結婚式のお車代☆遠方ゲストをもてなす3つのポイント

結婚式のお車代☆遠方ゲストをもてなす3つのポイント
結婚式に招待するゲストが決まると、遠方からきてくれる人のお車代が気になりますよね。お車代とは、「遠方からわざわざきてくれてありがとう」という感謝の気持ちを込めて渡すものです。名目はお車代と言いますが、交通費だけではなく宿泊が必要な遠方者にはその宿泊代も含まれます

結婚式でお車代は、今後結婚してからも続いていくお付き合いの事も考えると必要な出費になります。しかし、お車代を出せばよいというわけではありません。相場もありますし、それにゲストの人の費用が合っていないと、のちのトラブルに繋がるという可能性も。

では、どのように遠方ゲストの方をおもてなしするとよいのでしょうか。

そこで今回は、結婚式でのお車代でのおもてなしポイントについてお伝えします。

 

結婚式のお車代☆
遠方ゲストをもてなす3つのポイント

 

お車代はどのくらい渡すのかを知ろう

結婚式のお車代の相場というのがあれば知りたいですよね。でも、実際はきちんとした定義はなく、新郎新婦の裁量次第というところです。

ですが、結婚式にきてくれるゲストにお車代を渡すのに、どのくらいの距離からにするのかというのは、一般的に「新幹線・飛行機代」がかかる範囲からという認識もあります。

また、遠方者で結婚式に出席するのにも宿がない人には、その宿代もお車代に含まれることになります。

本来、このようなお車代は全額負担するのがよいのですが、半額または一部負担ということで渡す方が多いです。全額負担することは、よほど新郎新婦に金銭的余裕がある場合や、その人にどうしても来て欲しいからという思いの場合に限られます。

「交通費の半額しか負担できませんが、よろしければご検討ください」など伝えておくと遠方の方で迷われている方にはありがたいですよね。

 

お車代を渡すタイミングについて確認しておこう

遠方から結婚式にきてくれるゲストにお車代をどのタイミングで渡すとよいのか、迷いますよね。当日の新郎新婦はとてもお車代を渡す時間の余裕はありません。現金でお車代を渡す場合は、当日に両親または兄弟から渡してもらうようにしましょう

その場合は、誰にどの袋を渡すのか、人によってお車代の金額も違ってくることがありますので、気を付けてもらいましょう

結婚式のお車代を現金ではなく、現物でお渡しする場合もあります。飛行機や新幹線のチケットを新郎新婦側で購入し、結婚式に参加するゲストへ送る場合は、事前に日程の調整をしておくとよいですね。紛失の危険がないように書留で送りましょう

 

お車代はきちんと祝儀袋に入れよう

結婚式のお車代は祝儀袋に入れて渡します。金額にもよりますが、少額であればポチ袋や封筒でも構いませんが、1万円を超えるようでしたら結びきりの祝儀袋がマナーです。

結婚式当日に渡す場合は、新婦の名前は旧姓で、結婚式後に渡す場合は新姓で書きます。もちろん、お祝いごとですので、お札は新札を使うようにします。

 

近場のゲストにも心遣いを

結婚式に来てくれるゲストは遠方者だけではなく、近場の人も多くいるものです。近場の人には何もしなくてよいものだろうか、と気になりますよね。結婚式を挙げる会場が、交通の便がとてもよく、公共機関でこれるようでしたらそこまで気にしなくてよいでしょう。しかし、駅から離れていたりと不便を感じるところであれば、バスの運行も視野に入れるとよいですね。

親族向けによくバスが出ますが、友人や会社の人が乗るバスもあると助かります。また、方面がバラバラでバスでまとめるのも大変という場合に活躍するのが、タクシーチケットです。行きはどうにか来てもらうとして、その帰りのタクシー代を席札に添えて置いておきましょう。タクシーチケットは友人や会社の人だと3,000円、親戚は5,000円が目安です。

そのまま帰る人も、二次会に参加する人も、とても助かる心配りになります。

 

いかがでしたか。結婚式にはいろいろなところから出席してくれるゲストがいることでしょう。遠方から来てくれる人にはお車代として感謝の気持ちを表しておくと、これからの関係も良好な物になりますし、気が利く夫婦だという好印象も与えられます。

ただ、先にも触れましたが、一言どの程度までお車代を負担できるのかを伝えておくことも、双方のお車代への考え方の違いを解消できますので、大切なポイントになります。

また、遠方からきてくれるゲスト以外にも近場のゲストにも気を配れるとなお素敵ですね。まったく何もないというのも、お互い様という点もあるかもしれませんが、何か一つでも気配りが見えるとゲストの人の気持ちも変わり、またこれから結婚式を挙げる人にも良い例になることでしょう。

せっかくの結婚式です。遠くから足を運んでくれたゲストや、近場のゲスト、全ての人に楽しんで良い思い出にしていって欲しいですよね。「良い結婚式だった」と思ってもらえるように、お車代への配慮もしっかり手配し、良い形で当日を締めくくりましょう。

まとめ

結婚式のお車代でゲストをもてなすには

・新幹線や飛行機代の半額~全額の負担を想定しておこう
・お車代で負担できる範囲を、前もってゲストへ伝えておこう
・結婚式当日にお車代を渡す場合は、両親や兄弟に頼んでおこう
・お車代は祝儀袋にきちんと入れよう
・遠方者以外にも車代の配慮をしよう


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