結婚の挨拶☆手土産の選び方から渡し方まで5つの作法


手土産の渡し方ひとつで人柄がわかると言われたらドキッとしますよね。それが結婚の挨拶ならなおさらです。結婚の挨拶は緊張のし通しかもしれませんが、この日のために選んだ手土産は感じよく渡したいものです。始め良ければ終わり良しとも言われるくらいに第一印象の決め手になるのが手土産の渡し方です。

結婚の挨拶というのは、お付き合いの期間が長くすでに家族ぐるみの親しさがあったとしてもきちんとけじめをつける場です。相手のご家族に仲間入りするわけですので、好印象の立ち居振る舞いを意識しましょう。しかしながら実際に何を選びどう渡したらよいのか悩んでしまいます。そこで今回は、結婚挨拶で渡す手土産の選び方やマナーについてお伝えします。

結婚の挨拶の手土産は何を選ぶか

手土産の渡し方で結婚の挨拶の場合、最初に悩むのが何を選べばよいのかですよね。選んだ品で印象が左右されることもありますので、相手に喜んで頂けるものをチョイスしたいものです。人気はお菓子の詰め合わせやお酒・果物です。相手のご家族の嗜好を事前に知っておくとよいでしょう。洋菓子でパウンドケーキやクッキー、チョコレートは日持ちがし皆で食べていただけます。

菓子類はナイフで切ったりするホールケーキなど手間をかけるものではなく、袋に小分けにされたものが便利です。果物は季節感もあり手土産に喜ばれるでしょう。お酒類は選ぶ際にかなり迷いますが、相手の好きなお酒なら大いに嬉しく思っていただけます。手土産の渡し方で何を選ぶかもセンスの見せどころです。

 

結婚の挨拶で持参する手土産の予算

どのくらいの値段のものを手土産に用意するかは気になるところ。結婚の挨拶ですのでケチっては相手の親御さんに失礼ですし、かといって高額なものは違和感を感じさせ背伸びをしていると思われかねません。結婚の挨拶というのはこれから夫婦として互いに信頼し責任を担うことの報告でもあります。手土産の渡し方一つにも気を配りたいところです。

結婚の挨拶というフォーマルな場を意識し、普段のお土産とは違う意味合いを予算にも組み入れることが大切です。手土産の渡し方としては、結婚の挨拶では3000円から5000円くらいを用意するとよいでしょう。交際中のカップルの普段の手土産は1000円~2000円くらいの品物で十分ですが、ここは交際へのけじめをつけての挨拶です。高過ぎず安過ぎず予算を立てて品をじっくり選んで臨みましょう。

 

手土産を渡すタイミングと渡し方

手土産を用意した結婚の挨拶時での渡し方はどのタイミングがよいのか迷いますよね。玄関での軽い挨拶と同時に渡すのは先方もいきなり過ぎてびっくり慌ててしまいます。手土産の渡し方のマナーとしてベストタイミングは部屋に案内され、全員が揃って席に着き改めて挨拶をするときです。結婚の挨拶はとかく緊張が高まります。案内された席に座ったら、呼吸を整え丁寧に袋から品物を取り出しましょう

手土産の渡し方はご両親の中央に、離れて座っている際は父親に差し出します。手土産を渡す際は品物の正面が相手に向くように置きます袋は渡した後にスマートにたたみ持ち帰るのが基本です。手土産の渡し方ひとつに好印象を持ってもらえれば続く結婚の挨拶もスムーズに進むことでしょう。

 

手土産を渡す際には何と言う?

手土産の渡し方で気になるのが渡すときに添える言葉。よく「つまらないものですが」と言ってしまいがちですが、これはへりくだり過ぎて、そんなつまらないものを持参してきたのかと思われたらとても残念です。結婚の挨拶時につまらないものを持参したわけではないので、ここは素直に表現した方がよいでしょう。

例えば「地元老舗の評判のお菓子です」「お口に合えばよいのですが」「ささやかですが」「心ばかりですが」などがさり気なくてよいでしょう。相手を思いながら選んだ品物が話題のきっかけにもなり和やかな雰囲気になります。手土産の渡し方はこのように言葉の添え方も大切です。相手に誤解されないよう謙虚さを忘れず素直に表現し結婚の挨拶へと繋げましょう。

 

手土産としてNGなもの

手土産の渡し方は不慣れでもありますので、品物の向きなど事前に練習しておくのがよいでしょう。結婚の挨拶ならば今後のお付き合いにも関わりますし、礼儀は重んじておきたいもの。喜んで頂きたいと吟味した品物に相手は大切にされていると感じ嬉しいものです。手土産の渡し方で注意したいのが不向きな品物相手のご自宅近所で買ったものは慌てて間に合わせたという感があります。

結婚の挨拶という重大なシーンですので、急遽買ってきたと思われるのは残念です。おまけに値段もリアルにわかってしまいます。他にアイスクリームのような冷凍が必要な物は冷凍庫の空きスペースがない場合もありますし手間もかかるものです。相手の負担にならないよう注意しましょう

 

以上、結婚の挨拶時の手土産の選び方から渡し方までの作法についてお伝えしました。結婚の挨拶は相手の親御さんを前にかなりの緊張感があると予想されます。手土産の渡し方にも気を配ると印象もアップしとても感じの良い人に見てもらえます。それは二人の今後の結婚に対する応援にもつながりますので、仰々しくならず和やかな挨拶の場になるようマナーも持ち合わせたいものです。

時間を作ってくださった親御さんへの感謝の気持ちも大事です。なお、手土産の渡し方で結婚の挨拶の場合はまだ慶事ではありませんので、熨斗は付けずに用意しましょう。明るい包装紙で包んだもので十分です。センスの良い手土産を持参し、爽やかな立居振舞で進めるとよいですね。

まとめ

結婚の挨拶で喜ばれる手土産の種類と渡し方とは

・菓子折りは袋分けされたもので日持ちのするものがよい。
・予算は3000円から5000円くらい。
・手土産を渡すタイミングは案内された席に座り簡単な挨拶を終えてから。
・渡すときは「地元の名産のお菓子です」などと素直に表現しよう。


連記事