結婚式では、つい服装や髪形ばかりに気を取られ、うっかり持ち物の確認を忘れてしまったということがありますよね。すぐに取りに戻れたり、結婚式場付近で現地調達できる持ち物であればよいですが、どうしようもない場合だと大変です。用意していた演出に間に合わなかったり、式場に迷惑をかけてしまったりと散々な結果を招くこともあります。
そこで今回は、結婚式の持ち物チェック☆忘れて大恥をかいた5つのモノについてお伝えします。先人たちは、結婚式の持ち物の何を忘れ、どのような結末を招いてしまったのか。過去の過ちを知ることで、自分の時には決して忘れないぞと反面教師にできることがあるかもしれませんね。是非この機会に、人の失敗から学ばせてもらいましょう。
結婚式の持ち物チェック☆
忘れて大恥をかいた5つのモノ
結婚指輪を忘れた
新郎新婦は当日の準備に加えて親族、友人の宿泊手配など様々なことを段取りしていますから、やっと結婚式当日を迎えられたという安心感からつい重要な持ち物を忘れてしまうことがあります。その中でも、大恥をかいてしまうものと言ったら結婚指輪です。
2人で前泊していたという場合、式場への移動時に「どちらかが持って出てくれているだろう」という過信から、ふたを開けてみるとどちらも持っていなかったということがあります。結婚指輪は現地調達できませんので、取りに戻るしかありません。新郎新婦は準備に時間がかかりますので、親族の誰かにお願いして取りに戻ってもらう等慌ただしくなることは必至。絶対に忘れてはいけませんね。
コンタクトレンズを忘れた
普段からコンタクトレンズを付けている人は忘れることはありませんが、いつもはメガネを付けている人が結婚式当日のみコンタクトとする場合は必ず持ち物リストに加えておかなくては忘れてしまいます。普段からなじみのない物は、ついうっかり、が発生しやすくなるものです。
特に、新婦の場合、ドレス姿にメガネという組み合わせも増えてきているものの、やはり普段使いのメガネではなくドレス姿に合うメガネを用いる事が多いので、「忘れたから普段のメガネで」という選択肢は後悔しかありません。更に無理をして裸眼でバージンロードを歩き、ドレスの裾を踏んで転倒などということがあっては大変です。
結婚式の持ち物の中に、普段は決して身に着けることのないものが含まれている場合は、必ずチェックリストを作って確認する必要があります。
花嫁からの手紙を忘れた
結婚式披露宴のなかで一番の見せ場、感動するところといったら新婦から両親に宛てた「花嫁からの手紙」ではないでしょうか。今まで育ててくれた両親への感謝と、新しい家庭を築いていくという決意がこもった手紙は、ご両親だけでなく多くの列席者の感動を誘います。そんな花嫁からの手紙を忘れてしまったら一大事です。
内容を思い出しながら真っ白な便箋に向かって読むフリをし、事情を説明した両親に渡すという方法もありますが、これでは事情を知るご両親はもちろん、花嫁自身も感動どころではありません。
式場から渡される結婚式の持ち物リストに花嫁からの手紙が書かれていない場合は、是非とも追記して、当日忘れないようにしたいものです。
招待状を忘れた(列席者の場合)
結婚式当日の持ち物に気を配らなくてはいけないのは新郎新婦だけではありません。列席者も、ご祝儀袋等、決して忘れてはいけないものがありますよね。その中でも、意外に盲点なのが招待状です。
当日の会場や会場までの交通手段、集合時間等すべての情報が詰まっている招待状ですから、うっかり忘れてしまったら大変です。自分の思っていた時間より開始時間が早かったり、会場までの送迎バスの時刻や集合場所を間違えてしまったりといったアクシデントが発生するかもしれません。それどころか間違った会場へ出向いてしまったり、日にちを勘違いしていたりすれば大変です。後々笑い話にできるかもしれませんが、少なくとも結婚式当日は各方面へ迷惑をかけてしまう可能性が大ですので、持ち物確認は充分行いたいところです。
花婿(花嫁)を忘れた
これは人なので、厳密にいうと持ち物には当たらないかもしれませんが、場所移動をする際に、「先に向かっているだろう」、「もう出たのだろう」と思い込み別行動してしまった結果、現地に着いたときに「花婿(花嫁)がいない!」となるカップルは意外と居るのです。忘れられた相方にしてみれば、これほどひどい仕打ちはありません。大恥どころか、大きな亀裂が生まれて大参事に繋がる危険性もはらんでいます。
結婚式当日の流れは、お互いにきちんと把握しておき、別々の段取りで動く場合はどこまでが別行動なのかをはっきりさせておくと安心できます。是非結婚式の持ち物リストに「花婿(花嫁)」を追記し、チェックすることを忘れずにおきたいです。
いかがでしたか。結婚式の持ち物というと、大体は式場がリストアップしてくれているものです。しかし、指輪のように替えの効かない物については、念には念をいれて確認しておきたいですね。そして、招待される側であればすべての情報がつまっている招待状はご祝儀と同じくらい大切に準備物に加えておきたいところです。
当日は、分刻みのスケジュールで動く必要がある新郎新婦なので、会場スタッフが事前に預かってくれるものがあれば積極的にお願いして預かってもらうようにすると安心です。きっと、後々良い思い出となって笑い話にできるかもしれませんが、できれば何事もなく無事に式を終えたいですよね。自分以外の第三者にも確認をお願いし、万全の態勢で式の当日を迎えましょう。
まとめ
結婚式の持ち物で絶対忘れてはいけないものとは
・ないと大騒ぎ!結婚指輪
・普段メガネの人は気を付けて!コンタクトレンズ
・感動の場面が台無し!?花嫁からの手紙
・列席者は招待状を忘れずに!
・後々に響くかも!?花婿(もしくは花嫁)