両親や祖父母が77歳を迎えたら、喜寿のプレゼントを贈りたいですよね。豆知識ですが、77歳を喜寿としてお祝いするのは「喜」を草書体で書くと「七十七」に見えるため、77歳のお祝いが喜寿となったと言われています。
ただ、喜寿のプレゼントを贈るにしても、77歳ともなればかなりの高齢ですし、体調面や力の衰えもあるため、何でも良いというわけにはいきません。せっかく喜寿のプレゼントを贈るのですから、心から喜んでくれるものを贈りたいはずです。
最高のプレゼントに、日頃の感謝や「これからも元気でいてね」という願いを込めて、喜寿をお祝いしましょう。
そこで今回は、77歳を祝う喜寿に贈るプレゼント選びについてお伝えします。
祝77歳☆喜寿に贈る7つのプレゼント!
本当に喜ぶのはコレ
紫色の花を贈る
どんなお祝いでも花は定番ですが、それは喜寿も例外ではありません。花といっても色々ありますが、喜寿をお祝いする色は紫色という風習がありますので、喜寿のプレゼントとしては紫色の花がベストです。
しかし、紫色一辺倒だと寂しいので、紫色を軸としつつ赤色や黄色の花も加えたものにすると、華やかになります。また、椿や百合のように首から落ちる花は縁起が悪いとされていますので、基本的に贈ってはいけませんが、本人が好きであれば贈っても大丈夫です。
名前入りの詩で粋なプレゼントを
今、名前が入った詩を喜寿のプレゼントにすることが人気になっています。名前が入ることにより世界でたった一つしかないものになります。詩を書くことに自信がある人は、自作しても良いかもしれませんが、そうでない人は詩を作ってもらえるサービスを利用すると良いでしょう。
お値段も4000円~30000円と幅がありますので、自分の予算に合った選択ができます。物ではなく言葉のプレゼントも粋ですし、日頃照れ臭くて言えないことも書けますので、これを利用して感謝の気持ちを伝えても良いかもしれません。
プレゼントで万が一に備える
現在は、高齢でも元気な人が多いので、外出の機会も多いですが、家に帰るのに道に迷って警察に保護されることも珍しくありません。こういう事態は考えたくありませんが、決して他人事ではありません。
そこで、名前入りのキーホルダーをプレゼントしてみましょう。外出する際は必ず家の鍵も持ちますので、そこに名前入りのキーホルダーがあれば、万が一警察に保護されても身元がすぐに確認できます。こういう思いを込めるのも、一つのプレゼントになります。
財布はポケットサイズがおすすめ
77歳と言っても元気であれば、散歩がてら色々と出歩いたりしますが、手ぶらではなく、ほとんどの方が家の鍵や財布を持っています。そんな人の喜寿のプレゼントには、財布が喜ばれますが、長財布ではなくポケットに入るサイズがおすすめです。
長財布だと落とす可能性が高くなりますし、元気と言っても注意力は若い頃よりは衰えていますので、落としたことにも気づきにくくなっています。その点、ポケットにすっぽり入るサイズなら落とす心配もないので、安心です。
お茶を楽しくする
食後や時間が空いた時にお茶を楽しまれる人なら、湯呑みを喜寿のプレゼントにするのがおすすめです。記念品になると同時に実際に使える物なので、プレゼントした湯呑みでお茶を飲んでもらえると、贈った方も喜びに溢れます。
それに、プレゼントされた湯呑みで飲むお茶は、よりいっそう美味しくなります。毎日使う物なので、手に馴染んで軽く、質感は少しザラザラしたものが、落としにくいのでおすすめです。
ご飯を美味しく食べてもらう
毎日取る食事だからこそ、いつまでも美味しく食べて欲しいという願いを込めて、お箸をプレゼントにしてみましょう。お箸は実用的なだけではなく、食べ物に困らない縁起物でもありますので、ますます喜寿のプレゼントとしてピッタリです。
お箸を選ぶ時は、材質はプレゼントなので高級感のある杉や紫檀、形は手の平に馴染みやすい七角形、重さは高齢ということを考慮して軽めのものを選びましょう。プレゼントされたお箸で食べる食事は格別なので、これからも健康でいられることは間違いありません。
快適な睡眠でいつまでも健康に
睡眠は健康のためには欠かせないものですが、寝るだけでも意外と体力を使いますので、高齢になり体力が低下するとゆっくり寝られない人も出てきます。やはり、いつまでも健康でいて欲しいので、快適な睡眠ができるように寝具を喜寿のプレゼントしてみましょう。
今は、軽くて暖かいうえに通気性も良い寝具が売られていますし、その他にも快眠が取れるように様々な機能が付いています。また、色は喜寿を象徴し無病息災の意味もある紫色が人気です。これで、心地良い睡眠が取れれば、いつまでも健康でいられることでしょう。
いかがでしたか。喜寿のプレゼントは喜ばれるのを選ぶのはもちろんですが、これから先も健康で楽しく過ごせるようにと願いを込めたものが多く、人気があります。そして、喜寿まで生きてこられたことへの感謝を込めるのも大切です。
さて、プレゼントを贈るには、どうしてもお金が必要になりますが、いくらくらいが妥当なのかが悩みどころです。一般的な相場として、両親ならば約30,000円、祖父母ならば約20,000円となります。値段にこだわる必要はありませんが、参考にすると良いでしょう。
プレゼントをする際は、物と一緒に自筆のメッセージを添えると、より心が込められた贈り物になります。今まで、照れ臭くて言えなかったことや内に秘めた思いを伝えることで、一生忘れられない喜寿になることでしょう。
まとめ
喜寿に贈るプレゼントは
・喜寿の象徴である紫色の花
・世界で一つだけの名前入りの詩
・万が一に備えて名前入りのキーホルダー
・落とさないようポケットサイズの財布
・お茶の時間をより美味しくさせる湯呑み
・美味しくご飯を食べてもらえるようにするお箸
・快適な睡眠を取れるようにする寝具