意外に見落としがちな喪服女性の足元マナー、7つの常識

意外に見落としがちな喪服女性の足元マナー、7つの常識
弔事で喪服を着ることは、年を重ねるごとに多くなるものですよね。弔事は前もって予定できるものではありませんが、そんな急な弔事でも慌てないように、出来る準備をきちんとしている方も多いことでしょう。

でも、そんなしっかりしていると思っている準備でも、抜けてしまいがちなのが足元のマナーなのです。喪服やバッグにしっかり気を使っていても、足元のマナーがすっかり抜けてしまっていては、全体的にもマナー違反になってしまいかねません。

やってあたりまえの喪服の準備はしっかりしておきたいですが、忘れがちな部分こそ、しっかりとどうするべきか考えておけるのが、マナー美人と言えますよね。

大事なお悔やみの席のマナーは、こんな小さな所で差がでてしまうものなのです。そこで今日は。そんな忘れてしまいがちな足元のマナーのポイントについてお伝えします。ではご覧ください。

 

意外に見落としがちな
喪服女性の足元マナー、7つの常識

 

肌が透ける黒のストッキング

喪服を着る際には、肌が薄く透ける位の黒いストッキングを履くというのがマナーです。人によっても印象は違うと思いますが、一般的には60デニールを超えるものだと肌が透けないので、カジュアルな印象を持たれるようになります。

またストッキングは足を入れてみるまで自分が履いた時の印象がわからないので、当日履いてみたらあまりにも肌が透けてしまってびっくり!なんてことも。

購入したら一度足を通して色を確認しておけば安心です。

 

5センチヒールのパンプス

喪服の洋装では、足元は黒いパンプスを履きますが、普段使っているものでは代用出来ないこともあるので、喪服用に準備しておくのがおすすめです。

新しくパンプスを購入するのであれば、先は尖っておらず丸いもの、光沢のないものを選ぶようにしましょう。

ヒールは高すぎては華やかですし、低すぎるとカジュアルな印象になり喪服には向きません。ヒールの高さは5センチ位のもので、ヒールが四角く安定感のあるものを選んでおきましょう。

 

ストッキングは予備を用意

ストッキングは、一度使ったものを洗って用意して置いたりすると、いざ履いてみたら電線してる!なんてことがよくあります。また喪服を着ている時に引っ掛けてしまって電線しちゃった!なんてことも。

ストッキングは新品を2足用意しておきましょう。

1足はハンドバッグの中に予備として用意しておけば、急な電線にもすぐに対応することが出来るので安心です。現地で喪服を着替える時にストッキングは忘れがちなので、喪服と一緒に保管しておくようにしましょう。

 

光沢のある素材や金具はNG

喪服の時の靴は、シンプルな牛革のパンプスを履くのが基本です。

ツヤツヤと光沢のある素材や、エナメル素材、革を連想しやすいスウェード素材のものは、喪服の時に履くパンプスの素材としてはおすすめできません。

また、金具がついているものや、切り替えが入っているコンビのものもカジュアルになるのでふさわしくありません。喪服の時に履くべきシンプルなパンプスは、普段履き回すことは出来ないかもしれませんが、喪服用と割りきって一足用意しておきましょう。

 

ストラップのない靴を選ぶ/strong>

喪服の時に履くパンプスは、ストラップのないシンプルなものがよりよい選択です。

ストラップがあってはいけないという事はありませんが、華やかに見えてしまうこと、また脱ぎ履きがしにくいのでおすすめできません。自宅で法要を行う場合は、式場によっては、靴を脱いで上がる必要がありますので、その都度ストラップを付け外しするのはスマートではありません。

喪服用と割りきって購入するのであれば、ストラップのないシンプルなものを選びましょう。

 

タイツよりはパンツスーツ

喪服の時には、肌が薄く透ける程度の黒いストッキングを履くのがマナーになっています。

でも、足を見せたくから、足が透けない真っ黒なタイツを履きたいと思う方もいらっしゃるでしょう。どうしてもタイツはカジュアルな印象になってしまうのでフォーマルな席には向きません。どうしても足を出したくないのであれば、黒いパンツスーツがベターですが、パンツスーツもフォーマルではなくなりますから、遺族であればきちんと薄い黒いストッキングを着用しましょう。

 

ネイルはきちんと落として

喪服の時に忘れがちなのが、足のネイルのことです。

喪服を着ている時に靴をぬぐことはないだろう・・・と思っていても、法要を行う場所によっては、靴を脱がなくてはならないシチェーションもあります。

薄い肌が透けるストッキングですから、靴を脱げば足のネイルも見えてしまうので、派手なネイルが丸見えになってしまって、気まずいことも・・・。

落とすことが可能であれば、落としましょう。落とせなければ上からベージュのマニュキアを塗れば目立ちません。

 

このように喪服の時に見落としがちな足元のマナーは、喪服のマナーにつながる大切なことでしたよね。たとえ足元のマナーであっても、それは喪服を着るべき弔事のマナーにつながる大切なものです。

故人や遺族の気持ちを考えて行動すれば、自然とマナーに沿った立ち居振る舞いが出来ると思いますが、何も考えずにいれば、その時になってから「大変、どうしよう!」と慌てることになってしまいます。

そうならないためにも、出来る準備はいつその「いざという時」が来ても大丈夫なようにしっかりしておきたいですね。準備が出来ないことは、優先すべきは何かをきちんと考えて行動することが、マナー違反をしないでふるまうために大切なことです。

まとめ

喪服女性の足元マナーと常識

・ストッキングの肌の透け感に注意
・喪服用にシンプルなパンプスを
・ストッキングは常に2足用意して
・エナメルやスウェード素材はNG
・脱ぎ履きし易いストラップレスを
・場合によってはパンツスーツも
・フットネイルは忘れずチェックを


連記事
タイトルとURLをコピーしました