名刺の渡し方次第で印象が変わる!名刺交換5つの基本

名刺の渡し方次第で印象が変わる!名刺交換5つの基本
ビジネスマンの顔、名刺の渡し方はとっても大切ですよね。相手から軽く見られないためにも、名刺の渡し方はしっかりマスターしておきたいものです。

最近では、名刺は工夫を凝らしたものになってきています。カラフルになっていたり、写真や似顔絵を入れたりしているものも増えています。印刷会社が用意するテンプレートも年々増えています。

そういうアイデアはとても素晴らしいもので効果的です。しかし、肝心の使う本人が、名刺の渡し方もなっていないようでは話になりません

せっかく素晴らしいアイデアを出して作った名刺を活かすために、名刺の渡し方にも気を配りましょう。それによって、相手に与えるインパクトは驚くほど変わるはず。

そこで今回は、良い印象を持ってもらえるような名刺の渡し方の基本についてお伝えします。

 

名刺の渡し方次第で印象が変わる!
名刺交換5つの基本

 

机を挟まない

机を挟まないように、相手の側へ移動するのが名刺の渡し方の基本です。ですから、基本的に名刺を渡す時は立っていることになります。

これは、お互いに同時に部屋に入って立っている状態なら、まるで問題にはなりません。先に部屋に入って、座って待っている場合には気を利かせることが求められます

座って待っている間に、相手が部屋に入って来たらどのように立って、どちらに移動すれば名刺交換をしやすいかシュミレーションをしておきましょう

こういうマナーは、自分の謙虚さを表わすことになりますので、相手が動いてくれることなどは期待しないでください。いつでも、どんな相手であっても、自分が相手の方へ動くのだという意識を持ちましょう

こういうことを実践していくと、「この人は、ちょっと違うな」と一目置かれるようになることにつながります。そのあとのビジネス上の関係に大いに影響が出るのです。

 

渡す順位をわきまえる

名刺の渡し方の基本では、まず「目下の者」から「目上の方」へ差し出すのがマナーです。ビジネス上での「目上」とは、お金を出す方つまり仕事を依頼する方です。

しかし、自分が「目上」の立場である場合、向こうから渡すべきだからと待っていると、謙虚さがないと見られてしまう危険があります。それで、マナーを無視するわけではありませんが、いつでも自分から渡す謙虚さを持っていたいものです。

さらに、複数の人数で名刺交換する場合は、双方の格上の人から名刺を渡していきます。この場合は、自社側の一番格上であるなら自分から渡そうとすることで謙虚さが示せます。自分が格下の場合は、分をわきまえ順番を間違えないようにして謙虚さを示せます。

 

両手で渡す

両手を使って、表面を向けて差し出すのが正しい名刺の渡し方。これも、正しく行なうことによって謙虚さを表わせます。これは、「目上」の立場であろうが「目下」の立場であろうが同じです。

自分が「目上」だからと油断することがないよう、注意が必要です。たとえ「目上」の立場であっても、両手で渡すのが正しい名刺の渡し方です。

 

相手よりも低い位置で差し出す

名刺の渡し方には謙虚さが大切です。この低い位置で渡すというのもそうです。相手が差し出した名刺よりも低い位置で差し出しましょう

とはいえ、お互いに低い位置で渡そうと頑張ってしまうと、地面に置くしかなくなってしまいますよね。もちろん、そんなところまで頑張るような人はいないですが、気持ちの上ではそれぐらいのつもり、ということです。

ただ、相手よりも低い位置で渡そうとはしても、名刺を渡す位置である胸の高さから下がりすぎないようにも注意しましょう。

 

綺麗な名刺を渡す

最後は、当たり前中の当たり前な名刺の渡し方です。例えば、ジャケットの内ポケットから直接取り出し、角が曲がっている名刺を渡されたら、どう思いますか?気分良くはありません。

逆に名刺入れから綺麗な名刺を渡されると、嬉しいに違いありません。自分のことを大切に考えてくれているんだなということが伝わってきます。それが伝わるのは、名刺交換のキモの部分です。

ですから、常に名刺入れの中をチェックしておきましょう。名刺入れが一つだけでは不安ですので、幾つか用意して、いつもの持ち物に忍ばせておくこともオススメです。

そして、名刺を切らすことがないように数のチェックも怠らないようにしましょう

 

いかがでしたでしょうか、名刺の渡し方ひとつで、相手に与える印象は大きく変わるものです。ビジネス上、長いおつきあいをしていただけるような関係を築くためにも、ぜひとも正しい名刺の渡し方を身につけましょう。

働いている年数が長ければ長いほど、経験を積んで名刺の渡し方には慣れてくるものですが、慣れたと思うことは落とし穴でもあります

回数をどれだけ重ねたとしても、油断は禁物。実際、経験を積んだ人にはそれだけレベルの高い名刺の渡し方が期待されるものです。

ビジネスマンの顔である名刺を大切に扱い、好印象を残せる名刺の渡し方をして、楽しいビジネスライフを送りましょう。

まとめ

印象を良くする名刺の渡し方とは

・ 机を挟まないように移動して渡す
・ まず「 目下」の者から「目上」の者に差し出す
・ 両手を使って表面を向けて差し出す
・ 相手よりも低い位置で差し出す
・ 折れたり汚れたりしていないか常にチェックしておく


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