入学祝いの金額相場に合わせて、包む額を決める7つのポイント☆


身近に進学を控えたお子さんがいる場合、入学祝いはみなさんどうしておられますか。

結婚式ならば、友人には30000円、割り切れない数字で、などと決まりがありますが、入学祝いにはありません。さらに、小学校と中学校は同じ額でしょうか。高校、大学はどうでしょう。

また、一口に身近な子供といっても、甥姪から孫、ご近所さんのお子さんや友人の子供、と、関係性も様々。上司のお子さんのお祝いなら、さらに失礼のないようにしなければなりません。

こうした場合の相場はいくらなのでしょう。どれくらいの間柄で贈るものなのでしょうか。

おめでたい入学祝い、折角贈るのなら喜んで受け取ってもらえるようにしたいですね。こちらでは「入学祝いの金額相場に合わせて、包む額を決める7つのポイント☆」をまとめてみました。チェックしていただけば、入学祝いに関するもやもやが晴れますよ。

 

入学祝いの金額相場に合わせて、
包む額を決める7つのポイント☆

 

甥・姪は基本的に贈ろう

自分やパートナーの兄弟姉妹の子供の場合(甥・姪)、基本的には入学祝いを贈りましょう。

小学校入学なら3000円から5000円くらいです。
中学入学なら5000円、高校は5000円から10000円、大学であれば10000円から30000円ほどが相場です。

兄弟姉妹がお互いに40代以上なら、上記金額をそれぞれワンランクずつ上げた額になります。
大学入学のときには30000円から50000円を目安にしてください。

兄弟姉妹の子であれば、自分の子供とはいとこになりますね。もし、自分に子供がいなくて贈りっぱなしが気になっても、入学祝いは当人よりその親に喜んでもらうもの。少し低めの金額でもいいので、贈ってあげましょう。

 

親族にも贈ったほうがスマート

少し遠い親族なら、小学校の入学祝いで3000円、そのあとの中学高校は5000円ずつでよいでしょう。社会人になった時に、10000円から30000円渡せば相場です。お祝いは、できるだけ子供当人にではなくその親に渡すようにします。

親族同士なら、頻繁ではなくとも、盆・正月や法事で顔を合わせます。就職や結婚など、思いがけないところでお世話になることがあります。自分ではなくとも、先々に自分の子供が助けてもらうこともあるかもしれません。そういった折にぎくしゃくしないようにしておくのがスマートです。

また、自分の子供の入学のときに頂いていれば、当然、お返しとして同額は贈ります。頂いた時には覚えておくようにしましょう。

 

孫に対しての相場

孫に対しての入学祝いは、小学校入学なら、額は小さめで図書券などでも良いでしょう。ランドセルや学習机など、必要な品物を祖父母が負担されることが多いので、入学祝い自体は無しでもかまいません。

中学高校は、親に確認した方が良いでしょう。同じく制服などの購入を頼まれる場合があります。そうでなければ、10000円から20000円が相場です。できれば、まだ孫当人ではなく、親に渡した方が良いでしょう。

大学の入学祝いなら30000円から50000円が目安です。このころなら、孫当人に渡しても良いかもしれません。入学の準備は物入りです。孫当人が分からなくても必要なお金は多いので、直接渡しても大丈夫か、事前に親に確認しておくようにしましょう。

 

兄弟姉妹に対しては?

兄弟姉妹にも入学祝いを贈ることがありますね。年が離れた弟妹に贈ることもあれば、逆に大学進学などの折に、兄、姉へ贈りたいことも。

前者ならともかく、後者では贈るがわもまだまだ若者です。この場合には3000円が相場です。無理をしてまでのお祝いは兄、姉のがわも困ってしまいます。

兄弟が何人かおり、合同での入学祝いなら10000円まで送ってもいいかもしれません。ただ、兄弟姉妹の間柄ですので、現金よりは商品券が良いですね。兄弟ならではで、好みが分かっているのなら、文具など、入学した後で使うものでプレゼントした方が、気持ちが伝わります。

ちなみに弟妹の入学祝いなら、5000円から10000円までが目安でしょう。

 

上司の子供へなら、現金はマナー違反!

上司の子供に入学祝いを贈るかどうかは悩まれるところです。自分の子供の入学のときに頂いていれば、お返しとして差し上げた方が良いでしょう。

上司に現金を渡すことはマナー違反ですので、商品券や図書券でお渡ししましょう。この場合は、入学されたのが小学校でも大学でも、以前に頂いた額の半分から同額までにしておけば問題ありません。

もし、自分に子供がいなかったり子供のためのお祝いを頂いたことがない場合、上司の子供に入学祝いを贈る必要はありません。どうしても贈りたい場合は、商品券や図書券で10000円までを目安にしましょう。

部署の連名なら商品券に加えて、文具など、お祝いの品を贈ると良いでしょう。

 

ご近所付き合いでは少額で

ご近所のお子さんの入学祝いも難しいものです。基本的には贈らなくても大丈夫ですが、何もしないのも気が引けることもあります。迷ったときには、のちにしこりを残さない方が何事もスムーズです。ここは、少額のお祝いを贈りましょう。

トラブルの元にならないよう、金券を使います。できれば、文具券や図書券が良いでしょう。金額は1000円が相場ですが、もし自分の子供の入学祝いをもらっている時には、同額を図書券で贈ります。

自分の子供がよくお宅へお邪魔している場合、少し多めでもよいでしょう。その場合は3000円くらいまでが目安です。

当人と親とが一緒にいる場所で、その親に「入学祝い」と伝えて渡しましょう。

 

親しい友人へはプレゼント感覚で

親しい友人同士なら、妊娠中の姿も生まれた子供の成長も見ていて、わが子のように可愛かったりするものです。思わずあれこれプレゼントしたくなりますが、友人の子供に入学祝いを贈るなら、3000円から5000円ほどが目安です。

仲が良い分、今後も行き来は続くでしょうし、お互いの子供がお世話になることもあり得ます。自分の兄弟の子供のつもりでお祝いしてあげましょう。また、友人から、自分の子供に入学祝いをもらっているなら、やはり同額を贈ります。

現金はぶしつけな感じでためらわれる場合には、ここでも商品券や図書券を活用しましょう。お子さんの趣味を知っているときには、それにちなんだプレゼントでもよいですね。

 

やはり、お子さんの入学祝いは決まりがないので、かえって悩みますねよ。

入学祝いは身内まで、という考え方が一般的です。また、一番はお祝いの気持ちですが、どうしても心配なら、少し多めの金額にするのも良いでしょう。

気をつけたいのは、親御さんに確認をとること、現金ではなく商品券などの方が良い場合があることです。また、自分の子供が以前にお祝いをいただいているときには、同額を贈ることも忘れてはいけません。

現金がもとで、みぞを作ってしまっては本末転倒。

こちらでまとめた、「入学祝いの金額相場に合わせて、包む額を決める7つのポイント☆」をみて、ベストな方法をとってくださいね。

まとめ

入学祝いの金額相場に合わせて、包む額を決める7つのポイント☆

・甥・姪は基本的に贈ろう
・親族にも贈ったほうがスマート
・孫に対しての相場
・兄弟姉妹に対しては?
・上司の子供へなら、現金はマナー違反!
・ご近所付き合いでは少額で
・親しい友人へはプレゼント感覚で