お参り作法の基礎知識☆神社に行く時に意識したいマナー

お参り作法の基礎知識☆神社に行く時に意識したいマナー
お参りの作法は知っているようで意外と知らないことが多くありますよね。神社へのお参りは、お宮参りに始まり、七五三、お正月の初詣、受験の合格祈願、入園入学時の学業成就祈願など、小さい頃からなじみが深いものですから、日本人なら神社にお参りをした回数も多くあります。

身近であるがゆえに、神社のお参りに作法があるということは意識する人が少ないのです。しかし、神社に参拝に行くのは神道の宗教行為ですから、マナーや作法は当然あります

これを知らずにお参りに行ってしまうと、神様に対して失礼にあたってしまうので、あまりおすすめできません。

子供の頃に作法がままならないのはまだかわいげがありますが、大人になったにも関わらず、お参り作法ができていないと恥をかいてしまうことは、避けたいですよね。そこで今回は、神社のお参り作法についてお伝えします。

 

お参り作法の基礎知識☆
神社に行く時に意識したいマナー

 

参拝時の服装

神社へのお参りの作法で忘れられがちなのが服装です。お正月に行く初詣は、季節のイベント感覚で友達とワイワイ行ったりするものですから、ついカジュアルな服装でも問題ないと思われがちです。

しかし、神社へのお参りは神様がいらっしゃる神聖なる場所に行って参拝するということですから、あまりカジュアルな恰好はふさわしくありません。

【 お参り作法の基礎知識☆服装 】

★ 男性はスーツ、女性もフォーマルな恰好で行くのがマナーです。

・ 観光でお参りをする場合でもサンダルや半パン、ジャージなどだらしない恰好でお参りをするのはいけません。

 

神社の入り方

神社のお参り作法は、神社に入る瞬間から始まっています。

【 お参り作法の基礎知識☆入り方 】

★ 敷地内に入る時には必ず鳥居を外側から順番にくぐっていくのがマナーです。

・ 駐車場からの裏口がある場合でも、山の中にある神社で鳥居以外の道から入ることができる神社でも、鳥居をくぐらずに入るのは失礼にあたります。

神社によっては、鳥居がいくつもあるところもあります。外側から、第1の鳥居、第2の鳥居、と順番が決められているはずですので、その順番通りに礼をしながら鳥居をくぐっていくのが正しい作法です。

 

参道の歩き方

鳥居をくぐると、本堂まで続く道を歩いて進みますが、この道のことを参道と言い、ここでの歩き方にも一連のお参り作法があるのです。

【 お参り作法の基礎知識☆参道の歩き方 】

★ 参道を歩く時には、真ん中を歩かないように気を付けましょう。

・ 神社の参道は神様が通られる神聖な道ですので、私たち人間が歩く際には、神様のお邪魔にならないように参道の端の方を歩くのが、正しいお参りの作法となります。

 

手水のやり方

神社の参道の脇には、水が柄杓ですくえるようになっている手水舎というところがあります。お参り作法を知らないと「何かあるけど人で混んでいるからいいや」などと、通り過ぎてしまうかもしれませんが、手水舎は身を清める大切な場所です。

【 お参り作法の基礎知識☆手水 】

★ 本堂で神様のお目にかかる前に、自分の身を清めるのはお参りの作法の一つです。

・ 手水舎では、左手、右手、左手で口、左手の順に柄杓の水で清め、最後に柄杓の柄の部分が水で清められるように、柄杓を傾けながら置くの一連の動作をしてください。

 

鈴を鳴らし方

本堂までたどり着いたらいよいよお参りですが、まず最初に行わなくてはいけないのが、軽く一礼して鈴を鳴らすことです。

【 お参り作法の基礎知識☆鈴を鳴らす 】

★ 鈴を鳴らすのは、神様に自分が来ました、ということをお知らせする意味を持っています。

・ そのため、鈴を鳴らすのが楽しいからと言って、ふざけて必要以上にガラガラと激しく鳴らしたりするのはいけません。お参り作法を守って上品に鈴を鳴らします。

 

お賽銭の入れ方

鈴を鳴らして神様に自分が来たことをお知らせしたら、次にお賽銭をお賽銭箱に入れます。混雑している初詣の際などには、お賽銭を賽銭箱に遠くから投げ入れるなんて乱暴なことをしてしまいがちです。

【 お参り作法の基礎知識☆お賽銭 】

★ しかし、お賽銭は神社に奉納する大切なものなので、投げ入れたり乱暴に扱うのは、お参り作法に反します。

・ 賽銭箱の近くから丁寧に入れるのが正しいマナーですから、混雑していても順番に並んで最前列からお賽銭を入れてください。

 

二礼二拍手一礼

お賽銭を入れたら、二礼二拍手一礼をします。お参りをするというと、願い事を神様にお願いすると思っている人が多くいますが、正確には、自分がこうしたい、こうするんだという宣言を神様にするのがお参りです。

【 お参り作法の基礎知識☆お参り 】

★ ですから、腰が直角に曲がるまで深く二礼し、胸の高さの位置で二拍手し、自分の思いを心の中で宣言し、最後に深く一礼して退場するのが正しいお参り作法の流れとなります。

・ 境内の外に出るときにも軽く一礼するのもマナーの一つです。

 

いかがでしょう、お参り作法を改めて知ると、今まで自分がどれだけいい加減にやっていたかがよくわかりますよね。

神社のお参り作法を全く知らない人は、神社に入るときに友達とぺちゃくちゃお話をしながら鳥居をくぐっていたかもしれませんし、参道のど真ん中を堂々と歩いていたかもしれません。

また、神社のお参り作法を正しく理解している人は意外と少ないですから、周囲の人を見様見真似でお参りしていても、正しい作法を覚えることは困難だったのではないでしょうか。

そのため、お参り作法は自分で正しいマナー知識を持っていなくてはいけないのです。今回はお参り作法を時系列で順番にお伝えしました。一度、正しい順序でお参りをしてみてください。

きっと、これまでより一層、身が引き締まる思いがするのではないでしょうか。

まとめ

神社で守るべきお参り作法とは

・参拝時の服装は男性はスーツ、女性もフォーマル
・鳥居は外側から順番に礼をしながらくぐる
・参道を歩くときは真ん中ではなく端を歩く
・参拝前に手水舎で手水をとり、身を清める
・本堂に着いたら軽く一礼したら鈴を鳴らす
・お賽銭はなるべく近くから静かに入れる
・二礼二拍手一礼をしたら鳥居から退場し一礼


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