結婚式の二次会、親しい友人や同僚に頼まれれば断れないものですし、また、二つ返事で受けるのも人情と言うものです。増してやせっかくの親しい友人の結婚式です。受けたからには大成功させてやろうと気合が入るのも当然です。
しかし、少し立ち止まって考えて欲しいです。気合が入り過ぎたがために、大失敗した経験はありませんか?
「俺に任せろ!」とばかりに受けたは良いが、逆にその熱い気持ちが空回り…結果は散々。。いわゆる「力み過ぎ」と言われるものです。筆者にも苦い経験がございます。
そこで、今回は司会をして散々だった私が経験し、学んだ7つの事を公開致します。結婚式の二次会の司会を依頼されたら、ぜひご参考になさってください。
結婚式の二次会、司会をして散々だった
私が学んだ7つのこと
ゲームのルールはシンプルに設定する
満を持して臨む結婚式の二次会の司会です。当然、楽しいゲームにしようとゲームの内容にこだわります。細かいルール設定など、ゲームに凝れば凝るほどルールが複雑になります。
しかし、ストップ!これではいけません。そもそも、ゲストたちは司会の話などあまり深く聞いていません。あなたも一参加者の時はそうでしょう?にもかかわらず、そこで複雑なルールのゲームをされても意味不明になるのがオチです。
人数の多いグループなどは、ゲームに参加せずに自分たちで盛り上がってしまうことも…こうなっては学級崩壊です。ゲームのルールはできる限りシンプルに設定する。これは鉄則ですよ。
これは、気合が入りすぎたがゆえの失敗あるある第一位でもありますね。この失敗をする司会者の方は大変多いので留意しておきましょう。
時間配分は肝である
次に大切なのが時間配分です。ただ、すべるだけでもダメなのに、時間まで守らないなど最悪です。各余興で飛び入りを認めたり、終わり方が悪かったりするともう大変。グダグダになるのは目に見えています。
司会者の最も大切な仕事は時間配分、といっても過言ではないのです。常に時計をチェックして、時間が押さないように気を配っておきましょう。
時間厳守は徹底する
時間配分をミスった結果、時間通りに終わらない、これは皆に迷惑を掛けてしまう最悪の結果です。当日は絶対に予定通りには進みません。各種トラブルはつきものだからですね。
時間通りに終わらない事が確定した段階でいくつかのプログラムを切る勇気も持ちましょう。あらかじめ想定して、やらない可能性のあるプログラムを考えておくのも必要かもしれません。
いずれにしろ、当日は、結婚式の二次会の司会には臨機応変な対応が求められます。
内輪ネタはNG
ついついやってしまうのが内輪ネタです。周りには自身の親しい友人もいるので、注意していないとやってしまいます。しかし、内輪ネタほど、外野の人間にとってつまらないものはありません。
結婚式の二次会当日は、小・中・高・大、各年代の友人が、また職場の人間が、それも新郎・新婦双方にいます。内輪で受けるからと、絶対に内輪ネタに走らないよう注意しましょう。
赤字は避ける
初めに申し上げます。結婚式の二次会の赤字は幹事の責任です。要は景品の買いすぎですね。新郎新婦にいくら頼んでいても、当日の人数は変わります。
増えるのならば赤字にはなりませんが、減る場合はそうはいきませんね。少しの減少で採算ラインを割るような予算設定は避けておくのが無難です。
結婚式はただでさえお金の掛かるものです。まして二次会で赤字など言語道断です。出してしまった場合は自腹、ぐらいの覚悟で予算設定を行いましょう。
最後にもう一度言います。二次会の赤字は幹事の責任です。
会費の金額設定には配慮する
ただ、赤字が嫌だからと高額な金額設定はいけません。ゲスト達は会費の金額など諸々選べる立場ではありませんからね。あまりに高額な設定だと、「儲けるつもりなのか?」と変な邪推をされてしまいます。
会場費などは調べれば誰でもわかる事です。いくら実費が掛かると言っても、乗せすぎはNGです。一般に8,000円を超えると高いと言えるので、参考になさってください。
高すぎるテンションはアウト
注意したいのが、二次会からの参加者もいると言うことです。スタートからのハイテンションには二次会からの参加組は付いてこられません。
結婚式、披露宴ですでにでき上がっている人間ばかりが参加する会ではありませんから、一段の配慮をしましょう。
さて、如何でしょうか。
たくさんの失敗例がありますね。ただ、言われると「当たり前だ」と感じるかもしれませんが、知らないとついついやってしまいそうなものばかりでしょう?なかなか気付けないのですね。特に結婚式の二次会の司会が初めての場合などはやってしまう事が多いです。
ただ、この記事を読んだ読者の方はもう大丈夫ですね。筆者のような失敗をしないように、ぜひ上述した失敗例を活かして結婚式の司会を成功させてください。
まとめ
結婚式の二次会、司会をして散々だった私が学んだ7つのこと
・ゲームのルールはシンプルに設定する
・時間配分は肝である
・時間厳守は徹底する
・内輪ネタはNG
・赤字は避ける
・会費の金額設定には配慮する
・高すぎるテンションはアウト