日本三大パワースポット神社の正しいお参りの仕方を確認!

日本三大パワースポット神社の正しいお参りの仕方を確認!
身近にあり、パワースポットの代表とも言える神社には正しいお参りの仕方で目一杯ご利益を受けたいですよね。疲れた心に、またここ一番と頑張りたい時に、何か心に決めた時に、神社は心に落ち着きと自分を見つめる機会を与えてくれます。

しかし神社と一言で言っても、神社、神宮、大社など呼び方は様々で、祀られている神様や由来、お参りの仕方にも異なる特徴があります。

そこで今回は、“神宮”といえば「伊勢神宮」、“大社”といえば「出雲大社」、“神社”といえば「戸隠神社」、この一度は行きたいパワースポット3か所を日本三大パワースポット神社と銘打ち、「神宮」「大社」「神社」それぞれの違いを踏まえて、正しいお参りの仕方をお伝えします。

格式の高い「伊勢神宮」

日本三大パワースポット神社の正しいお参りの仕方を確認!_伊勢神宮
三重県伊勢市にある、言わずと知れた「お伊勢さん」伊勢神宮。「神宮」とは、神社の中でもその多くが天皇を祀っている格式の高い神社の称号を言います。

伊勢神宮では、一般的に内宮と呼ばれる皇大神宮に天皇の祖先神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を、外宮と呼ばれる豊受大神宮(とようけだいじんぐう)に豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祀っています。

天照大御神は日本国民の総氏神とされる神です。豊受大御神は天照大御神の食事を司る御饌都神(みけつかみ)で、食物や産業の神として祀られていますが、元々は丹波の神様で羽衣伝説の天女ともいわれています。

お参りの順序は外宮からです。

伊勢神宮では「外宮先祭(げくうせんさい)」と言い、祭事の多くが外宮から先に執り行われるため、その順序にならい外宮を先にお参りする習わしがあります。

また外宮か内宮だけをお参りすることを「片参り」と言い縁起がよくないという説もありますが、無理をして訪れるより丁寧にお参りすることの方が大切です。可能な範囲で参拝しましょう。

外宮でも内宮でも言えることですが、最初に正宮(外宮であれば豊受大神宮、内宮であれば皇大神宮)を参拝。その他の別宮は後でお参りしましょう。

伊勢神宮は、外宮では左側通行、内宮は右側通行となります。

鳥居の前では一礼をしてからくぐり、鳥居の真ん中を歩くことは避けましょう。また鳥居から先は神域です。トイレもそれまでに済ませ、飲食も休憩所のみにしましょう。

手水舎(ちょうずや)では手と口を清めます。まずは右手で柄杓を持ち水をすくって左手を清めます。柄杓を持ち替え右手を清め、また右手に持ちかえて左手に水を注ぎ口を濯ぎます。

再度左手を清め、最後に柄杓を垂直に立て、残った水を柄杓の柄を伝わせ清め、もとに戻します。これらは禊(みそぎ)を簡略化した儀式ですので、手水舎が込み合っていても清めるようにしましょう。

【伊勢神宮のお参りの仕方】

まず神前に進み姿勢を正します。

深く腰を折り2回お辞儀をします。

※この深いお辞儀を「拝」(はい)といいます。

胸の高さで両手を合わせ、右指先を少しだけ下にずらし2回拍手を打ちます。

※この柏手を「拍手」(はくしゅ)といいます。

最後にもう1回深くお辞儀をして終了です。

「二拝二拍手一拝」でお参りをしましょう。

 

縁結びで名高い「出雲大社」

日本三大パワースポット神社の正しいお参りの仕方を確認!_出雲大社
様々な縁を結ぶと言われる、島根県出雲市にある出雲大社。「大社」とは延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)で大社とされたところや、名高い神社を指します。しかしもともとは、大社といえば出雲大社のことを指しました。

旧暦10月には各地から神が出雲へ集まり神議を行うと言われ、出雲の地ではこの10月を「神在月」と呼び他の地域では神無月と呼ぶ、と言われています。

出雲大社には日本の国を開拓した神、大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)が祀られており、素鵞鳴尊(スサノオノミコト)は大国主大神の親神にあたります。古事記の中で因幡の白兎を助けた神「大黒様さま」としても有名です。

出雲大社へのお参りも鳥居をくぐり神域に入るところから始まります。一礼し道の端を歩きましょう。

二の鳥居を少し進んだところに祓社(はらいのやしろ)と呼ばれる小さな社があります。祓井神(はらいどのかみ)が祀られているので、ここを先にお参りし、身についた汚れを祓ってから先に進みましょう。

進んでいくと銅鳥居の手前に「ムスビの御神像」が現れます。

これは大国主大神が修行中、幸魂(さきみたま)・奇魂(くしみたま)の魂と結ばれ神格となったとされる場面を再現した像です。

この像と同じポーズをとるとパワーがもらえる、という説もあるので是非お試しを。

手水舎では伊勢神宮と同様手と口を清めます。

【出雲大社のお参りの仕方】

拝殿でのお参りの仕方は「二拝四拍手一拝」です。

深く腰を折り2回お辞儀をし、胸の高さで両手を合わせ、右指先を少しだけ下にずらし4回拍手を打ち、最後にもう1回深くお辞儀をして終了です。

祓社でも同様に「二拝四拍手一拝」で参拝しましょう。

 

天の岩戸で有名な「戸隠神社」

日本三大パワースポット神社の正しいお参りの仕方を確認!_戸隠神社
戸隠神社は長野県長野市戸隠にあり、「天の岩戸」が飛んでできたと言われる戸隠山を中心にした5社からなります

奥社は天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を祀っている戸隠神社の御本社です。天手力雄命は天照大神が天の岩屋に隠れた際、天の岩戸を開いたとされる神です。開運や心願成就、スポーツの勝利などの御利益を求め全国から参拝に訪れます。

中社に祀られている天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)は天岩戸を開く際、音楽などできっかけを作ったとされる神です。宝光社に祀られている天表春命(あめのうわはるのみこと)は天八意思兼命の子で、学問や裁縫、安産など女性や子供の守り神です。

九頭龍社は九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)が祀れており、古くから雨乞いの神、縁結びの神として崇拝されています。火之御子社に祀られる天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、「天の岩戸」の前で舞いをした神と言われ、舞楽芸能の神や縁結びの神として尊崇されています。

「神社」とは、一言でいうと神宮も大社もすべて神社です。それぞれの特長やその時代の勢力などの影響でいろいろ呼び名がついています。そういう意味で「八幡」も「稲荷」も神社です。

【戸隠神社のお参りの仕方】

戸隠神社のお参りの仕方にこれが正しい、というものはありませんが、5社からなる神社です。できれば一日かけて5社全て参拝することをおすすめします。

参拝は「二拝二拍手一拝」で丁寧にお参りをしましょう

 

このように、神社と言っても様々な違いがあります。ちなみに八幡宮は大分県宇佐市の「宇佐神宮」を総本社としているため、どこの八幡宮も応神天皇(おうじんてんのう)を御神体としています。

稲荷神社は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)を祀る神社のことで、京都の伏見稲荷大社が総本宮です。また天満宮は菅原道真(すがわらのみちざね)を祀った神社で学問の神として信仰されています。

それぞれ神社の持つ歴史や特長は、その神社の始まりや背景に裏打ちされたものですが、その神社の持つパワーはそれを信じ、集まり、祈る人々の思いで大きく変化したものです。

神社に敬意を払い、そのパワーを担うそれまで祈ってきた人々の思いに敬意を払ったお参りの仕方で、パワースポットの放つエネルギーを目一杯受けましょう。


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