結婚式の挨拶はココがポイント!成功へ導く7つのコツ


結婚式の挨拶を頼まれたら、戸惑ってしまう人の方が多いですよね。はじめてならなおさらです。しかし、仲の良い友人や会社の部下だったりしたら・・・出席だけして挨拶は断るなんてことは立場上できません。挨拶があるせいで、大切な人達のおめでたい結婚式なのに気が重くなってしまうなんてとても残念なこと。この気が重くなる原因は「恥ずかしい」「失敗したらどうしよう」「挨拶の内容が思いつかない」と色々ありますが、経験がないことでの自信のなさはとても大きな要因となります。

でも大丈夫。事前にしっかりと準備をしておけば必要以上に怖がることはありません。せっかくの結婚式なので感動してもらえる挨拶ができたら素晴らしいですね!そこで今回は、どうしたら結婚式の挨拶を成功させられるか、そのコツをお伝えします。

 

結婚式の挨拶はココがポイント!
成功へ導く7つのコツ

 

事前準備が大切

結婚式の挨拶を成功させるには、本番までにどれだけ準備をしたかにかかっています。準備をしないで臨むと、自信のなさから変に緊張しすぎてしまい、とんでもない失敗をしてしまうかもしれません。ですが、少しくらい緊張してしまうのは慣れていないので仕方のないことです。しっかりと準備をして挑めば、結婚式の本番にも良い緊張感で挨拶ができるようになります。普段とは違う結婚式でのマナーをきちんと把握し、挨拶を成功させましょう。

 

原稿を考える前にNGワードをしっかりチェック

結婚式のようなお祝いの席には忌み言葉があります。「別れる」「終わる」「切れる」など縁起の悪い忌み言葉は有名ですが、他にも「たびたび」「なおも」などの重ね言葉も使用しないことが大原則です。忌み言葉や重ね言葉はたくさんありますので、しっかりと把握してから原稿を作るのはとても重要なことなのです。

 

挨拶の内容は、長すぎず簡潔に!

結婚式の挨拶は長すぎると聞いているゲストが飽きてしまいますので、3分くらいで終わるようにまとめましょう所要時間の目安は、媒酌人が10分ほど、主賓挨拶は5分ほど、上司や先輩、友人は3分ほどになります。

そして内容ですが、結婚式の挨拶には欠かせない要素があります。まず、新郎新婦へのお祝いの言葉ではじめ、次に自己紹介をします。そして個人的なエピソードを1つ話し、最後は新生活への激励で締めて下さいポイントは個人的なエピソードのところです。ここで感動してもらえるかどうかが決まりますので、自分しか話せない特別なものを考えましょう。

 

新郎新婦へ挨拶の内容を確認してもらう

新郎新婦も結婚式のサプライズで発表したいことなどあるかもしれませんし、触れてほしくない内容を言ってしまったら結婚式が台無しになってしまいますよね。挨拶の内容をおおまかに新郎新婦に伝え、言っても良いことかどうかを確認しておくのも大事な気配りです。ですが、原稿をそのまま見せると当日の楽しみがなくなってしまうので、おおまかに伝えるだけにしましょう。

 

たくさん練習をし、他人にも聞いてもらう

結婚式の挨拶の原稿ができ上がったら他の人に聞いてもらい、内容に不備がないか、また話し方などアドバイスをしてもらいましょう。もしかしたら間違った言葉使いや、わかりづらい言い回しなどをしているかもしれません。自分の話し方の癖も指摘してもらえれば、とてもありがたいですよね。

そして一番重要なのは練習です。当日緊張しすぎないように、たくさんの練習をしておくことは必須です。何度も読んで読み慣れることと、早口にならないように聞きやすいスピードで読めるように練習をするのがポイントとなります。本番との環境のギャップを埋めるために、本番をイメージしながら何度も練習しましょう。

 

挨拶に集中できるように、本番前の流れを事前に確認

不安要素は少しでも減らしておくことが大切ですので、本番で慌てないように一通り流れを確認しておくのがベストです。まず、司会者に呼ばれたら立ち上がり、その場で一礼をしてマイクに向かいます。マイクの前に立ったら新郎新婦を見ながら「おめでとうございます」と述べて一礼。その後、立って待っている新郎新婦に「お座りください」と伝えてから挨拶をはじめて下さい。

 

挨拶をする時の視線、声のトーン、声のスピードを意識

いよいよ本番です。メモやカンペの持ち込みはOKなので、お守り代わりに持っておくのも良いでしょう。ですが軽く見る程度にしないと、気持ちが入らずに棒読みになってしまうので注意が必要です。視線はゲスト全体を見渡すようにして話すことが理想ですが、そんな余裕がない場合は落ち着くまで一か所を見ていても良いでしょう。落ち着いたら徐々にゲストの1人1人と目を合わせていくようにすれば、堂々とした印象になります。

声のトーンはいつもより1トーン高めで、はっきりと話すことを心がけましょう。緊張すると心拍数が上がり、話すスピードも心拍数と一緒に早くなりがちです。いつもより少しゆっくりめに話すと丁度良いスピードになります。挨拶が終わったらゲスト、新郎新婦や両家の両親の順に深く一礼して席に戻りましょう。着席前で一礼して結婚式の挨拶は無事終了です。

 

いかがでしたか。結婚式の挨拶を成功させるポイントをお伝えしました。大事な人たちの結婚式に一生懸命準備をして挨拶を成功させれば、新郎新婦だけでなく自分にとっても素晴らしい思い出となるものです。

最近は事前に挨拶を依頼されていなくても、結婚式の余興の一つで突然指名されてテーブルスピーチをする場面も多くもありますから、その時にうっかり忌み言葉や重ね言葉などを使わないようにきちんと把握しておくのは必要です。突然指名されて慌てて何も言えないなんてことは避けたいですし、結婚式に呼んでくれた新郎新婦に恥をかかせてしまいます。

結婚式に呼ばれたら簡単な挨拶はできるようにしておくのも大事なマナーの一つですね。

まとめ

結婚式の挨拶を成功させるには

・事前の準備はしっかりと
・NGワードを把握する
・挨拶の内容は、長すぎず簡潔に!
・新郎新婦へ挨拶の内容を大まかに確認してもらおう
・他の人に聞いてもらい、たくさん練習
・本番の前に挨拶までの流れを確認
・挨拶中の視線、声のトーン、話すスピードを意識


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