結婚式の二次会に招待された際に「平服でどうぞ」と書かれて困ったことはありませんか?そう、平服とは普段着のことではありません。略礼装と言って披露宴ほどフォーマルでなくてもかまいませんよという意味です。しかし、どんな服装をしていくのが良いのでしょうか。
また、結婚式の二次会は出会いのチャンスでもあります。このチャンスを逃さないためにも素敵な服装をしていきたいものです。今回は結婚式の二次会での服装選びについてまとめました。
結婚式の二次会、服装選びの
ポイント7つ【男性編】
まずはスーツの色や形状を決めよう
実は二次会の服装には特別な決まりと言うものはありません。カジュアルな居酒屋やレストラン、バーである場合でも「お祝いの場」であることには変わりないため、スーツあるいはジャケット着用が望ましいでしょう。
基本的には黒か濃紺がベーシックでしょう。グレーやチャコールグレーなども最近では多いようです。スーツの柄は無地が弱いストライプが無難です。はっきりとしたストラップなども会場やコーディネート次第ではアリかもしれません。スーツはダブルではなくシングルのほうが若者向けではあります。40代以上であればダブルという選択肢もあるのかもしれません。
シャツを選ぼう
中に着るシャツは白がスタンダードですが、カラーシャツを選ぶとぐっとオシャレな印象になります。ただし、大原則としてスーツと合っていることが必須です。そしてあまり色の濃いシャツも合わせにくいので要注意です。合わせ方に自信がない場合は白シャツを選んでいきましょう。白シャツでも様々デザインがありますので、デザイン重視で選択しても良いかもしれませんね。
二次会ではノータイという選択肢もありです。その場合は物足りない印象になりがちなため、ストライプやチェック柄のシャツを選びましょう。外せるボタンは2つまでです。それ以上開けるとだらしない印象になってしまいます。その際は中に着ている肌着が見えないようにしましょう。
ネクタイを選ぼう
その2でも紹介しましたが、ノータイという選択肢ももちろんありますが、会場の雰囲気によっては場違いになってしまうこともありますので、ネクタイは締めていく方が無難ではあります。
選ぶ際には色が最も重要なポイントなります。二次会だけの参加の場合は結婚式だからと言って、白やシルバーである必要はありません。水色やピンクなど爽やかな色が人気です。また最近ではアスコットタイも人気です。
二次会へ履いていく靴
二次会へ履いていく靴は必ずしもフォーマルシューズでなくても、ビジネスシューズでも大丈夫です。ただし、最低限よく磨いていくようにしましょう。くたびれた靴では他がバッチリ決まっていても非常に残念な印象になってしまいます。
応用編として、ローファーという選択もあります。靴は黒が基本ですが、雰囲気によっては茶色でもオシャレな雰囲気が演出できます。また、靴下も意外と見られるポイントですので、オシャレな靴下をチョイスしていきましょう。
チーフなど小物をセレクト
ポケットチーフやカフス、ピンなど小物を使ってオシャレ度をアップさせましょう。必ず使わなくてはいけないというものではありませんが、これらの小物があることでオシャレさは数段アップします。
ポケットチーフは、スーツやシャツに合わせてセレクトするのがセオリーです。チーフを胸に差すだけでパーティー感がぐっと加速します。カフスやピンなども華やかな印象を作るのに役立つでしょう。
気をつけて欲しいのは黒い色を使わないこと。黒は弔辞を表していますので、結婚式の二次会など慶事にはふさわしくありません。
どこまでカジュアルでもOK?
最近では二次会も非常にカジュアルな雰囲気で行われることが増えてきています。そこで、平服ってどこまでカジュアルでもいいの?という点が挙がってきます。
ジーンズやTシャツ、スニーカー、短パン、毛皮、サンダルなどはどれもこれもカジュアルすぎるのでNGです。最低限シャツにジャケットは必要でしょう。色や素材、着こなし方についてはあまりラフになりすぎないように注意しましょう。
はりきりすぎないこと
結婚式、二次会ともに主役は新郎新婦です。あまりに気合いを入れすぎた格好をしていくと主役の2人よりも目立つことになってしまいます。これはマナー違反で一番良くありません。
例えば、羽織袴や原色スーツ、民族衣装を着ていくことはオススメできません。また、アクセサリーなど華美に飾り立て過ぎるのも見栄えがよくないので避けるようにしましょう。
結婚式の二次会に着ていく服装の選び方についてご紹介しましたがいかがでしょうか?大体「平服」の範囲はイメージできたでしょうか?
基本的にはベースさえしっかりしていれば失礼になることはないとは思いますが、より明確なイメージを持つためにこの記事が参考になれば幸いです。
まとめ
結婚式の二次会、服装選びのポイント7つ【男性編】
・まずはスーツの色や形状を決めよう
・シャツを選ぼう
・ネクタイを選ぼう
・二次会へ履いていく靴
・チーフなど小物をセレクト
・どこまでカジュアルでもOK?
・はりきりすぎないこと