結婚式はお着物で☆年代別に選びたい晴れ着5選

結婚式はお着物で☆年代別に選びたい晴れ着5選
結婚式に招待していただいた時に、パーティドレスの女性が多い中「お着物で」というのはとても素敵ですよね。結婚式・披露宴というのは、人生の節目の中でもとても重要な「晴れの場」です。結婚式に着ていく着物はフォーマルな場を意識して、晴れの日に相応しく品よくおしゃれして参加したいものです。

格調の高いお着物姿は新郎新婦ご両家の皆様にも嬉しいお祝いとして映ることでしょう。しかし着物は年代によって選び方に注意が必要です。若い頃にしつらえたお気に入りの着物でも、年を重ねると着物の色合いが自分の顔色になじまなかったり、柄が似合わなかったりするものです。結婚式に着物を着て、心地よく新郎新婦をお祝いするためにも今の自分に合った晴れ着を選びましょう。

そこで今回は、「 結婚式はお着物で☆年代別に選びたい晴れ着5選」をお伝えいたします。

 

結婚式はお着物で☆
年代別に選びたい晴れ着5選

 

20代に選びたい晴れ着

結婚式に着物で参列する若い女性の姿はとても華やかで、会場は一段と明るさが増すことでしょう。自分達の結婚式にお着物で着てくれたというだけでも新郎新婦は嬉しいものです。20代の若さなら何を着ても美しい装いになります。しかし結婚式というのはフォーマルな場面ですので着物にもマナーがあることを知り、選び方にも心配りましょう

20代で未婚の女性の場合、「振袖」を選ぶ方が多いです。振袖には「大振袖」「中振袖」「小振袖」があります。結婚式で振袖を着る時には花嫁がお色直しで振袖を着用する場合もありますので、色がかぶらないように気をつけましょう。また、色柄共に華やかさのある振袖ですが、結婚式で黒地の着物を着る場合は胸元にも柄のあるものを選ぶとよいでしょう。

 

30代に選びたい晴れ着

結婚式に着物で参列する時、30代でも成人式の時に作った振袖を着ることは、未婚の場合決してマナー違反ではありませんが、やはり柄が子どもっぽく感じるため避けた方が無難です。だからと言って色も柄もシックなものを選ぶと老けて見えがちです。結婚式で着る着物は格調の高さを意識し華やかに装いたいものです。「訪問着」「紋付色無地」「紋付江戸小紋」などがよいとされています。

特に結婚式に着る着物として訪問着は未婚既婚を問わずにふさわしく、胸・肩・袖・裾などにまたがるように染めた模様が美しく好感度も上がることでしょう。明るい色目を選ぶと顔映りもよくなります柄は鶴や亀、鳳凰、松竹梅、などおめでたい席に向く気品あるものを選びましょう。

 

40代に選びたい晴れ着

結婚式に着物で出席する時、その選び方として新郎新婦との関係性で決めるのもポイントのひとつです。40代になると身内や親族として参列する場面も多くなります。その場合の選ぶ着物としては、黒留袖、色留袖が一般的です。既婚の親族女性の第一礼装は黒留袖で、正礼装として着るなら、鶴、鳳凰、松竹梅など、格調高くおめでたい柄を選ぶとよいでしょう。

新郎新婦の親だけでなく、身内の既婚女性なら誰でも着ても良いとされています。未婚既婚問わずに着られるのが色留袖です。また友人知人に招かれた結婚式で着る着物は未婚既婚に関わらず訪問着が良いでしょう。あまり派手でなく優しい色合いのもので柄は四季折々の花などが品よく豪華さも演出できます。

 

50代に選びたい晴れ着

結婚式で着る着物は50代になるとさらに品のある格調高いものを選び、質の良さにもこだわりたいものです。着物の良し悪しは、わかる人には一目でわかってしまいます。年齢にふさわしいシニア世代で目標にしたいのは何といっても品と格調です。結婚式で着物を用意しても格を間違えて着ると50代なのに教養が足りないと思われたり、着物の知識がある方には失笑されるかもしれません。

結婚するのが身内の場合は留め袖を着ることや、知人の場合は付下げで構わないことなどを知っておきましょう。生地の質は着た姿に現れます。結婚式という華やかな場面で大人の女性を演出するためにも、年齢に相応しい上質な生地ものや季節に応じたおめでたい柄を選びましょう

 

60代に選びたい晴れ着

結婚式に着物を着て新郎新婦をお祝いしたいと思うのは年代に関わらずとても素敵なこと。普段とは違う姿で結婚式に参加することで、気持ちも華やかになることでしょう。60代になると若い人向けの色や柄は難しいので、柄は小さめで色の彩度をおさえたものがよいです。グレーやベージュなど落ち着いた色の着物は優しく品の良さが漂います。

差し色として小物に色目のあるものを用意すれば印象もがらりと変わります。息子・娘の結婚式で着る留袖の場合は立場を考慮して、柄は少し地味目の古典柄を用意するとよいでしょう。結婚式で着る着物は人様から見られてどう思われるかも大切な事柄です。

 

いかがでしたか。 結婚式はお着物で☆年代別に選びたい晴れ着5選をお伝えしました。結婚式に着物で参列する時は、年代によってどのような種類や色柄を選ぶべきか悩みますが、『品の良さ』と『格調』はどの年代にも通じるもの年代が上がればさらに生地の良いものを選び大人の気品を備えたいところです。結婚式で着物でお祝いするのは新郎新婦やご両家へのはなむけにもなります。

また、帯の結び方も様々です。少しアレンジをしただけでも大きくイメージが変わりますので、結婚式では帯結びを工夫するとさらに華やかさも際立つことでしょう。新郎新婦の門出の時、お着物ならではのマナーを心得て、ぜひおめでたい席に相応しいスタイルで臨みましょう。

まとめ

結婚式に着る晴れ着を年代別に選ぶポイントは

・20代で振袖を着る場合は花嫁の衣装と色がかぶらないように気をつけよう。
・30代で着る訪問着は顔映りの良い明るい色目のものを選ぼう。
・40代で身内の結婚式で着る場合は黒留袖、色留袖を用意しよう。
・50代で着る着物は質の良さにもこだわろう。
・60代で息子・娘の結婚式に着る場合は地味目の柄で格調高いものを用意しよう。


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