いのお返しと共に、ご報告 】

★ 「かっこいい靴を買いました。ありがとうございました」というような感じで伝えても良いですし、もし色鉛筆などを買ったら、それを使ってカードに絵を描いて、メッセージを添えると良いかもしれません。

 

入学祝いのお返しの品々① 祖父母へ

祖父母からはランドセルや学習机など、高価な入学祝いを贈られるケースも多いものです。先ほど、入学祝いのお返しは「頂いたものの半分~1/3ほどの値段の品物」と述べましたが、この場合はこのとおりの金額のものを贈るのも考え物です。

かえって「そんなつもりでお祝いを贈った訳ではないのに」「その分のお金をこれからの学費や学用品に使ってくれればよかったのに」など、ちょっと微妙な空気になってしまうこともあるのです。

【 入学祝いのお返し:高額の場合 】

★ そこで、お返しの品は金額に拘らず、子どもと一緒に選んだ「祖父母の好きなもの」にしてみてはいかがでしょうか。

・ その他、季節感あふれるお菓子や紅茶やコーヒーの詰め合わせなど、ちょっと一息入れてもらえるようなものでも大丈夫です。

もし可能ならば子どもも交えた食事会に招待したり、季節柄ピクニックなどに出かけるような機会を作って「一緒に過ごす時間」をつくり、子どもの成長をみんなで喜び合うというのも素敵です。

祖父母と遠く離れて暮らしている方も多いはず。そんな時は前項で述べた写真や子どもの直筆のメッセージカードなどで、感謝の気持ちを表してみてはいかがでしょうか。

【 遠く離れた祖父母への入学祝いのお返し 】

★ 子どもが小学生や中学生でしたら、パソコンを使って、写真やイラスト、メッセージなどの入った楽しいカードを一緒に作って添えても、嬉しいものです。

 

入学祝いのお返しの品々② 親戚へ

叔父や叔母(伯父や伯母)など、親戚から入学祝いを贈られることもあります。この場合こそ頂いたものの金額の半分~1/3ほどの品物が妥当です。もちろん、メッセージカードで手描きの感謝の言葉を添えて贈ってください。

【 入学祝いのお返しを親戚へ 】

★ もし高価なものを頂いたらカタログギフトでの入学祝いのお返しも。

・ 地域の特産品や季節のお菓子の詰め合わせなどちょっといいものを選んでみるのも良いです。

食料品のほかにも、上等なタオルのセットや、キッチンで使うふきんのセットなど、日常使いのものなども喜ばれます。

 

入学祝いのお返しの品々③ 友人・知人へ

あなたの友人や知人が「子どもさんに」と、入学祝いを贈ってくれた場合、お返しはその方とあなたがどのような関係かによっても変わってきます。

【 入学祝いのお返しを知人へ 】

★ もしも目上の方なら、有名店や地域の名物のお菓子や、コーヒーや紅茶の詰め合わせなど。

コーヒーは苦手な方も多いので、お好きかどうかわからなければ避けた方が良いかもしれません。

その他、高級ホテルのスープの缶詰めなど、入学祝いのお返しの予算に見合った範囲で選びます。食べ物や日常使いのものであれば、相手も使い勝手が良く喜ばれます!

【 友人に入学祝いのお返し 】

★ もう少しカジュアルな雰囲気で、友人の好む食料品やお茶などの他、香りの良い石鹸やキッチン雑貨など、消耗品でかつ使えるものでも大丈夫です。

なかには好きな石鹸やボディーソープのブランドを持っている方もいます。気のおけない仲であれば、日頃見て知っている相手の好きなブランドのものを選ぶのも、良いかもしれません。

 

入学祝いのお返しのお話はいかがでしたでしょうか。例えこのような機会ではなくても、お祝い事のお返しの仕方は意外と難しいものです。

ただ入学祝いのお返しに関して言えることは、お祝いを贈ってくれた側の、学校に入学するような年齢まで大きくなった、あなたの子どもの成長を祝う、気持ちの表れだと言うこと。必要以上に豪華な入学祝いのお返しなどを贈ったら、かえって気を遣わせてしまうことになります。

子どもを含めた家族で、負担にならない心ばかりの品物を贈るくらいの気持ちで入学祝いのお返しの品物を選んだ方が、かえって感謝の気持ちが伝わるのではないでしょうか。なかなか匙加減の難しいところではありますが、それを踏まえた上での素敵な品々を贈ってください!

 

まとめ

感謝が伝わる入学祝いのお返し

・熨斗、蝶々結びの水引、1ヶ月以内のお返しが基本
・「子どもからのメッセージ」を添える
・祖父母へは気を遣わせない程度のものを選ぶ
・親戚へのお返しは食料品や日常で使えるものを選ぶ
・友人・知人へのお返しはその人との関係性を基準に選ぶ


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